2010年イベントその他締めくくり
<みっくみく座談会、順次アップ!>
大手町の超おしゃれなオフィスビルにあるのに、休日で空調がきかなかった蒸し暑いitmediaで行われた、SF作家野尻抱介さんとの対談(しかし、参加者多数にて、実質的には座談会になった)が、順次アップされます!
SFでプログレッシブな「初音ミク」を語り尽くす
www.itmedia.co.jp/news/articles/1011/01/news094.html
Part2
www.itmedia.co.jp/news/articles/1011/02/news056.html
Part3
www.itmedia.co.jp/news/articles/1011/03/news007.html
<難波弘之ナイト2010・イベント・レポート>
7月18日にTOKYO CULTURE CULTUREで行われた【難波弘之ナイト2010】のレポー トが、”カルカル”のサイトに掲載されました。
tcc.nifty.com/ で「ラ イブレポート」の欄をご覧下さい。
「カルカル史上、最も長いレポート」(by横山店長)だそうです(笑)。
キングレコード 紙ジャケ リマスター盤 2タイトル、7月21日同時リリース!
● 難波弘之『センス・オブ・ワンダー』KICS-91566 / 2,800円(税込)
※ボーナス・トラック4曲収録。織田哲郎との対談を収録。
● SENSE OF WONDER『グリーン・レクイエム』KICS-91567 / 2,800円(税込)
※初CD化。新井素子さんとの対談を収録。
2010年12月
<竹内まりや、武道館2Days終了!>
初日はBOX、二日目はセンチメンタル・シティ・ロマンスと、まりやさんだけでなく、僕にとっても古くからの盟友たちをオープニング・アクトに、約十年ぶりの竹内まりやのコンサートは、大きな盛り上がりの中で終了しました。
いつも小さなライブ・ハウスでばかり演奏している(笑)僕にとっては、レッド・ウォーリアーズなど、今まで数えるほどしかない武道館公演でしたから、さすがにいつもとちょっと様子が違う感じでした。
でも今年はライジング・サンや武道館など、大きな会場でやるのも気持ちが良いな、と思いました。
永遠のビートル・キッズのBOX、三十ウン年経っても変わらす気持ちの良い音楽空間のセンチ。
そして、久々にステージに立ったまりやさんは、実力派シンガー・ソング・ライターですが、やっぱりアイドル(笑)!
アンコールのポップな曲で、感極まって泣いて歌えなくなってしまう、というアクシデントもありましたが、代わって大きな声で歌ってくれたお客さんの応援が暖かかったです。
2010年11月
<山下達郎ツアー、終了!>
8月から続いた山下達郎ツアーが、8日(月)の八戸公演で全て終了しました。
最終日は地元はもちろん、全国(小豆島や熊本、北海道から来られた方も!)からの濃いお客さんで満杯。大変盛り上がりました。
今回は一昨年から昨年までのツアーに続き、”たまには有言実行”(ご本人の弁)で約束通り行われました。
久々の野外やワーナーイベントなど、若いお客さんの目に触れる機会も増え、有意義だったのではないか、と思います。
来年もライブハウスやツアーの企画があるとかで、メンバー一同楽しみにしております。
で、来週からは休む間もなく、竹内まりやさんのリハーサルに突入する達郎バンドでした!
<ExhiVisionライブ、終了!>
春のツアーを頑張ったので、秋は三本だけでしたが、お陰様で吉祥寺シルエレも三島アフタービートも、いわきバー・クイーンも盛り上がりました。
これでまた冬眠に入ってしまいますが、来年もまた出来たらツアーをやりたいね、とメンバーと話し合っておりますので、気長にお待ち下さい!
<まりやさんライブは、小室和幸が対バン!!>
皆さんもうお気付きかと思いますが、まりやさんのオープニング・アクトは日替わりで、金子マリ&バックスバニーの70年代からの旧友、名古屋のセンチメンタル・シティ・ロマンスと、元 Sense Of Wonder の小室和幸が参加しているBOX(杉真理と松尾清憲のユニット)が日替わりで出演します。
何だか今から楽しみです!
2010年10月
<山下達郎ツアー、いよいよ終盤に!>
間に様々なライブやレコーディングをこなしつつ、ツアーはいよいよ終盤に差し掛かって来ました。
演奏はますます絶好調です。
とても良いバンドになってきたと思います。
単なる”歌もの”バンドではなく、歌のバックとして押さえるツボは押さえつつ、まったく営業臭さがないのが特徴です。
個々のメンバーがソリストなので、さりげなくきっちり自己主張もしているところが面白いです。
”メージャー7thを使うロック・バンド”なんていう嬉しい感想を言ってくれた方がいました。なるほど!
特に、ライジング・サンで見てくれた若い人たちが、「山下達郎はロックだ! バンドも半端ない!」と認識してくれたようです。
これからもこのクオリティを保ちつつ、さらなる地平を目指して精進致しまする!!
2010年9月
<近況など>
皆様、お元気ですか?
僕は、ばっちり風邪をひいてしまいました(きっぱり)。
ちょうど達郎ツアーたけなわなのですが、広島公演のときにギターの佐橋君が風邪気味で、帰ってからすぐに坂本真綾さんのレコーディング(かの香織さんの作編曲)でビクターのスタジオに行ったのですが、迂闊にも上着を持って行くのを忘れ、冷房が効き過ぎていて寒く、録音中にエヘン虫が始まって、翌日しっかり喉が腫れてしまいました。
アトピー持ちなせいか、咳が長引く傾向にあるので、あわてて耳鼻科へ行き、抗生物質やら喉の薬やらをもらって何とか早く治るよう、頑張っております。
ご存知のように、大阪フェスがなくなったために、今回の達郎ツアーは、大阪公演がありません。そのためか、神戸や琵琶湖ホールには”大阪フェス難民(笑)がだいぶいらっしゃってました。
お初の琵琶湖ホール、ロビーから琵琶湖が見渡せる絶景の湖畔にあり、なかなか良いホールでした。
A.P.J.のライブをやらせて頂いた近江八幡酒游館の西村さん、アインソフの富家大器さん、そして、「達郎の音楽が大好きだ」とおっしゃるキャラヴァンのキーボード・プレイヤー/デイヴ・シンクレアさん(京都在住)が見に来られました。
終了、楽屋で歓談。
A.P.J.の時、サインして頂こうと思って用意していたキャラヴァンのLP(日本盤)のジャケを忘れて来るという大失敗をやらかしていたので、今回はしっかりインナーのメンバー写真の所にサインして頂きました。
前回、お互いのCDを交換したのですが、デイヴさんは僕の音楽を気に入って下さったようで、感想メールを頂いておりました。
実は、デイヴさん、ニュー・アルバム「STREAM」を制作中で、日本でのリリース先を探していたので、マーキーの川上さんをご紹介しました。うまく話がまとまると良いのですが。
で、ラフ・ミックスの「STREAM」を頂いて早速聴いたのですが、いやあ、素晴らしいバラッド集です。曲、アレンジ、歌、演奏、音、全て僕好み(笑)。
参加メンバーを聴いたら気絶するファンも多いと思いますが、一部発表してしまうと….
Annie Haslem、Robert Wyatt、Andy Latimer、Jimmy Hastings、榎本吉高、Morgan Fisher、Barbara Gaskin、Dave Stewart etc etc….
どうです?
凄い面子でしょ?
さて、冒頭トピックスでもお知らせした通り、12月に、Sense Of Wonderの、今年の締めくくりライブが決まりました。
皆さん、是非お越し下さいね!
2010年9月
<玲里バンドライブ、終了!>
初のツーマンだったので、時間もたっぷり取れ、全14曲を演奏しました。
ようやくアーティストっぽくなって来ましたね。
今回はグランド・ピアノを使わなかったので、ステージ上は広々としていたとはいえ、
玲里と吉良君のギターやブズーキが林立し、さながら楽器フェア状態でした(笑)!
2010年8月
<秋田→山形→横浜、珍道中>
久々に近況日記を書きました。
8月28日(土)
山下達郎の秋田公演は、前乗りが原則だったのですが、前日が別仕事だった僕、三谷、土岐、佐橋、久美は当日入りにしてもらいました。
ところが、大曲で毎年開催される全国花火競技会が今年100回目とかで、交通機関は大混雑。何しろ、例年人口10万人足らずの大曲に30~40万人が訪れるそうですが、今年は何と80万人(!)だそうで。地元では、重みで地盤沈下するだろうという冗談が囁かれていました。
スタッフが切符を取れずに大苦戦。お陰で朝8時28分発の”こまち”というありがたい設定(笑)になり、久々の早起き。
昼過ぎには着きましたが、会場への入り時間にはまだ早いので、ホテルを取ってもらって一休み。といっても、31日の別のライブの予習をしましたが(笑)。
いやあ、あんなに混んだ新幹線は久し振りでした。
とにかく、全席指定のはずが立ち席特急券なるものを発行して対応しているようで、通路もデッキも乗客が溢れ、車内販売も通路を通れずに中止。
盛岡からさらに乗って来るとかで、車掌が「お手洗いをご利用の方は今のうちにお済ませ下さい」と注意を呼びかける始末。
あわててトイレの行列に並んで席に戻ったら、涼しい顔した老夫婦が座っているのでびっくり。お気の毒とは思いましたが指定席だし(笑)、これから恐怖の3時間ライブが待ち構えていて体力を温存しておかなければならないし、どいて頂きました。
当夜は終演後に山形にバス移動でした。
花火が終わるのがちょうど同じ21時。
狭いホームから大勢の乗客を乗せるために、新幹線は遅れ覚悟のダダ漏れ停車。
車も駐車場から脱出するのに2時間以上かかるそうです。
そこで我々は、渋滞を避け、日本海沿いに山形へ向かう裏道を行きました。
8月29日(日)
さすがにずっと乗り物に乗ってるか、演奏してるか、食べてるか(笑)の一日で、ぐったりしてしまいました。
でも秋田のライブは「今回で一番の出来」(達郎のアンコール時のMCより)だったようです。
移動も意外にスムーズに行き、午前1時半過ぎには山形に到着。
お茶や朝食を買いにコンビニに行ったら、94年くらいから手伝ってくれている(今はキーボード・プレイヤーとして活躍中)森藤君にばったり会ってびっくり! 彼もツアー中だったそうで、地方の、しかも深夜のコンビニで会うなんてまさに奇遇。
山形のライブも良い感じでした。
これでもうツアーは四分の一を終了だそうで、何だか今回は駆け足な感じ。
8月30日(月)
この日は伊藤広規と二人、早めの新幹線で東京へ戻り、そのまま横浜のクルージングクラブで、31日のライブ(森園勝敏・向山テツ・伊藤広規のバンド、Three Of Usに、Rollyを迎えて四人囃子やあんぜんバンドの曲をやる)のリハ。
伊藤広規と、山形新幹線で待ち合わせ。
「もらったお酒飲んで荷物減らさないと重いから」とか訳のわからんことを言いつつ、朝から飲んでるし(笑)。
京浜東北線で石川町へ。
中村哲から「腹が減ったので、駅前の王将でメシ喰ってる」との連絡あり。
中華街の立派な門をよそに(笑)、王将で軽食。
横浜の名門ヨットクラブのレストラン、横浜クルージングクラブは、何と冷房が故障して、明日にならないと修理出来ないとの不吉な予告。
いくら湾岸とはいえ、猛烈な暑さの中、仕方なく窓を開け放して大爆音(回りは倉庫だらけの港湾地帯なので大丈夫)で数時間に渡るリハを敢行。
広規は「毎晩飲み歩いていたので、二曲しか予習していない」と平然と言い放つ。
その場で原曲を聴いてからおさらい。
森園とRolly、音でかいし、向山テツ、音でかいし、でも中村哲のSaxはちゃんと聴こえるし(笑)。
全員、首にタオルを巻き付け、熱中症にならないように水分を補給しつつ、汗びっしょりになりながらも何とかリハ終了。
終了後、本牧の美味しい中華料理屋へ行き、私は楽器車で家に帰りましたが、他のメンバーは横浜に泊まる(!)とかで、さらにショット・バーへ!
元気な初老のロック・バンドです。
8月31日(火)
ハマの名門ヨットクラブのレストラン横浜クルージングクラブでのライブ、冷房も何とか直って、無事終了しました。百人を超えるお客様に来て頂き、今度は床が抜けるかも、という心配も囁かれましたが、大丈夫でした。
海を眺めながらのプログレもなかなかのものでした。
「明日から芝居の稽古なんで、今日だけは目一杯Rockを楽しみます」と言って演奏したRollyが、とても楽しそうでした。
終了後はそのまま美味しいお料理を頂き、打ち上げ。
さすがにちょっと疲れが溜まりました。
9月1日は休み(とはいえ、自宅にて初音ミク企画の準備作業)なので、 翌日からの名古屋に備えて、体力を温存致しまする。
2010年8月
<ライジングサン写真集>
◯メンバー集合写真。左から、佐々木久美、三谷泰弘、僕、柴田俊文、伊藤広規、小笠原拓海、椅子は佐橋佳幸。あれ? 土岐英史、国分友里恵がいないなあ(笑)。
<山下達郎、29年ぶりの野外ライブ終了!>
石狩のライジングサンに出演しました。
暑かったですけど湿気が少なくて(笑)気持ちの良い野外ライブでした!!
三万人って、意外と少ないんですね(笑)。
おっさんだけでなく、若い子に受けたのが予想外でした。
達郎バンドの演奏中は、珍しいことにスタッフも参加バンドもみんな総出で見てくれました。
なかなかR&Rな演奏が出来たと思います。
楽屋裏では、久々に鈴木慶一、屋敷豪太、佐久間正英、グレッグ・リーなどに再会しました。
2010年7月
かつて僕が音楽を担当した呪われた運命のドラマ(笑)「スチュワーデスの恋人」が、CSのTBSチャンネルで放映されるそうです。8月3日から毎朝6:00~7:00です。主題歌の井上陽水さんの曲をプログレっぽく大袈裟なインストにしてしまった(笑)SOWバージョンなどが流れます。
2010年7月
<東京カルチャーカルチャーのトーク・イベント第二弾、終了!>
梅雨も開けた猛暑の、しかも連休の中日でしたが、お陰様で昨年に続き盛況の裡に終了致しました。
僕の近況報告、音楽歴を物語る70年代から00年代までの映像、そしてゲストの織田哲郎の爆裂トーク、そして最後のミニライブも大好評でした。
来年また第三弾をやろうという話も出ておりますので、お楽しみに!
2010年7月
<A.P.J.ライブ、終了!>
珍道中ツアー最終日は、お馴染みの荻窪ルースターでした。
演奏はいつになく白熱しました。
佐藤マスターのマジックも、だんだん浅草演芸ホールっぽくなって来ました(笑)。
メンバーのスケジュールがなかなか合わなくて苦労していますが、でも何とか年内にもう一回ライブをやりたいところではあります。
<A.P.J.ツアー終了!>
まずは初日の名古屋、良いお客様に恵まれて、楽しく演奏(喋りも!)出来ました。
昨年始めて出演させて頂いたStar Eyesですが、アンティックに囲まれたとても雰囲気のある良いお店で、食事も美味いんです。
二日目はお馴染み京都RAG。あいにくの雨でしたが、暖かいお客さんに恵まれて、演奏もヒート・アップ!
三日目は、今回のツアーのハイライト、近江八幡の酒游館でした。
その空間の響きを大切に、アンビエントな曲中心に演奏しました。
そして何と、京都在住のデイブ・シンクレアさんが見に来て下さり、お互いのCDをプレゼントしあいました。
いやあ、近江八幡、良い町ですねえ。
今度、観光だけでゆっくり行きたいです。
出来れば松本慎二を連れて、豊臣秀次について解説されながら(笑)。
やっぱり秋がよろしいようですね。
湖東のお寺さん、特に百済寺が美しかったです。
木漏れ日に浮かび上がる本堂が、まるで夢中楼閣のようでした!
山頂から眺める琵琶湖や近江八幡の町も絶景でした。
打ち上げにはデイブさんも参加して下さり、おいしい樽生酒を頂きました。
そして、最終日。大阪Mr,Kellys。
ゲストに中島紅音さんを迎え、弾き慣れないスタンダードを(笑)二曲演奏しました。
<吉松隆さんと対談>
シンコー・ミュージックから出版された「THE DIG prezents プログレッシブ・ロック」(表紙はピーター・ガブリエル)というムックに、「タルカス」を素晴らしいオケに編曲なさった吉松隆さんとの対談が収録されました。
同い年で、しかも手塚治虫とSF好き、これで話が合わないはずがありませんよね(笑)。
現代音楽からロックまで、大変楽しい対談でした。
2010年6月
<ZABADAK、ライブ終了!>
梅雨時なのに良く晴れた夏の日に、とてもゆったりまったり、良い感じのライブが出来ました!
すご~く古い曲から、新曲まで、バラエティに富んだ選曲でした。
あ、でも、今回はインストがなかったですね。
このメンバー、最高です!
出来たらまた太田さんも入れてやりたいなあ。
2010年SOWツアーにて
最終日、名古屋の楽屋にて
アンコールで「かまいたちの夜」大久保ノブオとSOW共演!!
今回のツアー中国四国ツアーを仕切ってくれた出雲そば日本一大名陣の新宮正紀さんの店の前で
最終日6月9日、名古屋ellFITSALLの楽屋にて
左から奥原君、大久保さん、松ちゃん、me、透
<SOWツアー、終了しました!>
最終日の名古屋は、前の晩の広島の打ち上げ(知る人ぞ知る、というお好み焼き屋でしたが、これが目から鱗の美味さでした。達郎メンバーやスタッフに教えなければ、笑)でポカスカジャンの大久保さんと盛り上がり、せっかくだからアンコールで「かまいたちの夜」を一緒にやろう、ということになりました。
名古屋で前回やった曲をまた覚えていなかったので、セットリストを記録していた方に教えてもらい、今回は違う曲を入れました。
曲が増えて来ると、どれをやるか、いつも迷います。
特にSOWは一曲が長い、という傾向にあるので、余計悩みます。
そしてアンコール、「夢中楼閣」が終わった後、大久保さんとギターの奥原君(弱冠25歳、広島在住)を呼び込んで、まさかのSOW版かまいたちを演奏しました。途中、大久保さんに松本慎二がMCでからみ、客席のお子さんからも突っ込みが入るなど、まるでellの近くにある大須演芸場のような雰囲気になりました。
もちろん、その後しっかり「ナットロッカー」はやらせて頂きました。
とても楽しかったので、今度はポカスカかワハハのライブにピアニカかアンデス持参で乱入して、ボーイズ物でもやろうかな?
という訳で、9日間のツアーは、無事終了しました。
最終日の打ち上げは、もちろんそうる透の名古屋のお母さんのお店、ピカイチ!
激辛ラーメンとノーマルのラーメンを透がブレンドしてくれました。
毎回知らない初めての料理が出て来るので驚きです。
それにしても、みんな歳を取ったせいか、夜が早くなりました(笑)。
健康第一で、これからも頑張ります!!
<SOW広島、終了!>
野獣王国や山下達郎、人見元基で来ていたので、そんなに久々な感じはなかったのですが、実はアクアプラネット以来、実に21年ぶりの広島でのライブ。
幸い、とても暖かいお客様に恵まれて、楽しくやらせて頂きました。
昨夜のJiveは、広島の飲屋街のど真ん中、風俗無料紹介所を入った所にあるという絶妙のロケーション(笑)。しかも、お店はとってもええ感じ!
しかし、店の扉を開けっ放しでのリハは、いくらまわりのビルに人が住んでいないとはいえあまりにも大胆で、ちょっと心配になりました。
でも、どうです? この感じ。
昨日の広島は夕立があるほどの暑さだったので、この店の表で飲んだら最高だったでしょうね。
店内が狭かったため、セッティングは大変だったみたいですが、でも、広島のお客さんはお得でしたよ。
なんせ、昨日までは横向きだったドラム・セットが、一番奥とはいえ、正面から丸見え!!
もう明日が楽日です。
あまりにも早過ぎっ!!
<SOW、初出雲ライブ終了!>
昨夜から、ポカスカジャン大久保さんとのジョイントが始まりました。
さすがにお笑いの方はすごい! オープニング・アクトで会場を大いに暖め、盛り上げて下さいました。
大久保さんは元ドラマーで、そうる透のクリニックに参加したこともあるとか。
彼の歌には笑いの中に何とも言えないペーソスがあり、何度聴いても味わい深いものがあります。
僕も一曲参加しました。
休憩をはさんでいよいよSOWライブでしたが、さすがに本編中での休憩はやめて、ぶっ通しにしましたが、意外とスムーズに行きました。
しかし、本と難波イベント、それに新しいオルガン・トリオについて、MCで触れるのを忘れました(笑)。
<SOW日記、その7>
7日は盛り沢山でしたよ。
まず、須佐神社へお参りに行きました。最近はスピリチュアル系の”あのお方(笑)”の影響ですっかりメジャーになってしまいましたね。杉の巨木の御神木がすごかったです。
そして、廃止になった旧国鉄大社駅に。美しい駅舎が綺麗に保存されていました。
D51も展示されていました。
その後、別な”あのお方(笑)”の奥方の実家である竹野屋旅館前を通り、出雲大社へ参拝。
島根県立古代出雲博物館に行き、もちろん一畑電車百年ものがたりの特別展を見ました。
そしていよいよ、今日のメインイベント、雲州平田駅の一畑電車車庫見学へ!
そしてこれが、映画「REILWAYS」で中井貴一さんが運転していた軌道自転車です。
最古の釣り掛け式モーターのデハニ53、残念ながら昨年現役を引退しましたが、保存されています。それに、映画の中では元気に走っていますよ。
デハニの製造銘板には、日本車輌製造の戦前の右から左への表示が!
このデハニ53は車齢80年の古強者です。
扉は手動、車内には扇風機すら付いておりません。
この鎧式の日除けも懐かしいです。昔は山手線にもこのような車両が走っておりました(さすがに扇風機は付いてましたが、笑)。
「表に雨ざらしにしておいて大丈夫なのですか?」と訊いたら、「屋根を養生してありますから」とのことでした。
案内して下さった原さん、ありがとうございました!
<SOW日記、宍道湖の日没>
6日(日)は、やっとお休みでした!
という訳で、昨年の難波イベントの司会をやってくれた沖田君の車で、木次線のJR西日本内最高標高のスイッチ・バック(三井野原~出雲坂根)を堪能して参りました。すごい眺めでした。
その後、「砂の器」で有名になった亀嵩駅に行き、名高い駅蕎麦を味わい、松江に移動。
松本慎二と合流して、山本恭司君に紹介してもらった(今回の米子と出雲の宣伝でお世話になった)恭司君や佐野史郎が通ったという、伝説の”ロックな喫茶”MGにご挨拶に行きました。とてもキュートなお母さんがやっているお店で、「恭司君はこれを食べて育った」というカツ丼をいただきました。美味でした!!
最後は宍道湖の夕日を見ながら出雲市に入りましたが、途中、今回のブッキングをやってもらった玩具博物館併設・出雲そば 日本一大名陣の店の前を偶然通り、びっくり!
その後、せっかくだから地元で見ようと思い立ち、映画館で「RAILWAYS」を見ました。
なかなかテツ心をくすぐる良い映画でした。
主人公が会社を辞め、一畑電車の運転手になろうとする動機付けがちょっと甘いのと、運転手になってから同僚をかばって会社を辞めようと退職願を出すと、待ち構えていたように世話になった地元の人や同僚がわらわらと引き止めに集まって来るご都合主義などを除けば(笑)、とても面白かったです。
佐野史郎さんが出ていらしたので(しかも、一畑電鉄社員の役で、笑)びっくり。
佐野さんにもメールしました。
夕日は、松本慎二撮影です!
<SOW日記、その5。二度目の岡山>
前回やった曲を忘れた(笑)ため、覚えている方からセットリストを頂いて、無事終了しました。
土曜日だったので早く開業致しましたが、結局、二度目のアンコールに応えて残業しました。
<SOW日記、その4。初高知>
ていうか、野獣王国や斉藤ノブ、山下達郎では行きましたが、そもそもSOWを四国でやったのは今夜初めてでした。
昨夜の米子同様、「SLOW DOWN」のブレイクで拍手が来る新鮮さに酔い痴れました。
米子から高知まで、近いんですね(笑)。
東京者の感覚では、すごい遠いんですよう。
考えたら、日本列島の腰のくびれをCTスキャンするような感じなんですね。
車だったので、わずか三時間足らずで着いてしまいました。
今夜は打ち上げ終了後、岡山に移動です。
老骨に鞭打って、メンバー全員(たった三人)がむばっておりまする。
<SOW日記、その3、米子終了>
初めてSOWを聴いて下さるお客様の前での演奏は、とても新鮮でした。
「SLOW DOWN」のブレイクで拍手が来たときに、その後でベースのフレーズを弾こうとしていた松ちゃんが戸惑っているのも楽しかったです(笑)。
予定調和でない楽しさがありました!!
<SOW、神戸チキンジョージ、終了!>
新しいチキンは初めてでした。
でも、何だか懐かしい空間でした。
前のチキンとほぼ同じ規模のような気がします。
ステージも広くて、天井も高くて、まさにSOW向き(笑)!
最高に楽しいライブでした!!
(でも、コードを忘れたり、構成を間違えたり、色々ありましたが)
明日は初めての米子です!!!
<SOW、初日、京都RAG終了!>
プロフェット5の音が勝手に変調してしまう(謎)というトラブルはあったものの、何とか無事終了しました。
オーケストラ版「タルカス」の作曲家、吉松隆さんが見に来て下さいました。
今日はこれから神戸です!!
2010年5月下旬
<プログレッシブジャズ、いっぱいしゃべりまSHOW >
5月28日(金)荻窪ルースター
CHARGE:3500円
19:00 開店/19:30 開演
APJ:難波弘之(pf) 水野正敏(wb) 池長一美(d)
APJとはアコースティック・プログレッシブ・ジャズのこと。皆さんご存じのこのメンバーで、プログレなのにジャズ風味というライブです。MCが大好き過ぎるため、このお店のいつものライブの時間より30分早めです。ご注意ください。
<Sense Of Wonder、横浜公演終了!>
関内の7thアヴェニュー開店25周年記念スーパー・ライブ、お陰様で初日につきものの緊張もなく(笑)、トラブルもミスも少なくて、ゆったりまったり、楽しく出来ました!
来月頭からのツアーも楽しみです!
2010年5月上旬
<是方35周年記念、野獣with本多俊之、終了!>
是方博邦のデビュー35周年記念、ブルースアレイ4Daysの初日は、野獣王国でした。ゲストにサックスの本多俊之を迎え、久々に僕の「ディメンジョン・トラべラー」や、ラジオクラブの曲も演奏しました。
お陰様で盛り上がりました!!
<ドンペイさん還暦ライブ、終了!>
元スペクトラムのトランぺッター、兼崎順一さんのライブは、文字通り飛び入り参加となった渡辺直樹をはじめ超豪華メンバーが多数参加し、沢山のファンが見守る中、大盛況の裡に終了しました。
演奏されたのはスペクトラムの楽曲や、ソロ・アルバムの曲の他、ご自身が栃木弁で歌うドンペイさん作曲の「こでらんね節」や、ユニークな編曲のプログレ絵巻となった「And I Love Her」などのカヴァー、そして一昨年の紙ジャケ再発の時にライブ音源を収録した僕の「鋼鉄都市」まで、バラエティに富んだものでした。
難しい譜面が多く、緊張感の漂う中にも、ドンペイさんの人柄のせいか、暖かい雰囲気の良いライブとなりました。
企画立ち上げから実現まで、全体を取り仕切ったトランぺッターの後輩、松木隆浩の苦労が実った一夜でした。
<玲里バンドライブ、終了!>
愉快な仲間たちのライブは、新曲「太陽の笑顔」で吉良知彦がブズーキを、楠均がジャンベを演奏する新境地を始め、力のこもった演奏で盛り上がりました。
次回の6月8日の恵比寿天窓Switchでのライブは、僕はSOWツアーのため参加出来ませんが、吉良知彦とデュオになるそうです。
そして、9月13日(月)には再び吉祥寺スターパインズカフェにて、初のツーマン・ライブが決定しました。一時間以上、たっぷり演奏する予定です!
乞う、ご期待!
2010年4月下旬
<ExhiVision、春のツアー終了!!>
ExhiVision、関西から帰ると、すぐに翌日から初の東北(笑)!
桜と共に北上しました。
仙台ennは、二年前に初めてお邪魔してからこれで五度目になりますが、全て異なるバンド(笑)で行っております。
オーナーの加藤さんから「じゃ、いっそのこと、次はA.P.J.で来て、コンプリートにしましょう」とありがたいお誘いを受けました。検討させて頂きます。
初めて訪れた石巻は、なかなか風情のある港町でした。
観光している暇はありませんでしたが、石ノ森章太郎のキャラクターが町中の至る所にいて、楽しかったです。
漫画に出て来たのと同じユニークなデザインの石ノ森萬画館は、表から見学。
ウニぶっかけ丼とイクラを堪能しました。
最終日の福島も、達郎で行ったことはありますが、ほとんど初めてに近い感じでした。小ぶりですが美しい町ですね。
今回の東北では遂にお客さん参加コーナーが出来ました。
名前のない僕の新曲で、ベースのリフに合わせて歌ってもらったんです。
皆さんちょっと恥ずかしそうでしたが、なかなか盛り上がりましたよ。
秋にはライブDVD収録のためのライブも企画しております。
その時は是非、大きな声でご唱和下さい!!
2010年4月上旬
<It’s a not BUXBUNNY、終了!>
お陰様で、久々の熱狂の中(笑)無事終了致しました。
今回もリハーサルで軽いジャブがありましたが、まあ、みんな歳取っても丸くなってなくて素敵でした!!
アンコールを一曲しか用意していなかったのに拍手が鳴り止まず、33年ぶりにボニー・レイットのブルーズを演奏しました。
<ヌーヴォ・イミグラートvs Mt.デリシャス、対バンツアー終了!>
最終日の沼袋、二度もアクシデントもありましたが、盛り上がりました。
三回しかやってないのに、まるで長いツアーをやったかのように、お互いのバンドのメンバーが、良い感じで仲良くなりました。
この対バンは大成功でした。
何より、お互いに楽しかったし!
また何かこの組み合わせで面白いことを考えたいと思います。
2010年3月上旬
オペラシティで東フィルが「タルカス」を演奏するというので、聴きに行って来ました。
いやあ、素晴らしかった。
何よりも、吉松隆さんの労作の編曲(ご本人は「”リミックス”だ」とおっしゃっておられました)から、本当に原曲に対する熱い想いが感じられました。
そして、コン・マスの荒井英治さんも大のプログレ好き。
さらに、指揮者の藤岡幸夫さんのロック・スピリット溢れるタクト!
ロック・ビートをはっきりと感じられた東フィルのオケも大熱演でした。
ほとんどイジメに近いスコア(笑)を良く理解し、完璧に演奏したこのオケは、やっぱり凄い!
オケが熱意溢れる演奏が出来たのは、スコアの高いクオリティと、指揮者と演奏者のやる気が一致した結果でしょう。
誰か一人でもロックに対する偏見や疑問や不服を持ったままでは不可能なんです。
「つくづく時代は変わったなあ」と思い、感慨深いものがありました。
もちろん、他の演奏曲(黛敏郎やドヴォルザーク)も良かったですし、ピアノの中野翔太さんも素晴らしかったですよ!
終演後、楽屋にての打ち上げに参加させて頂きましたが、キースと興奮冷めやらぬハイ・テンションの藤岡さんがケータイで電話していたのでびっくり。
吉松さんとお話して、色々苦労話を伺いました。
同い年で、お互いに手塚治虫とプログレが大好き。まったく同世代だなあ、という共感を得ました。
打ち上げで「キースの曲を他にもやりたい!」と叫ぶ作曲家と指揮者と演奏者。
日本のオケは、ここから大きく変わって行くかも。
2010年2月下旬
<トリオ・デ・Rayri>
3月2日の玲里ライブ@吉祥寺スターパインズは、愉快な仲間達のメンバーとスケジュールが合わなかったので、久々に吉良知彦とのトリオ編成での出演です。
今日、事務所で一回目のリハをしましたが、新曲が3曲もあり、そのうち2曲が難しく(笑)、二人共ひいひい言いながら練習しました。なかなか面白い楽曲だと思います。
2010年2月中旬
<田辺モット@京都RAG、すごすぎました!>
-Set List-
1st Set
1.少年の丘 (Nuovo Immigrato)
2.Natural Heart (Nuovo Immigrato)
3.花・太陽・雨 (Nuovo Immigrato)
4.Child’s Anthem (TOTO)
5.Red (King Crimson)
2nd Set
1.Silhouette (Tony Levin)
2.Vihma (Värttinä)
3.百家争鳴 (Sense of Wonder)
4.Hoedown (Emerson, Lake & Palmer)
5.Rondo (The Nice)
6.飛行船モルト号 (Sense of Wonder)
Encore
1.Nutrocker (Emerson, Lake & Palmer)
何しろステージ後方にレスリー2台、C-3、B-3、モーグ3台、デジタルシンセ2台、その他にCHIEZOのセット、ボジオさんのドラム・セット、モットのアンプ、それにボイジャーさんのパフォーマンス用のオルガンまで、まあ、よくRAGのステージに乗ったと思います。
ちなみに鍵盤は全てボイジャーさんのをお借りして、楽させてもらいました。
まさに奇跡的。
難曲揃いでしたが、何とかうまく行きました。
ボイジャーさんのオルガンとの格闘も決まってました!!
濃いお客さんも、さすがに満足してくれたようです。
2010年2月初旬
<ZABADAKライブ、終了>
東京キネマ倶楽部に詰めかけて下さったお客さんはとても温かく、音楽を楽しんで下さいました。
「鏡の森」「PACO」「オハイオ殺人事件」など、難曲が多かったのですが、気持ちよく演奏出来ました!
久々に太田啓資さんとも演奏出来ました。
ゴブリン・ダンサーズやアコーディオンのオランさんも素晴らしかったです!
先日のキャラメル・ボックスのライブでは、久々に佐藤正治(ex美狂乱!)とも一緒に出来、まさに一月はZABADAK月間でした。
2010年1月
<SFの師匠、柴野拓美さんの訃報>
まだ「SFマガジン」もなかった昭和30年代前半から「宇宙塵」を主宰され、星新一、光瀬龍、広瀬正、山田正紀など、多くのSF作家を育てた日本SFの揺籃期の恩人、柴野拓美(小隅黎というペン・ネームで翻訳や創作でも活躍されました)さんが亡くなられました。
僕は中一の終わる春休みに入会して、お宅までお邪魔したり、さんざんご迷惑をおかけしましたが、いつもニコニコと嫌な顔ひとつせず、小生意気なクソSFガキだった僕に、大人のSFファンに対するのと同様に応対して下さいました。
当時、SFは、世間から”馬鹿げた絵空事を書いた小説”といった程度にしか見られていませんでしたが、SFファンには子供はいませんでした(ついでに言うと、女性も少なかったです)。だから、ガキの僕は目立ったのでしょう。
長じてミュージシャンになってからSFをテーマにしたアルバムを作ったり。、下手な小説やエッセイを書くようになったのも、柴野さんの影響や教えがなかったら実現していなかったでしょう。
心より感謝し、ご冥福をお祈り致します。
きっと、この世界では天国と呼ばれている異次元空間のどこかで、手塚先生や星先生と再会なさっておられることでしょう。
<SOWライブ、盛況過ぎて失神者2名! お詫びと言い訳(笑)です>
何とか無事終了したのですが、あまりの混雑でお二人ほど倒れる方が出たそうです。申し訳ない。
言い訳になってしまいますが、東京は、本当に適当な小屋(ライブハウスらしいライブハウス)が少なくなって、会場選びには毎回頭を悩ませます。今はかえって地方の方が小屋の条件は良いんです。
場所が便利で、適度なキャパがあり、音響や照明のスタッフが優秀で、なおかつ貸し小屋(高い所が多いんです)でないこと。出演者がアマチュアばかりでないこと。スタンディングでなくても出来ること。
このような条件を満たす会場が少ないんです。
ライブゲートは本当に良い小屋なのですが、今回のライブにはちょっと狭かったようです。
今回は椅子を80席用意する予定だったのですが、前売りが130になってしまい、こりゃ無理だわ、ということで、急遽40席に減らしました。
今後はライブの回数を増やす、など、何らかの対応を考えますので、今回の件は何卒、平にご容赦下さい。
それにしても、悪条件の中、楽しそうに聴いて下った皆様、どうもありがとうございました!
で、ライブ自体は、大変気合いの入った良い演奏が出来たのではないか、と思います。
久々に新曲も演奏出来ましたし、メンバー全員、確かな手応えを感じました。
5月にもSOWはツアーを計画中です。
またよろしくお願いします!!
恵比寿ライブゲート楽屋にて、本番前
<玲里ライブ終了>
半年ぶりのバンドライブ、盛況の裡に終了致しました。
前日リハで急に玲里様より「アレンジを変える」旨のご発言があり、「あそこはああで、ここはこう」指示が飛び、メンバー大慌てで練習に励みましたが、一回のリハの翌日、しかも対バンありで楽器や機材の転換もあるため、当日もあまりゆっくりとリハーサルの時間が取れず、なかなかきつかったです(笑)。
みな真剣な表情で演奏していたようです(笑)。
前日のリハにて
真剣な表情のメンバー、ライブ本番中
一転して、緩みっ放しの打ち上げ会場にて
2010年元旦
<明けましておめでとうございます!>
昨年も盛り沢山な一年でしたが、今年も濃い一年になりそうな予感がしています。
まずは、1月6日の、玲里と愉快な仲間達@吉祥寺スターパインズカフェからスタートします。今回は演奏が困難な(笑)新曲もやります。
そして、年越しとなったSOW@恵比寿ライブゲート。
1stアルバムと、「グリーン・レクイエム」の紙ジャケCDリリースが決まりそうなので、春にもライブを予定しています!!
ZABADAKは、1月は2回ライブがあります。劇団キャラメルボックスのイベントとZABADAK単独ライブで、違うメンバーで違う曲をやります。
A.P.J.も、2月の荻窪ルースター、3月の桜木町ドルフィーが決まっています。新曲書かねば。
野獣のライブもありますよ!!
そして、春にはExhiVisionのツアー。
新曲書きました!!
レッドウォーリアーズのシャケのバンド、マウント・デリシャスと対バンで、ヌーヴォのライブも大阪、名古屋、東京で予定しています。
そして、山下達郎も動きそうです。
今年も頑張りますので、応援して下さい!!
2009年12月末
<今年最後のライブ、終了!>
クリスマス・イヴの京都RAG野獣王国は、久しぶりの曲が多く、まるで初めてやるような新鮮な気分でした!
打ち上げには、MISIAで京都に来ていた重実徹、佐々木久美らと合流。いや、盛り上がりました。
そして、今年最後のライブは荻窪の音楽食堂ルースターでA.P.J.。
PONTA BOXで喋っていない、という欲求不満の水野正敏がトーク大爆発!!
そして、池長一美の突っ込みも凄かった!!!
いつもより30分繰り上げて19時半から始めたライブが終わったのは23時過ぎ。
演奏も長かったですが、喋りはもっと長かったです。
そして、佐藤マスターのマジックも冴えていました!!
A.P.J.は、2月と3月にルースターと、桜木町ドルフィーのライブが決定しています。間に合えばば、新曲をやりたいです。
ということで、色々盛り沢山過ぎた一年でしたが、来年もよろしくお願い致します。
皆様、そうぞ良いお年をお迎え下さい!
2009年12月
<イヴイヴなので、超特大’Xマス・ケーキ 玲里@事務所リハ>
新年最初のライブは、玲里と愉快な仲間達@吉祥寺スターパインズカフェです。
今日、事務所でリハしました。
24日は野獣王国で京都RAGに行ってしまうので、バベルの塔のような二階建ての巨大なショート・ケーキを買ってきました。
いちごも一杯入っていて、そしてこの生クリームもとても滑らかな食感で、甘さも少し控えめで、とても美味しかったです(←さて、このネタは何でしょう?)。
<SOW、二十年ぶりの仙台ライブ終了>
当日は上原ひろみ、葉加瀬太郎の公演と重なるという不利な条件(笑)の中、野獣王国、人見元基、ヌーヴォ・イミグラートについで、ennの加藤さんに四回目のお世話になりました。
そして、オープニング・アクトも斉藤亮バンドに四回目のおつとめをして頂くはずだったのですが、何と斉藤亮が新型インフルエンザでダウンして、急遽当日客席で見ているはずだった友人のギタリストを引っ張り上げて、そうる透のドラムをセットしたままの狭い空間でのライブ、お見事でした。仙台には若くても渋いギタリストがいるんですね。
続くSOW今年最後のライブは、「都市と星」のイントロで、僕がコードが出て来なくなり、松ちゃんが音程が取れなくなる、というアクシデントがありましたが、大変盛り上がりました。
高校時代のSF同人誌仲間、「昴」の洞口明さんが見に来て下さり、僕がその頃送ったお便りの載っているガリ版刷りの「昴」(’71年)を打ち上げで見せて頂きました。
ということで、今年はあと、クリスマス・イヴの恒例の京都RAG野獣と、年内最後のライブとなるA.P.J.荻窪ルースター公演(ゆったりトークをしたいので、いつもより30分早く始まります)を残すのみとなりました!!
不況下の憂さ晴らしに、是非おいで下さいまし!!
<SOWライブツアー、前半戦終了!>
ゲストブックやMixiへの書き込み、ありがとうございます!
毎日少しずつ曲目を替えてやってみました。
さすがに寄る年波には勝てず、四日連続はヘヴィでした(笑)。
SOWをやると、無理な姿勢や体勢で弾くせいか、体のあちこちが痛くなります。
でも、新曲の評判も上々で、ほっとしております。
初日、RAGの楽屋にて
翌日は周南市に移動してお休みでした。
城マニアの松本慎二がレンタカーを借りて、岩国城と錦帯橋に連れて行ってくれました。
徳応寺の赤松住職と。
何と若い頃はイベンターで、矢沢永吉の担当だったとか。レコード・コレクターで、僕のデビュー作、金子マリ&バックスバニーのレコードを探し出して下さいました。
徳応寺での七年ぶりのSOWライブ。
今回のキーボードとドラムのセット。キーボードは6台と、ちょっとエコになりました(笑)。置いてある紙は譜面ではなく、歌詞のカンペです。
<TOSHIMI セッション>
SOWツアー中なのに、偶然キーボード・トリオになってしまいました。
そこで、工夫して、SOWのツアーと曲がかぶらないようにしました。
三人の曲以外にカヴァー(U.K.やクリムゾン)もやります!
横浜にも是非おいで下さいませ!
<ゲスト・ブックに書き込みされたラウーフさんへのお答えです。>
「女神転生」のCDは残念ながら再発されておりません。
「ダロス」は、「千と千尋の物語」や「風の谷のナウシカ」で有名な久石譲さんの「テクノポリス21C」とカップリングで、ビクターエンタテインメントから99年に再発されました(ジャケットは「ダロス」)が、既に10年が経過しており、普通のルートでは購入は難しいと思われます。
Unfortunately,these old anime soundtracks haven’t been re-released,
so even in Japan it’s rarely chance to get it.
Or you may be found some of them on the internet auction site.
Thank you for your understanding!!
2009年11月
<SOW、新曲書きました!>
二年ぶりのSOWツアーなので、頑張って新曲を書きました。
野獣王国やA.P.J.、ExhiVisionの曲は楽に書けるのに、やはりライフ・ワークのバンドという自意識が強いせいか、SOWの曲を書くとなると、妙に構えてしまうんですね。そこで….
21世紀に入って、作風がいよいよくどくなってきたので、何とか短めなポップ・チューンを書きたかったのですが、やはり七分半ほどの曲になってしまいました(笑)。
歌ものです。
でも、詞の内容やインスト部分はやっぱりSOWな感じです。
「でも誰もいない~骸骨を乗せた宇宙ステーション」というタイトルです。
是非、12月からのツアーに聴きに来て下さい!
<米川英之ライブ、終了!>
DVDを撮られるとわかって演奏すると、何故あんなに緊張するんでしょうか(笑)?
ブラスもコーラスもなしのたった四人の編成で、何とか演奏しましたが、いやあ、大変でした。
しかし米川君も、歌いながら、あんなにややこしいギターをよく弾けるものだと、いつもながら驚かされます。
お願いだから、トリオで「KIRA」が演奏出来ちゃったことだけは言わないでくれ~!! 12月のTOSHIMIセッションで候補曲に入れられて困ってるんだから(笑)。
<70年代日本のロックを語ろう、第三期開始!>
あいにくの雨にもかかわらず、ナルチョのトークには大勢お集まり頂きまして、ありがとうございました。初のベーシスト登場に、会場も大いに盛り上がりました。
次回は11月16日(月)に、伝説のハード・ロック・バンド”紫”や”ゾーディアック”のドラマーとして活躍する、宮永英一(チビ)を沖縄からお招きして、熱い70年代沖縄ロック・シーンや、最近の沖縄音楽の活動などについて新橋ZZにて語ってきました。
2009年10月末日
告知は急だったし、おまけにあいにくのお天気でしたし、日曜の夜の、しかも8時半に人が集まるのかどうか不安だったのですが、予想に反して大勢お集り頂き、感謝感激秀樹感激。
アコースティック・ミニ・ライブや、ジャンケンでTシャツプレゼントなど、色々盛り沢山で盛り上がりました!
ヌーヴォは来年に向けて、新たなコラボによるライブや、ニュー・アルバム制作など、活動を活発にして行こうと色々と構想中です。
来年もどうぞよろしく(笑←年内の予定は残念ながらありません)。
しかし、楽屋のお食事(洋食)が充実し過ぎていて、メンバーもスタッフも思わず食べ過ぎてしまいました。 次は、来月のナルチョの三度目の成人式をお祝いするライブ(ゲスト、実に久々の本多俊之)です。ラジオクラブの曲をヴォーカルなしでやりたい、という無謀な注文がナルチョから出ております。さて、どうなりますやら? <ExhiVisionライブ終了!> インストなのに(笑)宇都宮も東京も順調に動員が伸びて、ありがたいことです。
演奏もなかなか白熱しました。 メンバーのスケジュールがなかなか合わず、活動の方は今年はちょっと停滞してしまいましたが、来年も何とか日程を合わせてライブをやりたい、新曲も書きたいと思っておりますので、今後もどうぞよろしくお願い致します!
2009年10月5日
バーニーもすっかり溶け込んでくれて、のびのびと演奏していたし、アンジーさんもノリノリで歌っていました。
ようやくバンドとして面白くなってきたという手応えを感じました。
これからですよ!!
どの会場でも、先行発売したライブCD(新曲の新録あり)が良く売れました。
ありがとうございました。
年内は活動予定はありませんが、来春早々にもやろうと話し合っています。
<ジャニス追悼イベント>
パワフルなRubyさん主催のライブ、クロコダイルに出るのは、ナルチョのうるゴメのゲストで出て以来、実に久々でした。
金子マリ、森園勝敏と、旧友ふたりと共演しました。
特に森園とやるのは、ギター・ワークショップ以来(笑)じゃないかなあ?
濃厚な時間でした!
2009年9月末日
<いよいよ、ヌーヴォのライブCD発売記念ライブです!>
初の仙台ennと、沼袋サンクチュアリ、終了しました!
ようやくバンドらしくなってきたなあ、というのが偽らざる感想です。
バーニーもすごく楽しそうに弾いてくれているし、いい感じです。
ノリの良い竜君の新曲「Nuovorg009」をやり始めたので、よりロック・バンド色が濃くなったような気がします。
会場ではライブCDを先行発売しました。よく売れました。
この後、名古屋と大阪にも行きます!
新曲もやります!
祈 千客万来(笑)!!
<野獣DVD発売記念ライブ>
目黒BAJ、相模原メイプルホール、ブルーノート名古屋は終了しました。
初のおされな(笑)ブルーノート、果たしてお客様はいらして下さるのか、あるいはMCもあまりせずに一時間強の演奏で我慢出来るか(爆)、試練のライブでしたが、予想に反して一見のお客様が多かったせいか、問題なく、というよりもむしろ適度な緊迫感があったせいか、なかなか良いライブとなりました。通しで聴かれる方のために二部では数曲入れ替えたり、何も考えていないように見えるかもしれませんが、これでも一応ちゃんと考えてるんですよ!
まあ、これで野獣も少しは大人になったかな、と思います(おまえら、いったい歳はいくつやねん? という突っ込みが聞こえますが)。
ビルボード大阪もよろしくです!!
<浦沢直樹ライブ@新宿ロフト>
「20世紀少年」映画の第三部封切りやシングル盤発売を記念して、満員盛況でした!
和久井光司バンドの演奏もクールでタイトで、一緒に演奏してとても楽しかったです。
シークレットゲストのMEGUMIさんや藤木直人さんに、お客さんも驚いたり大喜びしたり。
個人的には、あのダウンタウン「ごっつ」の仕掛人、TVプロデューサーの倉本美津留さんの作る音楽の美しさにびっくり! お笑いマニアの僕としては、ここぞとばかりに色々質問攻めにしちゃいましたが、倉本さんに「こんな質問は難波さんが初めてです」と呆れられました(笑)。
2009年9月16日
<秋から冬にかけて、ライブが目白押しです!>
さて、目白押しの語源は(笑)?
「やっぱり、”押し”は目白に限る」
アコースティックZABADAK、Rivendellとモーメント・ストリング・カルテットを迎えてのライブは、なかなか面白かったです。SOWで昔、弦カルテットを入れてやったりしましたが、今回はドラムとベースがいませんでしたからねえ。リズムをキープする人がいない分、余計に緊張しますが、逆に自由に膨らませることが出来る部分もあり、楽しかったです。
ZABADAKは、来春1月16日に渋谷AXで行われる劇団キャラメルボックス主催のライブに出るほか、1月30日には東京キネマ倶楽部でライブの予定です!
で、いよいよ野獣王国のDVD発売記念ライブでんがな。伝説になった例の、猛獣ショーと間違えて「孫を連れて見に行きたいのですが、どんな動物が出るんですか?」という問い合わせのあった(笑)会場、久々の相模原メイプルホールもありますよ。
で、レコーディングに参加した浦沢直樹さんのライブ(新宿ロフト)にも、和久井光司バンドのメンバーとして出演します。
そしてそして、ヌーヴォ・イミグラートのライブCD発売記念ライブ・ツアー(初の仙台公演も!)もあります。
来月に入るとExhiVisionも始動!
12月から来春にかけては、いよいよSense Of Wonderも動きます!!
色んな会場で色んなバンドでお待ちしております!!!
2009年9月16日
<A.P.J.荻窪ルースター、終了>
台風一過で暑さと青空が戻った9月1日、マスターの手品もますます冴え(?)、演奏も、危ないMCもさらに盛り上がりました。
計画性のないA.P.J.ですが(笑)、「年内にもう一度やろうよ」という話になり、12月の押し迫った頃に、もう一度ルースターに登場する予定です!
<SOW、二年ぶりのライブを計画中!>
昨年はお休みしてしまいましたが、12月に久々のライブを計画中です!!
徳応寺と関西、中京、東京、ひょっとすると十数年ぶりに仙台にも行くかもしれません。もうしばらくお待ち下さい。
2009年9月4日
<土岐英史、京都RAGセッション終了!>
今回は達郎バンドの小笠原君、佐橋君に、清水興という面子でした。
初日は安達久美ちゃんと佐橋君のツイン・ギター大会。久美ちゃんのギターは進境著しく、バトルも凄かったです。
二日目は坂田、伊藤、本田の4Saxs(笑)。
それぞれ芸風が違うので、お互いに全然かぶらないところはさすが!
坂田さんものびのびと放し飼いされていました。
2009年8月17日
<晴れ豆重鎮ナイト、終了!>
昨年同様、キリングタイムは、”後リハの先本番”で”やり逃げ”(笑)。相変わらず凄い演奏でした! 演奏内容もさることながら、撤収の早さも超一流! 引っ越しの手伝いやらせたらうまそう。
続いてA.P.J.。今回は1バンド45分と決められていたせいか、水野さんの喋りがコンパクトでインパクトあったとの評判が(←ほんまかいな?)。
だんだん人数が減って来て、トリはE-RA。ドラムもベースもいないので、忙しいこと夥しい(笑)。
終了後は、出演者や、ギャラリーで見えていた仙波師匠と一献傾け、再会を誓って別れたのでありました!!!
2009年8月14日
<アコースティックZABADAK終了!>
吉良+小峰+難波の三人で、高円寺のアンリ・ファーブル(すごくユニークでおされな空間でした!)と、大阪ミューズでやりました。
バンドも良いけど、シンプルな編成も良いですね。
お互いの音を良く聴いて、「そう来たか! これではどうだ!?」と、色々コール&レスポンスが出来るのが楽しかったです。
アンデス(鍵盤笛)を使ってみたのですが、大阪では照明の熱のせいか、音程が外れ気味であわてました(笑)。息の吹き込みで何とか調整しながら吹きました。
本当は8月1日の、近江のプログレ好きの酒造家の蔵でのライブにも参加したかったのですが、スケジュールが重なってしまい、残念無念!!
次回は9月12日(土)に、六本木STB139にて、弦カルテットをゲストに迎えてやります! これも今から楽しみです。
<斉藤ノブとすごい仲間達、終了!>
初日は本田雅人、宮崎まさひろとブレッカーなど、難曲の数々をやりました。
送られて来た資料に不備があり、滅茶苦茶難しいユニゾンのキメのある本田君の曲を初見で弾かされ、死ぬかと思いました(笑)。
二日目は、お馴染みサンタナ大会。パーカッション三人はやはり大迫力です。
お客さんも最初から盛り上がりっ放しで、暑い夏を吹き飛ばす勢いでした。
久々にブルースアレイのハモンドB-3とレスリーを使ったので、音もゴキゲン(←死語になったミュージシャン用語)でした。
いやあ、楽しかった!!
2009年7月14日
<タマホームのCM、弾いてます>
「MR.BRAIN」最終回放送開始直前から流れたタマホームの新作CM、何とディープ・パープルの「Burn」でんがな(笑)。
で、実は僕がオルガンを弾いています。
何でも、タマホームのお偉いさんだか宣伝担当の方だかが、パープルの大ファンらしく、「本物そっくりに」という注文だったそうです。
これまでに「ギターの音が違う」など、2回NGが出たとかで、スタッフもぴりぴりしていました。特にリッチーのギターの音がなかなか再現出来ず、苦労していました。
この曲は今を去ること30ウン年前の学生バンドでコピーしていました。
右手でコルグのデカ・オルガン、左手でミニコルグ700(口笛リード)で、ジョン・ロードがダビングしたあのオルガン・ソロの後のフレーズを再現して弾いていました。
でも、CMはイントロからAメロまでだったので、ちょっとがっかり(笑)。
<秋のライブ・スケジュール>
続々と決まってきましたよ。
9月のZABADAKは弦カルテットとのコラボになるそうです。楽しみ!
間もなくスケジュールがアップされると思いますが、野獣王国のライブDVD「ブラボー」の発売記念ライブが9月に決まりました。
野獣王国のネーミングの由来となった相模原メイプル・ホールにも久々に出演します!
ヌーヴォ・イミグラートは、初の仙台/東京/名古屋/大阪とやります。東京以外はオープニング・アクトありです。それぞれ地元イチ押しのバンドやアーティストが出演します。お楽しみに!
2009年6月29日
<松本慎二、男泣き20周年ライブ!!>
加納秀人、田中一郎、斎藤光浩ら、そうそうたるギタリストたちを迎えて行われた松ちゃんの20周年ライブ、終了しました。
客入れはもちろん、ナイトホークスの映像!
司会者がいないので、松ちゃんは弾いたり喋ったり、大変でした。
掛け持ちそうる透との外道が終わって、Sense Of Wonderのセットへの転換のMCで早くも泣き始め、こりゃ駄目だと思い、MC助っ人に出ました(本当は、ただ喋りたかっただけ、笑)。
SOWは曲が長いので二曲だけ(「Erath〜百億の昼と千億の夜」と「ナットロッカー」)。
最後はギター8人で20世紀少年! 何故かマーシャルではなく、ローランドのジャズコーラスのアンプが8台壁になっているというお笑い。
とても良い一夜でした!!
<マーシュ・マロウのライブ>
上野洋子さんからのお誘いで、その昔クロスウインドなどに在籍していた丸尾めぐみさんや、音大の教え子だった高田みち子さんら、女性五人からなるユニークなバンド、マーシュ・マロウのライブを見てきました。
素晴らしい! 面白い!
アコースティックなジェントル・ジャイアントみたいな感じです。
実は僕、ジェントル・ジャイアントは確かにすごいとは思うんですが、どうも歌に魅力を感じないんですよ(大好きな方がいたらごめんなさい)。声に魅力がないと感じてしまうんです。
やっぱりイエスやジェネシス、EL&Pは、歌の力、声の魅力が大きいと思います。
マーシュ・マロウは、歌いながら各自が楽器を持ち替え、ものすごく大変なことをやっているのですが、決してそうしたテクをひけらかすことなく、五人の声と個性がうまく生かされています。コーラスのアンサンブルはユニークだし、ユーモラスだし、和めるし、とてもいい感じでした。
メンバーや谷川俊太郎さんの詞も、良いんですよ。
次々と登場する世界中の奇想天外な生楽器の数々にも驚き、楽しみました。
謎の楽器のうちのいくつかはリトミックなどの教育用楽器だそうで、そのユニークな使い方も含め、まさに目から鱗のライブでした。
上野さんが、楽器フェチだそうです(笑)。何でも、楽器の保管のために、アパートを一部屋借りているとか。
う〜ん、実に男のおたくみたいで、好感が持てますねえ!!
皆さんも是非、彼女たちのライブを体感してみて下さい!
2009年6月22日
玲里と愉快な仲間たちのライブ、お陰様で大盛況にて終了致しました。
お越しいただきました方々、ありがとうございました!
終演後の感触では、概ね好評でした。
バンドの演奏もだんだん白熱して来たようです。
対バンのヒュンガフントと、僕の初期の(笑)音大の教え子だった田ノ岡三郎(アコーディオン、作曲。NHK「みんなのうた」などにも作品を提供)の交流が明らかになったり、ピクチャーズのメンバーが、かつてのZABADAKのレーベル・メイトだったことが判明したり、いやあ世の中狭い!
今回は何とトリを頂きました。それでも50分はあっという間でした(笑)。
今回から生ピアノを使うことを断念し、玲里にはOASISを弾いてもらったので、音の回り込みが減り、モニターもすっきりしました。
「今度は是非、週末にやりたいね」なんてメンバー間で話しております。
クアトロに、うたの日イベントを見に行きました。
お目当ては遠藤賢司と、ドラムの森信行のデュオ。
凄かったです。
共演のパンクのお兄ちゃん達よりも迫力がありました。
還暦ロック、還暦フォーク恐るべし!
僕のスタジオ仕事の、確かに2番目か3番目(75年か6年頃)が、エンケンさんの「遠い汽笛」でした。
「ハード・フォーク・賢司」からのシングル・カット(笑)ですね。
楽屋を訪ねたら、ものすごく久しぶりなのに、僕のことを覚えていてくれました。
相変わらずめらめらしていて、良かったです。
今週末は、いよいよ松本慎二20周年のお祭りです!
2009年6月15日
A.P.J.プチ・ツアーと、TOSHIMIセッション、終了しました!
A.P.J.は、出発初日が”関東まで梅雨入り”という絶妙のタイミング(笑)で始まりました。
案の定、関ヶ原辺りから天気がどんどん悪くなり、大阪はしっかりとした雨降り。動員が心配だったのですが、悪天候にもかかわらず、すっかりお馴染みになったMr.Kellysには大勢のお客様にお越しいただき、感謝感激でした。
終了後の物販で、初めておいでいただいたと思われるお客さんに「クラゲ注意報が気に入ったのですが、ああいう曲が中心のCDはどれですか?」と尋ねられ絶句(笑)。
名古屋のStar Eyesは初めてのお店だったのですが、地元では有名な老舗らしく、何とも雰囲気の良いお店で、マスターも大変風格のあるお方でした。ありがたいことに雨は降りませんでした。
水野vs池長のマイク・バトルもいよいよ絶好調、今やA.P.J.名物ですね!
翌日の浜松B♭は、何と、からっとした快晴に恵まれました!! ここは閑静な住宅街のど真ん中にある、三方が大きな窓で囲まれた開放的な音楽教室&喫茶店(珈琲も洋食も美味!)ですが、夜になるとカーテンで覆われ、がらっと雰囲気が変わります。やはり、音漏れ対策に気を遣っているそうで、カーテンの裏にはマスター手製の段ボール製防音壁がセットされていました。ライブ用の夜仕様にセッティングするのに一時間以上かかるそうです。
天井が高く開放的なのに、この防音対策のせいか、音の響きが大変良く、やりやすかったです。
最終日の新宿ピットインも、お天気は何とか保ってくれました。
この間荻窪でやったばかりでしたので、少し曲を変えてみました。そう、ツアーの曲順は、先月のルースターのメニューで行ったのです。
次回のA.P.J.は、8月の”晴れたら空に豆まいて”の”重鎮ナイト”です。凄腕のバンドとの対バンです。お楽しみに!
菅沼孝三先生との実に久々のセッションは、濃〜い難曲ばかりで死にました(笑)。一年中のほとんどの音符を弾いたんじゃないか、と思えるほどでした。
こちらは演奏中はしっかり大雨が降ったようですが、終演の頃には止んでいてほっとしました。雨だと、あの沢山の楽器の積み込みが大変なんです。
吉祥寺名物、”八百屋さんの美人3姉妹”(シルバーエレファントの店長さんも含む)が経営している、シルエレの斜め前のバナナ・ファクトリー(シェイク&アイスクリーム屋さん)、8月で今の店舗契約が切れてしまうため、なくなってしまうそうで残念。楽屋が狭いため、楽屋代わりによく入り浸っていたんですが…..
でも、八百屋が休みの日曜だけ、八百屋の店舗を使って開く計画もあるそうです。
さらに、その隣のジャズ・クラブにPONTA、小島良喜、ヒゲゴジラのお三方が出演していてびっくり。
終演後、久々に路上にて旧交をあたためました。
さて、今週木曜日は”玲里と愉快な仲間たち”、吉祥寺スターパインズ・カフェにて、トリをつとめます。新曲もやります!
そして来週は、松ちゃんの20周年です!!
2009年6月4日
半年に及ぶ山下達郎ツアーが終わり、のんびりしたいところですが、難波イベントやら、ちょこちょことライブも入っていましたし、井上貴子教授から別の日本のロック本への寄稿を依頼され、毎日ちびちびと書いたりもしておりました。
今月は、10日からピアノ・トリオA.P.J.のプチ・ツアーで、大阪・名古屋・浜松に参ります。名古屋と浜松は初めてのジャズ・クラブなので、どんな所かワクワクしております。
東京は12日(土)に、久々の新宿ピットインです。
実は、達郎バンドの新しいドラマー小笠原拓海君が、山下洋輔ニュー・カルテットのドラマーもやっていると知って見に行ったのですが、その時にお店から「またにA.P.J.やりましょうよ」というお話を頂き、久々に出演させて頂くことになりました。
文字通り、老舗中の老舗です(笑)。何たって、僕が高校〜大学時代に通いまくったお店ですから。当時好きだったジャズ・ピアニストは洋輔さんを始め、コルゲンさん、佐藤允彦さん、本田竹広さん、板橋文男さん、市川秀男さん、今田勝さんなどなど。
皆さん、是非お越し下さい!
そして、ツアーの翌日の14日(日)は、こちらも実に久々に手数王菅沼孝三とのお手合わせが待っています。
またライブ5連ちゃんですが(笑)、頑張りまする!!
さらに18日(木)には、吉祥寺スターパインズカフェで、玲里と愉快な仲間たちのライブがあります。今回はたっぷり50分演奏しますし、しかもトリだそうです。
楽しみです!
2009年5月27日
栗本薫(中島梓)さんが亡くなってしまいました。
享年56歳。
僕の1stのライナーや、早川書房JA文庫から再刊された「飛行船の上のシンセサイザー弾き」の解説を書いて頂き、彼女のミュージカルの音楽を書かせて頂きました。
同い年ですし、SFやミステリやロックやピアノの話が合うこともあり、意気投合。
SOWと中島梓バンド(ギタリストは、何と萩原健太さんでした。ドラムは、僕の「都市と星」の作者で、学生時代に組んでいたプログレ・バンド”愛の三色すみれ”のドラマー石川昌彦)で対バンしたこともあります。
膵臓がんと闘いながら、最後までペースを崩さずに執筆。
手塚先生の最期とそっくりな生き方でした。
20年前の手塚先生の葬儀のとき、彼女と抱き合って泣きました。
残念です。
「グイン・サーガ」はついに未完の大作となってしまいました。
謹んでご冥福をお祈り致します。
2009年5月25日
東京カルチャー・カルチャーでの難波イベント、大盛況にて終了しました!
お洒落なお店でした!
全員着席がスタイルの会場だったので、SOLD OUTのため、当日券が出せず、すみませんでした。
下のZEPではビジュアル系ライブがあるらしく、黒いゴスロリ系女の子が大集結! 昔の筋肉少女帯のファンの子たちを思い出しました。
上の会場のお客さんは落ち着いたアダルトな方々(でも、ちらほらロリ系のオーケン・ファンが混じっていました)
まずはイベントの出演者にちなんだ飲み物、食べ物のネタを考えることから始まりました。
お店のメニューに”いちごビール”というのがあったので、これを”いちご色の窓”、青いカクテルを作っていただき”アクアプラネット”に、そして写真の”サルサチーズのナンドック”を”サルサチーズの難波ドック”に仕立ててもらいました。
内容が3部に分かれ、PCとDVDによる映像はもちろん、手許の素材を映す場合もあり、切り替えが大変そうでしたが、スタッフの皆様のご協力でスムーズに行きました。
まずは第一部、店長の横山シンスケさんと司会の沖田貴君が壇上に登り、僕を呼び込みます。
まずは、司会者沖田君の自己紹介VTRから。屋外で撮った映像だったので、マイクに風の音が入り込んでいたため、ノイズの目立つ音域を少しカットしてもらって、何とかクリア。しっかりPC修理人としての宣伝も入った、簡潔な自己紹介でした。
最初はテツトークということで、沖田君とあちこち探訪した鉄道映像を流したのですが、やはりお客さんにはテツが少なかったようで、ここは早々に切り上げました(笑)。
次に、沖田君作成の労作、僕のスタジオ・ワーク・ヒストリー(’75〜’90)を大公開。ここに金子マリ&バックスバニーの映像や、SOWの映像を随時はさみこんで、トークを展開しました。自分でも忘れているアーティストのアルバムもあり、時の経過を感じました。
第二部はいよいよ漫画家とり・みきさんと、大槻ケンヂさんを迎えてのトーク。二人とのなれそめや、とりさんとオーケンのなれそめなど、全員が忘れている(爆)話を3人で必死に思い出しながらの爆笑トークの連続でした。
特にとりさんが持参された昔の漫画同人誌を、トークの壇上にもかかわらず夢中になって読みふけるオーケンの姿は、正しいおたくのあり方を示すものでした。
ここでは音楽やSFや漫画など、幅広い話題になりました。
僕がゲストで出た昔の筋少まつり(今はなき新宿パワーステーション)の映像をオーケンが持っていないことがわかり、ダビングを約束しました。
偶然、今の野獣王国のメンバーでバックをつとめたデビュー前の鈴木結女のライブ映像(パワステに結女ちゃんの同級生だった”やんごとなき方”が見えたため、警備がすごかった話など)、バンドブームの話から、イカ天の審査員バンドの映像など、楽しんでいただけたようでした。
第三部はQuadraさん作成の難波クイズ(商品はプロモ用シングルや、「ひまわり」の台本など)と、とりさんがアコギ、オーケン歌で、3人で「Sweets」(ヌーヴォ・イミグラートの竜君の曲)を演奏。
お陰様で盛り上がりの中、終了しました
このようなイベントは二回目でしたが、機会があればまたやりたいと思います。
スタッフ、出演者、会場の皆さん。おいで頂いた皆様、ありがとうございました。
写真は、左からオーケン、沖田君、僕、とりさんです。
野獣王国DVD収録用のライブ、お陰様で大盛況でした。
オール・スタンディングで、若くない皆様方には(笑)すみませんでした。
当日は低音が回って、ステージ上はちょっと大変でしたが、皆さんには楽しんで頂けたみたいです。
それにしても、撮られている(録られてもいる)と思うと、途端にいつもと違って緊張してしまうのは何故(笑)?
まだまだ修行が足りないぜい!!
9月頃、ベガミュージックエンタテインメントよりリリースの予定です。
お楽しみに!!
約半年に及んだ達郎ツアー、ついに終了しました!
普段はライブハウスで3〜4日で終わってしまうようなツアーばかりですがあ(笑)、50本もやったツアーなのに、終わってしまうと何だかあっけなかったような気がします。
最終日は実に約4時間に及ぶ公演となりました。
楽屋の写真をアップしておきますね。
2009年5月7日
達郎沖縄2Days、終了しました。
早いもので、約半年に渡ったツアーも、いよいよ最終公演を残すのみとなりました。
メンバーは、さすがに売れっ子の集合だけあって、ツアー中にもそれぞれ自分のライブや仕事を抱えながらの参戦でしたが、適度な緊張感を保ちながらも和気あいあいと楽しく過ごしました。
色々な方によく「毎回同じ曲の歌のバックを50本もやって、飽きないの?」と訊かれるのですが、決してそんなことがないのが達郎の音楽と、このバンドの素晴らしさです。
何よりも、達郎の音楽が好きで彼の良き理解者であり、そして他の演奏者の音を良く聴いて、期待されている自分の役割を的確にこなせる面子ですから、演奏していて楽しいのです。
沖縄では、スタッフも交えて打ち上げをやりました。
翌日はガイドさん付きで、ディープな沖縄観光もさせて頂きました。
残るサンプラザの追加公演も、盛り上がるでしょう!
中野のレコミンツさんにも、また夕方頃に顔を出す予定です。
ディスクユニオン新宿プログレ館での「証言! 日本のロック’70s」のサイン会、今回は前回の一日店長と違って本にのみサインでしたし、時間も一時間ほどでしたが、20冊ほど売れました。
売れ行き好調で、どうやら第二集も出せそうです!!
また編集作業が大変ですが(笑)。
忌野清志郎さんが亡くなってしまいました。
とても残念で、悲しいです。
その昔、RCサクセションのレコーディングで「雨上がりの夜空」「ステップ」「上を向いて歩こう」などを弾きました。
対バンになったり、飲み屋で酔っ払ったりはしていたのですが、ついにライブでご一緒できなかったのが心残りです。
最後にお会いしたのは、数年前、自転車レースを題材にしたアニメの主題歌のレコーディング(小林旭「自動車ショー歌」の歌詞だけを変えた「自転車ショー歌」)でした。スタジオまで颯爽と自転車で来られた笑顔が忘れられません。
天国でも、いつものように決めてR&Rされていることでしょう。
ご冥福をお祈り致します。
2009年4月22日
山下達郎サンプラザ 2 Days と、ExhiVisionの三島とシルエレ、達郎の横浜 2 Days 、終了しました。
達郎はいよいよ残すところ5本となりました。
サンプラザは業界関係のゲストが多く、芸能関係のゲストはだいたいNHKにいらっしゃいます。
レコミンツさんで、元シュガーベイブ/現ROMAの村松邦男や、とり・みきさんと待ち合わせ。やっぱり元おたく(今でもか?)の私としては、中野ブロードウェイは非常に居心地の良い場所です(笑)。伊藤広規や佐橋佳幸も合流して、サインに応じました。
しかし、いくらリハをあまりやらないとはいえ、さすがに”まんだらけ”や古本屋に行く時間はありませんでした。
中野ブロードウェイ初見参の松たか子さんも、実は水木しげるファンだったことが発覚! 「また行きたい!」と、おたくの街を堪能されたようでした。
肝心のライブ本体は、二日目に竹内まりや参戦で大盛り上がり。昨年末の大阪フェスのファイナルを思い出してしまいました。
四ヶ月ぶりのExhiVisionも大勢のお客様にお越し頂き、メンバー一同「人気あるじゃん(笑)!」と、勝手に良い気にさせて頂きました。
三島は2ndリリース後お初だったので、昨年のツアーと同じ曲順で。シルエレでは3曲入れ替える、という小技を使いました。
さすがに昨年は割と活発に活動出来たので、曲が体に入っていました。
でも、和田/永井両氏が暗譜だったので、長谷川と僕はちょっとビビりました。 まあ、譜面置いていても、見てないんですけどね(笑)。お守りのようなもんなんです ←言い訳。
横浜も大いに盛り上がりました。
で、最後は札幌から、いきなり沖縄へ飛びます!
来月はいよいよ”難波イベント”と、野獣DVDライブです!!
2009年4月
「証言! 日本のロック 70’s」発売記念イベント、達郎仙台 2 Days、ZABADAK 東京公演、無事終了しました。
阿佐ヶ谷ロフトは初めて行きましたが、オーナーの平野のオヤジもわざわざ駆けつけてくれて、大いに盛り上がりました。
昔の頭脳警察や四人囃子、カルメンマキ&OZ、金子マリ&バックスバニー、バウワウの映像を見ながらのトークや、何とPANTAがベースを弾いて僕がピアニカ、恭司君がアコギ、大二がタンバリン、井上&加治木がコーラスで「コミック雑誌なんかいらない」のセッションなど、楽しかったです。
サイン会も盛況で、何とこの日だけで63冊も売れたそうです。
感謝!!
八重洲ブックセンター(宇都宮店も)では、僕のポップを付けて売って下さるそうです。
皆さん、買ってね!!
達郎ライブはいよいよ後半戦に突入しましたが、だれるどころか演奏のテンションはますます上がる一方で、非常に良い感じです。
ご本人も「久々に、録音したライブを最後まで通してじっくり聴いてみたけど、想像以上に良かった」と言ってくれました。
ZABADAK は、「大阪公演の時の、お客さんのリコーダーが素晴らしかった」と吉良君がブログに書いたせいか(笑)、東京では開演前に客席から練習の音が盛んに聴こえてきました。
そして、東京のお客さんのテクニックも、優秀でしたよ!!
そうなんです、達郎ライブで「Let’s Dance Baby」のクラッカーがお約束なように、ZABADAKのライブでは「Poland」で、お客さんが変拍子のリコーダーのメロを吹くのがお約束なんです。
ZABADAK に参加した当初はそれを知らなかったので、最初の中野ゼロホールのライブの時は、駅から公園を抜けてホールに行くまでの間、思い思いの場所で皆がギターやリコーダーの練習をしているのを目撃して、びっくりしました(笑)。
ZABADAK の譜面集も、僕の監修でペネロープから出版されました。
ZABADAKの曲は難しいので大変ですが、非常に達成感があり、今のメンバーで凄く良い感じにまとまって来ているので、またあまり間を空けずにやりたいな〜。
という訳で、今月は ExhiVision のライブがありますよ〜!!
是非おいで下さい!
2009年3月31日
達郎前橋公演、ZABADAK大阪公演、金沢でのヘッケルの還暦ライブ、三連チャン終了しました。
達郎前橋公演は日帰りでした。
ピアノはヤマハでしたが、大変良い鳴りで、見に来た竹内まりやさんに「音が綺麗だった」と褒められました。今回のツアーでは二度目のヤマハでしたが、どちらも当たりのピアノでした。
海外一流ブランドのピアノでも、メンテナンスの具合や保管・使用状況などによって状態が悪くなり、全く鳴らないピアノもあるので、毎回「今日のピアノはどうかな?」と気になります。
しかし、どんなに外れのピアノでも、それを使うしかありませんので、その時はPAで何とか調整してもらっています。
ZABADAK大阪公演は、アメ村のBIG CATにて。
いつもは緊張し過ぎたり興奮し過ぎたりで魂がどこかに飛んで行ってしまう吉良君ですが(笑)、今回は割と落ち着いて歌えたのでは?
公子さんと楠さんが劇症花粉症や風邪で不調でしたが、何とか乗り切りました。
東京公演まで少し間が空いてしまいますが、段取りを忘れないように復習します!
で、金沢に行って、Tバードのヘッケルの還暦記念ライブに参加しました。
何とゲストのジョニー吉長も生年月日が同じだそうで、図らずもジョニーの還暦もついでに(笑)祝ってしまいました。ドラマーが二人とも60歳っていうのはなかなか凄い!
この間のデイヴ平尾さんの追悼ライブでもちょこっと一緒に演奏しましたが、こんなに長時間ジョニーとやったのは、金子マリ&バックスバニーのたった二回だけの復活ライブ以来でした。
久々に鮫島君やトーベンやセンチ、今剛とセッション出来て楽しかったです。最年少が五十歳の今君だったのは笑えました。
ヘッケル田島は、最後に派手なラメの赤いチャンチャンコと帽子で登場、会場を沸かせました。まだ十歳のお嬢さんの歌も喝采を浴びていました。
2009年3月25日
ZABADAK、実に久々の大阪公演(アメ村のBIG CAT)と、東京公演(渋谷DUO)が迫ってまいりました。
今回は、新譜「平行世界」を中心にした構成ですが、昔の曲も演奏します。メンバーはたった五人の超エコノミー編成(笑)なので、小峰公子さんにもシンセを弾いてもらいます。右手でグロッケン、左手でシンセ、なんていうシーンもありますから、お楽しみに!
何しろ、聴いているだけならひたすら気持ち良い吉良君の曲は、やると地獄な難曲が多く、今回も大曲「pulse」が大変でした。
この曲を演奏するために事務所に集まってもらい、自主リハもやりました。パートを決め、どうにかこの一曲を通し練習するだけで三時間もかかりました(笑)。
その成果を是非、聴きに、そしてご覧になりにおいで下さい!!
今週末は達郎の前橋(日帰り)、ZABADAKの大阪BIG CAT、金沢のヘッケルの還暦記念ライブ、とまた三連チャンです!
頑張ります!
2009年3月13日
BARAKAのお誘いで、ヌーヴォ・イミグラート初の下北沢club251ライブ、終了しました。
やはり、一見さんというか、共演するバンドのお客さんが聴いて下さる、というのは新鮮で良いですね。あ、別に常連さんを否定しているわけではありませんので、誤解のないようにお願いします(笑)。
機材が多いので、なかなか対バンは大変ですが、これからもこうした試みをやっていきたいと思っています。
ヌーヴォとしては、去年のライブのCDをリリース予定の秋頃、またライブをやる計画を立てております。
またよろしくお願いします。
難波イベントですが、5月16日(土)に計画しております。場所はお台場のZEPと同じ場所にある東京カルチャーカルチャーを予定しています。一昨年好評だった秘蔵映像(前回、時間の関係でお見せ出来なかったもの)&トーク、ゲストとの対談、クイズ(笑)など、今中身を練っている最中です。
詳細発表まで、しばしお待ちを!
ZABADAKの新作CD「平行世界」に合わせたライブの準備も始めました。難曲が多いので、うちの事務所に集まって自主トレをすることになりました。気合いだ〜!!
久々の大阪公演もあります。
大阪の皆さん、是非おいで下さいね!
2009年3月4日
米川英之25周年ライブ、盛り上がりの裡に無事終了しました。
難曲が多くて大変でしたが、やっぱりブラスが入ると燃えますねえ! 久々にスペクトラムのメンバーと一緒に演奏出来て楽しかったです。
米川も、昔より声がでかくなって(一説によると、音のでかいメンバーとのセッションによって声帯が鍛えられたそうです)、歌もギターも絶好調でした。
しかし、僕のスケジュールは達郎のNHKホールから神戸まで七連チャンでした(笑)。達郎NHK2Days、実に8時間に及んだ米川リハ、米川ライブ、野獣ライブ、達郎神戸2Daysと続きなのです。
倒れないように頑張ります!
今年は金沢の旧友ヘッケルや、PANTA(赤いヘルメットでお祝いしたら?)、ジョニー吉長、ナルチョなど、還暦を迎えるミュージシャンが多い年でもあります。ヘッケルとナルチョの還暦記念ライブには出演する事になりました。
その他にも、我がSense Of Wonderのベース松本慎二が20周年ライブを予定していて、久々にSOWで演奏するかもしれません。
実は、山下ツアーのスケジュールが、メンバーの年齢を考慮してか(笑)そんなにびっしりではなかったので、間にSOWの曲書きをしようと思っていたのですが、結局東京に帰っている間は色々なライブや仕事が入ってしまい、未だに取りかかれずにおります。
これは結局他のメンバーも同様で、地方から東京にトンボ帰りして仕事、というパターンになっています。こうなるんだったら、達郎ライブをある程度連チャンにしてもらった方が楽だったかもしれません。旅に行きっ放しの方が、かえって休めたかも。まあこれは、ちょっとした愚痴でした。
しかし、休んでいる暇はありません。次はヌーヴォとZABADAKの準備をせねば!!
2009年2月の終わり
入れ替わり立ち替わり(笑)、今度は米川英之のリハが始まりました。
実に久々にドラムの岡本郭男、ベースの元悪魔(爆)石川俊介と一緒に演奏しました。
かつて僕が編曲した曲も含め、80〜90年代の曲は、アレンジが凝りすぎていて大変です。そのせいか、久々に肩凝りもひどいです。当時は、何であんなに色々なアイデアを一曲に詰め込んだんでしょうねえ? 今だったら3〜4曲は出来ちゃいそうなアイデアが一曲に盛り込まれているんです。
まあ、自分で弾いちゃったものは仕方ないんで、頑張ります!
山下達郎ツアー、いよいよ折り返し点まで来ました。
新潟からはPAをアナログに戻し、ピアノの音決めもより細かいニュアンスが伝わるように時間と手間をかけております。
メンバーの演奏もいよいよ白熱して来ており、チケットをゲット出来た皆さん、楽しみにお待ち下さい!!
さらに、5月頃、野獣王国のDVDの録画を兼ねたライブを開催することと、難波イベントを開こうという企画が持ち上がっています。
詳しい事が決まりましたら、またお知らせ致しますね。
2009年2月
山下達郎ライブ、最初の東京公演二日間が終わりました。
演奏は白熱して来ており、ロック・バンドになってます!
東京のお客さんはマニアックな方や業界率が高いので反応が心配だったのですが、大変暖かい感じで、
皆さんに楽しんで聴いて頂けたようで、ほっとしております。
このバンドは、ある意味”手だれの歌伴”ではないので、緊張感やグルーヴも半端でなく、やっていて
楽しい面子です。
さて、今月は、来月以降のヌーヴォや米川英之やZABADAKの準備もしつつ、ツアーはまだまだ
続きますが、またまた合間を縫って、A.P.J. 桜木町ドルフィーのライブがあります。
意図したわけではないのですが、何と聖ヴァレンタイン・デイに偶然ぶつかりました。
カップルでのお越しも大歓迎ですよ!
お待ちしております。
事務所で玲里の新曲リハをやったあと、VITAMIN-Q(加藤和彦・
小原礼・土屋昌巳・屋敷豪太・ANZA)のライブに行ってきました。
いやあ、最高でした!! かっこええ!!!
”ガキ”のブリティッシュ・ビート・バンドでした。
年齢なんて関係ない! R&R!!
小原礼に二十数年振りに再会しました。
楽しかった!
2009年1月
山下達郎を除く今年初のライブは、19日の野獣王国(目黒ブルースアレイ)でした。
クリスマスイヴの京都RAGとは全然違う選曲(by是方)で、久々に演奏する曲が多いにもかかわらず、例によってリハなし(当日リハのみ)だったので、手順を思い出すのが大変でした。やっぱり、たまには昔の曲もやらないと駄目ですね。新鮮でした!
24日のA.P.J.荻窪ルースターは、昨年、僕の入院で飛ばしてしまった公演のお詫び(笑)でしたが、いやあ、実に面白いお店とマスターですね。飯は美味いし、休憩時間に披露されたマスターの手品(本人曰く、”イリュージョン”)と、水野さんも真っ青のMCも最高でした。満員のご来場を頂きました。是非またお願いしたいです。
今回のライブには、何と夢枕獏夫妻が見に来て下さいました。実は獏さんは、中〜高学生の頃からのSF同人誌仲間です(二年先輩)。ありがたく、MCネタにさせて頂きました。
来月は、恒例の桜木町ドルフィー公演があります!
山下達郎ツアーは、いよいよ絶好調な感じになってまいりました。
いよいよ東京でのライブが近づいて来ました。
チケットが入手出来た皆様、お楽しみに!
外れた方も、「これからは毎年ライブをやる」と本人が豪語しているので(笑)、近々、次のチャンスがありそうですよ。
デイブ平尾追悼トリビュート・ライブ&パーティに参加しました。
場所は横浜の海岸沿いのタイ・レストラン。
何度もインタビューでお答えしているように、中学生の頃、ゴールデン・カップスの
追っかけでした。
思えばここ数年、実に多くの先輩・同輩・後輩を失いました。
宮川秦、伊福部昭、羽田健太郎、ラッキー川崎、アイ高野、成毛滋、青木智仁、ブッチャー、
鈴木ヒロミツ、飛田一男、塩次伸次、そしてデイブ平尾。
いずれも自分が憧れていた先輩、一緒に演奏した同輩や後輩です。
この日は、そうした方々のご冥福をお祈りしつつ、楽しくセッションをしました。
久々に、ジョニー・ルイス&チャー/金子マリ/ミッキー吉野と、何曲か演奏しました。
忘れられない一夜です。
2009年初頭
皆さん、明けましておめでとうございます。
何だか明るいニュースの少ない新年ですが、僕はお陰様で昨年から好調な感じになっております。
買って頂く皆さんの懐具合を考えると、何だか申し訳ないような、ちょっと複雑な心境でしたが、昨年は、久々にメジャーから(笑)新譜や旧譜の再発など、「こんなに出して良いのか?」と心配になるほど沢山のCDがリリースされました。
これからも、皆さんの心(耳)に残るような曲を頑張って書いて行きたいと思っています。
まだ山下達郎ツアーが始まったばかりですが、その合間を縫ってもう色々なライブが入っています。
まずは、昨年夏以来久々の野獣王国、1月19日(月)に目黒のブルースアレイにてライブを行います。
昨年、網膜剥離で緊急入院してしまったためにキャンセルしてしまったA.P.J.の荻窪ルースター公演ですが、1月24日にやっと延期お詫び出演(笑)させて頂きます。初めてなので、どんなお店なのか、楽しみです。
3月には、95年にアルバム「AZUL」のプロデュースをやらせて頂いた米川英之の25周年記念ライブもあります。元スペクトラムのメンバーなど、久々にご一緒するメンバーとの再会も楽しみ!
ヌーヴォ・イミグラートも、バラカとの対バンで、下北沢クラブ251に初出演する予定です。
ZABADAKも、ニューアルバムを引っさげてのライブ、久々の大阪公演もありますよ!
今年も盛り沢山な一年になりそうです。
是非、お運び下さい!
2008年の終わりに
山下達郎の大阪フェスティバルホール最終公演、アンコールでは竹内まりやさんもゲスト出演して、感動と熱狂の中、三時間半にも及ぶ長いライブとなりました。
リハの後、客席をバックにして、メンバーやスタッフ、そしてホールの方々と全員で記念写真を撮りました。
それぞれ色々な思い出を胸に刻み付けながらのライブでしたが、湿っぽくならず、明るく陽気なライブでした。
達郎もフェスの神様が降りて来たかのように、いつもにも増してさらに素晴らしい歌唱を聴かせました。
そしてメンバーもそれに呼応して大熱演。
小笠原拓海君のドラムソロでは、歌ものライブでは普通あり得ない程の拍手と歓声があがり、早くも今回のツアーのスター・プレイヤーです。
来年もまだまだツアーは続きます。
その間を縫ってA.P.J.や米川英之、野獣王国、ZABADAKなどのライブもあります。
僕も年齢は五十代後半に差し掛かってしまいましたが、来年もまだまだ頑張ります!
皆様、どうぞ良いお年を!!
”玲里と愉快な仲間たち”ライブのLamama、今回は一見さんに多数おいで頂き、いい感じでした。彼女がやっているMy Spaceの効果がようやく現れ始めたようです。
僕たちのバンドもようやくこなれてきたみたいな気がします。
次回は2月に吉祥寺スターパインズカフェを予定しております。
玲里さんはどうやらプログレっぽい新曲もいくつか書いたみたいなので、次はリハをもう少しやろうと話しています。
いよいよ、6年振りの山下達郎 PERFORMANCE 2008-2009 が始まりました。
演奏の緩急はもちろん、コーラスの細かいニュアンスに至るまで気を配り、一ヶ月に渡る入念なリハーサルをしました。
今回は、ドラムに弱冠24歳の小笠原君、シンセ&オルガンに柴田君が参加していますが、驚異的テクニックの小笠原君、ロック魂炸裂の柴田君共に、ええ感じで溶け込んでいます。
厚木で初日を迎えましたが、もう沢山ライブをやったようなノリで(笑)、コーラスの女性隊や達郎には別に楽屋が用意されているのに、何故か皆、同じ部屋に集まっては馬鹿話で盛り上がり、楽屋は常に笑い声で溢れています。
これから松江、広島、そしていよいよ取り壊しのため最後となる大阪フェスティバルホール4Daysです。
フェスには色々と思い出もあり、感慨深いものがあります。
チケットが当たった方々、会場でお待ちしております!
そして、年末恒例の野獣王国、もちろん今年もクリスマスイヴは京都RAG公演があります!
達郎の合間にちょっと暴れて来ようっと。
<ネルソン@大阪なんばハッチ 盛り上がって終了!>
FM802のイベント、沢山のご応募を頂き、超満員のなんばハッチでした。
ところが残念な事に、青山君が突然腕の痺れを訴えて病院に行く事態(幸い、安静にしていれば大事には至らないとのこと)になってしまい、メンバー全員青ざめました。
さあ、どうするか?
ドラムレスでアレンジを変えてやるか?
と、そこに青山君のローディーのユッキー君がいることに気付いた久美ちゃんが「叩ける?」と訊いたのです。
すると、「やってみます」という力強い返事が!
そう、レコーディングもリハも彼はずっといたので、曲を覚えていたのです。
急遽、ユッキーをドラムにして大急ぎでリハをやって、20分押しで無事開場。
その間も佐橋君はユッキーの家庭教師となって譜面をレクチャー。
とにかく、楽しんでやろうよ、とみんなで励まし合いました。
そして、いよいお開演。
しかも、番組公募なので、初めてネルソンを見る方が多いというアウェイな状況の中、ライブは始まりました。
でも、お客さんはすぐにノってくれました。
最初は緊張気味(そりゃそうだよね、いきなりですもん)だったユッキーも、次第に叩きながら笑顔を見せるようになり、フィル・インなんかも堂々としたもの。
ネルソンが誇る三人のヴォーカリストもさることながら、ゲストの多和田えみさんと有坂美香さんの歌もすばらしく、ライブは盛り上がって無事に終わったのです!
それにしても、このアクシデントに粛々と対応して下さった主催者やスタッフの方々。嫌な顔ひとつせず、ユッキーを励ましてくれたゲストの方々。
そしてもちろんあわてず騒がず冷静に進めたメンバー、みんな凄い!!
終了後、何とネルソンのCDは52枚も売れたそうです。
このイベントでは過去最高だそうです。
初めてネルソンを見た皆さんにも好評だったみたいで、うれしいです!
ExhiVision、春にライブ盤を録音した吉祥寺シルエレを皮切りに、京都から福井、金沢へ行き、大阪、名古屋、浜松とお邪魔しまして、後は相模原を残すのみとなりました。
やっぱり緊張で少々硬くなっていた春のライブとは違って、非常にリラックスして演奏出来ております(笑)。
ふてぶてしく図々しそうに見えるミュージシャンとはいえ、やはりそこは人の子。
やはり未だに緊張するんですよ。
この間の高中ライブだって、DVD用の撮影をされていた日比谷野音よりも、翌日の大阪の方がリラックス出来ましたもん。
各地でExhiVisionを盛り上げて頂きましてありがとうございました!
物販が売れる売れる。
いかにレコード店にCDがないか(笑)ということかもしれませんが。
残るライブでお待ちしております!
そして、いよいよ山下達郎の本格的なリハが始まりました。
さすがに三十年の付き合いなので、体が曲を覚えていますね。譜面を見て弾いたのは3~4曲でした。
いかに気持ちよく歌えるか、演奏出来るかに重点を置いた、グルーブ重視の細かい指定をメンバー全員がよく理解して演奏しないと、あの達郎サウンドにはなりません。
もう十数曲当たりをつけましたが、とても良い感じで進んでいます。
果たしてステージにどの曲がかかるのか、演奏者も楽しみです。
<大盛況御礼!!>
ディスクユニオン新宿プログレ館一日店長、無事あいつとめましたでござりまする。
「誰も来なかったらどうしよう(笑)?」という不安がよぎるなか、大勢の方にご来店頂きまして、本当にありがとうございました!
”お店もびっくり”の売り上げを記録致しました。
単品がなくなってしまい、ボックスセットをバラして販売する、という事態もありました。ExhiVisionのライブとネルソンの1stは、仕入れの数が少なくてすぐに完売してしまい、ご迷惑をおかけしてすみませんでした。
用意した店限定特典CD-R100枚もあっという間になくなってしまい、足りなくなってしまった方には後から郵送することになりました。
楽しかったですが、足と首が凝ってしまい、店員さんの苦労が初めて身にしみてわかりました。(2008年10月)
<’87SOWライブ、大盛況で終了!!>
秋晴れというにはちょっと暑い日でしたが、好天に恵まれたせいか、延期になっていた関内7thAVENUE公演、お陰様で大盛況にて終了致しました。
お運び下さった皆様、ありがとうございました。
そして、延期のため、ご都合がつかなくなった皆様、申し訳ありませんでした。
昨年から数回行ったライブの中では、最も良い出来(もっとも、簡単なアルペジオやフレーズでつまずく、という珍しいミスが数カ所ありましたが、すみません)になったのではないかと思います。
また機会があれば集まりたいと思います。
■2008年8月下旬
<元基ライブ、東京も盛り上がって終了!>
SOLD OUTで入れなかった方々、ごめんなさい。
来年はもうちょっと大きい小屋でやってみようか、という話も出ています。
やっぱり東京は、いつもの曲(笑)以上に、VOW WOWの曲が盛り上がりましたねえ。ただ、VOW WOWの曲は、かっちりとした構成美を誇っている楽曲が多いので、即興性を好むこのメンバーに合うネタが少ないんです。
まあ、今回の演奏は、僕らなりの解釈、ということで、お許し下さい。
みんな歳を取りましたが、まだまだ元気です!
来年もやるでしょう!
■2008年8月中旬
<”晴れたら空に豆まいて”2周年記念 重鎮ナイト、終了!>
ネコ抜きキリング・タイムも、林正樹ユニットも、超絶技巧と変拍子の嵐でした。
その後、何故かトリをつとめる事になってしまった我々は、「一体何をやれば良いの?」っていう感じでした(笑)。
仕方ないから、声と汗と気合いで乗り切る決心を固め、何とか無事終了しました
■2008年8月中旬
<元基ライブ、仙台enn、大盛り上がりで終了!>
生憎の天気でしたが、大降りとはならず、しかも涼しい(笑)! 感動!
オープニングアクトの斉藤亮バンドのハード&テクニカルなライブの後、おっさんたち登場。
まだまだ若いもんには負けへんでえ!
7時に開演し、終わったのは11時近く。
皆さん、夜遅くまでありがとうございました!
その後は当然、朝までの飲み。
僕は途中でリタイアさせてもらいました。
東京も盛り上がるぜい!
■2008年8月上旬
<ZABADAKライブ、終了!>
お盆にもかかわらず、沢山の方にご来場頂き、大変盛り上がりました。
いつも思うんですが、ZABADAKのお客様は、文学的というか、演劇的というか、割とおとなしい方が多いような印象を受けていたのですが、今回はSTB139という場所柄のせいか、皆さんリラックスして聴いて下さり、反応も良く、楽しく演奏出来ました。
ただでさえ難曲が多く、緊張を強いられるZABADAKですから、お客様の声援だけが頼りなんです(笑)。
一部でパニクっていた吉良君を笑っていたら、二部で今度は自分が曲順がわからなくなり、「譜面がない!」と騒いでしまった自分が恥ずかしいです。
ありがとうございました。
■2008年7月下旬
<A.P.J.灼熱のライブ、終了!>
ものすごく蒸し暑かったですが、幸い雷雨には襲われず、久々の晴れ日ライブでした。
何と、ベースの水野正敏がタバコをやめました! その途端、子供の頃から悩まされていた偏頭痛が治ったそうです。
そして話題は、もちろん僕の網膜剥離入院について。
病弱を売りにしていた(笑)ドラムの池長一美の体調が良く、演奏も快調でした。
それにしても、A.P.J.の曲はテーマが難しい!
アドリブに行く前に、テーマで力尽きないように弾くのが大変です。
次のライブも決まりました。
銀座スイングシティで、10月18日(土)の出演です。
初の銀座進出(笑)です。
是非お越し下さい!
その後は、飲んだら店でくだまいてました。
お暑い中、お運び頂きまして、ありがとうございました。
今度はToshimiセッション(何と、当日リハのみ、厳しい〜!)と、元基ライブに向け、励みまする。
■2008年7月下旬
<野獣、東北プチ・ツアー終了!>
出発直前に東北で大きな地震があり、ちょっと嫌な感じでしたが、野獣のプチツアー、無事終了しました。
久々の仙台、僕としてはenn初出演でしたが、楽しかったです。
若者からベテランまで幅広く出演しているライブハウスで、昔気質で良いですね。最近、どうもおっさんの出にくい小屋が増えていますから(笑)。
8月も人見元基でお世話になります!
そのennの加藤さん、すごく高そうな豪華なワゴン車のオーナーなのですが、何と翌日、僕らをいわきまで乗せて下さったのです! ありがとうございました!
そして、奇遇なことに、いわきのバー・クイーンのオーナーも同じ加藤さん。目出たくいわきでW加藤ご対面となりました。
いわきは、こじんまりとした町でしたが、お客さんは初野獣を楽しんで下さいました。そして、ライブ後は、今まで頂いた中で一番かもしれないほど美味の鰹のタタキや刺身、その場で切り分ける自慢の生ハムなどを堪能しました。
それにしても、東北は涼しかったです。
梅雨明けしたのに、天気は雨もよいで霧も出ていましたが、蒸し暑い東京に帰りたくない(笑)と思ったほどでした。
最終日は目黒ブルースアレイ。
いやあ、盛り上がりましたねえ!
今年はメンバーのスケジュールが合わず、年末恒例の京都RAGのクリスマスイヴのライブだけになってしまいました。すみません〜ん!
という訳で、休む暇もなく、今日から情熱大陸イヴェント葉加瀬太郎バンドのリハです。
夏バテしている暇はないのだ!!
■2008年7月下旬
<ヌーヴォ・イミグラート、ワンマン・ライブ・ツアー終了!>
初めての名古屋Ell、心斎橋soma、そして最終日のライブゲートはゲストに大槻ケンヂを迎えて、ライブ録音もしました。
あいにくの湿度100%な感じ(笑)の猛暑で、雨も降ったのですが、お陰様で盛り上がりました。
オーケンは、四人囃子の「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」や、特撮の「Sweets」などを歌い、アンジーさんや僕との内輪トークも炸裂。楽しい一夜となりました。
今回は、バーニー日下部のアコギの巧みさに、メンバー一同、感動しました。楽屋でふざけてフォーク弾いてましたが、メタル少年になる前に好きだったそうです(笑)から、案外マジだったのかも。
音大の教え子だった山根かおりさんと僕の合作、そして竜君の新曲も初めて演奏しました。
今後はバーニーにも曲を書いてもらおうと思っています!
今回録音した音源をどうするか、これからゆっくり考えます。
<野獣王国、久々の東北ツアー!>
<そして、情熱大陸イヴェントと、ZABADAK、A.P.J.、晴れたら空に豆まいてのセッションなどのネタ仕込みに入ります!>
結構やること多いなあ(笑)。
<中野のレコミンツが、”難波弘之フェア”を開催して下さるそうです!>
店頭では、僕が書いた解説がポップとして使われます。
他の品揃えも個性的で楽しいお店ですよ。
是非、足をお運び下さい!!
<いよいよ、ヌーヴォ・イミグラートのミニ・ツアーが始まります!>
バーニー日下部を迎えて初のワンマン・ライブです!
リハーサルは、緊張感の漂う中にも和気あいあい(どんなんじゃ?)。
バーニーはアコースティック・ギターのプレイもすばらしいです。
新曲も2曲用意して行きますよ~っ!!
しかも、東京は大槻ケンヂをゲストに迎えて、あっと驚くような曲も演奏します。
さらに、恵比寿では、ライブ・レコーディングもしちゃいます(大胆)!
当然のことながら、皆様の声援も収録されますので、応援よろしくお願いします!
<ジャズ・オルガンのKANKAWA改め”Blue Smith”の、
クリスマス・アルバムに、アレンジで参加>
何と、彼の希望で、山下達郎の「クリスマス・イヴ」をアレンジする
ことになりました。
そして、レコーディング・メンバーは、もちろん、ネルソンの面々です!
こちらも、あっと驚くプログレな編曲ですよ。
お楽しみに!
浦沢直樹VS和久井光司の、とにかく長くてキツいライブ(ゲ
ストがすごくて、小室等、PANTA、あがた森魚、中山ラビ、白井
良明、佐野史郎、パール兄弟などなど)を、たった一日のリハで二日間
やりました!
中には、ライブ当日になって初めて譜面をもらった曲もありました。
このライブは、コンタクトがまだ使えないので、眼鏡で通しました。
今までの人生で、これだけボブ・ディランやカントリー系、フォーク
系のフレーズを多く弾いた日はないです(笑)。
初めて浦沢直樹さんのロックを聴いた方も多いと思いますが、「漫画
家にしておくのは惜しい」(笑)と、その詞の世界観や楽曲の良さ、味
のある歌声にびっくりされたことでしょう。
浦沢直樹ファンのZABADAKの吉良知彦や、彼の事務所ペネロー
プの田中さんは、持参した単行本に絵を描いて頂き、大喜びしていまし
た。
しかし、ゲストの皆さん、みんなオーラがあって凄かったです。性
(さが)ですね。
あがた森魚さんはいきなり客席に乱入してマイクもなしで歌い出す
し、小室さんは「鉄腕アトム」の後日談の谷川俊太郎の詩の朗読から
ニューオリンズなアレンジの「アトム」を歌うし、飲み屋のママになっ
たのかと思っていたラビちゃんは相変わらずのダークな世界だったし、
やっぱりロックやフォークのおやじたちは凄い!
佐野史郎さんが、山本恭司と同郷同級生というのは知っていたので
すが(そして、ラブクラフトのマニアであることも!、笑)、あんなに
ギターを弾きまくるとは、意外でした。
鴬谷という土地柄も面白く、立ち飲み屋で飲んでいた佐野史郎さんと
のツーショットや、浦沢さんとの記念写真も、許可を頂いてからアップ
しますね!
<ヌーヴォ・イミグラートの東京ライブは、ゲストに大槻ケンヂを迎えます!>
いよいよ、ヌーヴォ・イミグラートにバーニー日下部を迎えて初の、
東・阪・名ライブ(特に、ヌーヴォで名古屋に行くのは、初めてではな
いでしょうか?)が迫ってまいりました。
昨日、選曲ミーティングを行い、あんな曲やこんな曲をやることにな
りました。
さらに、竜君とバーニーが彼のソロ・ライブのお手伝いをしている関係から、
何と、恵比寿ライブゲートには、ゲストにオーケンを迎えることになりました!
思い起こせば、筋肉少女帯の筋少まつりに僕がゲストで出たり、オー
ケンのSFが話題になって、彼を日本SF作家クラブに入れて
しまったり、「SFマガジン」で対談したり、文庫版「ステイシー」の解説
を書かせて頂いたり、色々とご縁のある人物だったので、感慨もひとしおです。
どうぞ、お楽しみに!
■2008年6月
この度は、関係各方面の皆様や、応援して下さっている皆様に、大変
ご迷惑やご心配をおかけ致しました。 申し訳ありません。
無事、退院致しました!
実は、一月程前から、右目の飛蚊症がひどくなりました。前から糸く
ずのようなものが飛んでいたことはいたのですが、今回のは、小さな泡
が無数に近くや遠くを飛んでいて、左目に比べると右が暗く見えるほど
でした。
そこであわてて眼科に行って眼底検査をしたのですが、結果は”異常
なし”だったので、安心して ’87SOWの名古屋、大阪と、ライブ
ツアーに出発しました。
久々のメンバーとの珍道中は楽しく、広々とした名古屋のボトムライ
ンも、複数のテレビカメラが入っていささか窮屈な感じでしたが、お馴
染みな感じのちょうど良い狭さ(笑)の大阪knaveも、楽しく出
来ました。
まあ、いつもの事ながら、音が出ない、歌詞が出ない、などのアクシ
デントで止まってやり直したり、はありましたが….
ただ、大阪の街を歩いていて、ちょっと「おやっ?」と思った事があ
ります。右目の下の方が少し歪んで見えるんです。横断歩道を歩いてい
て、歩道の白いペンキが右下を通過していく時に、曲がって見えるので
気付きました。
その時は、「帰ったらまた検査してもらおう」程度だったのですが….
ライブ終了後、knaveの近くの、滅茶苦茶美味い韓国のオモニ
のお店で打ち上げをして、「明後日の横浜も頑張ろうね!」と盛り上
がって、さて翌日。
帰りの新幹線でぐっすり眠ってしまい、目覚めてびっくり。
右目の下半分が見えないんですよ。
「こりゃ大変だ」と、帰宅後すぐに眼科へ行き、検査してもらったら
「今回は、網膜に穴が開いています」と宣告され、紹介して頂いた有名
病院に、即入院することになりました。
一週間以上かかるとの事で、愕然としました。
すぐに事務所に連絡し、スケジュールのキャンセルや延期の段取りを
して、翌日から病院暮らしとなりました。
ここの眼科には、網膜剥離の名医がいらっしゃるとの事で、不安はあ
りませんでしたが、何しろ疾患の部位が眼ですからねえ(笑)。
部屋は六人部屋の真ん中でしたが、とても楽しかったです。
お隣の窓側は心臓病と糖尿病で何度もここへ入ったという常連の八十
歳のご老人。向かいは何と青山の有名クラブ(女性が侍る店ではなく、
若者が踊ったり飲んだりする方)のオーナー。廊下側のお隣は集英社文
庫を創刊なさった元編集さん。手塚番や清張番もなさったそうで
す。 僕のこともご存知でした。
僕は”業界病棟”と名付けました。
オーナーとご老人の会話が落語のようで、あまりのおかしさに笑い転
げました。
「俺はここにベトちゃんドクちゃんが入ってた頃から通ってんだ。
ナースの婆さんも顔なじみだよ」「俺はインスリン注射でも消毒なんか
したことねえよ」と豪語し、ナースの言う事は聞かないわ、歩いて六本
木まで行っちゃうわ、まあ元気と言うか、面白い方でした。
糖尿のオーナーはオーナーで、仕事や病気や食事のことで愚痴ばかり
こぼすのですが、それがまた、おかしくておかしくて。
しっかりEDENの音源と資料を渡しました(笑)。
つくづく個室じゃなくて良かった、と思います。
目が使えないので、もっぱら娯楽は、持ち込んだCD(スライ、
TOP、レニー・クラヴィッツからAREAのボックスセット、ハット
フィールド&ザ・ノース、スタックリッジ、キャラヴァン、ニーノ・
ロータのクラシック作品やバカラックのTVミュージカルまで、で
たらめな内容)と、山下達郎差し入れのi Pod/480演目入
りの落語専用機(笑)。もちろん、データ注入したのはご本人なので、
うちのPCにはまだ対応しておりません。
志ん生、志ん朝、三木助、三亀松、先代金馬などを堪能しました。
入院は、若い頃、エレピの調律をしていて、ぎっくり腰から椎間板ヘ
ルニアになり、座骨神経痛で牽引治療をして以来、二度目。手術も、十
数年前に、腕にコリコリしたものが出来て切除して以来、二度目。
今回初めて、車椅子に乗って手術室のある階に運ばれ、ストレッ
チャーに乗せられて手術室まで運ばれました。車椅子の人の視点が良く
判りました。
まずは穴が開いているので、ガスを入れるんだそうです。そして、後
日、穴をレーザー照射で塞ぐとか。
覆いを顔全体にかけられるんですが、右目の所だけ開いているんで
す。よく考えたら、そりゃそうですよね。開いてなきゃ手術出来ません
ものね。で、いきなり眼に麻酔注射です。痛いというよりは、違和感と
いう感じ。
「もう見えないでしょ?」と先生が訊くので、「見えます」と答えたら
「おかしいなあ。もう見えないはずなんだけど、まあいいか。始めま
す」(!!)
痛さは感じませんでしたが。お陰様で、助手が器具を渡すところま
で、ばっちり見えました。
三十分程で無事終了。
二日後に、レーザーで糊付け(先生の言葉)しましたが、網膜剥離の
穴は大小ふたつあるとかで、500発ほど発射されました。五回に
一回程、ずーんという痛みが眼底から頭蓋骨に走ります。
「神経に当たると痛いみたいなんだよねえ。我慢してね」
このふたつの方法の組み合わせによる手術は、まだ日本ではあまり行
われていないそうです。穴が再び開かないように押さえているガスは数
日で抜けるそうですが、まだよく見えません。
激しい運動は、もちろん駄目。
何も知らずに、アンコールの「ナットロッカー」で飛んでいましたけ
どね(笑)。あな恐ろし。
後は、穴の部位によって、一定の体位を取らねばならないそうで、僕
の場合は、ベッドを60度に起こして寝なければならず、それが
ちょっと大変でした。退院後の今も、その姿勢で寝ていますが、ずっと
うつ伏せの方や、横向きでじっとしていなければならない人もいるそう
なので、まだ楽な方かもしれません。
しばらくは安静にしていなければいけないそうなので、今月のライブ
はテクノの人のように、動かず無表情に弾きます(笑)。
あと、やはり右目の水晶体が相当濁っており、近い将来、今度は白内
障の手術も受けなければならないようです。病状の進行や眼の見え具
合、スケジュール等を勘案して、完治を目指して参ります。
てな感じで、色々ご心配をおかけしてすみませんでした。
特にライブを楽しみにしていて下さった方々、延期となってしまい、
申し訳ありません。
でも、嬉しかったのは、横浜7th AVENUREのライブが延期の為
のキャンセルがほとんどなく、「秋まで待ってやろう」という方が多
かったということです。
本当に、感謝致します。
メンバーも、再び秋に皆さんの前で演奏する日を楽しみにしておりま
す。
家内も大変だったと思います。娘も毎日来て、肩や背中を揉んでくれ
ました。
家族、スタッフ、皆様、ありがとうございました。
ご迷惑をおかけしました。
復帰は、16日月曜日のスターパインズカフェの玲里ライブから
ですが、僕はまだテクノの人ですよ(笑)。
■2008年5月
恐らく、クラブでかかった僕の初めての作品でしょう(爆笑)。若者は、みんな踊って
くれたそうです。
どうぞご期待下さい!
4. ネルソン・スーパー・プロジェクトの2ndも、ユニバーサルから秋にリリースされる
見込みです。既にミックスを終え、今、色々な展開が期待されています。
基本的にはモータウンのカヴァーですが、オリジナルも2曲収録されます。
手前味噌ですが、なかなかええ感じのアルバムになりました。
1stで僕の「浮気なルナ」を作詞して下さった竹内まりやさんとメンバーの
子供達もクアイアー・コーラスに参加、さらに盛り上げています!
<E-raのライブにゲスト参加>
5月18日に渋谷公園通りクラシックスで行われた、ヴァイオリン壷井彰久と
ギター鬼怒無月の超絶デュオ、E-raのライブにピアノで参加しました。
この二人、本番で何をやらかすか全くわからないので、とてもスリリングです!
そういう時はすかさず「そう来たか!」とレスポンスする楽しみや、こちら
から新たな提示をする楽しみがありました。
二人の脱力系の、オチのない喋りもおかしくて、癖になりそうです。
今回は、前にちらっとSOWのライブで吹いたアンデス(鈴木楽器製の鍵盤笛)
を初めて本格的に使ってみました。音域が高いので、コントロールがなかなか
難しいですが、とても新鮮で面白かったです。
欲を言えば、もう少し低い音域も出るとうれしいなあ。
今度、鈴木楽器に掛け合ってみようかな?
また是非やりましょう!
<ExhiVisonの2ndアルバムの流通について>
ゲスト・ブックにも「ライブ会場に行かないと手に入らないのか?」
という書き込みがありましたように、枚数が少なく、大変ご迷惑をおかけして
おりましたが、この度、以下の措置を取りましたので、よろしくお願い致します。
1)アメリカのAudiophile IMPORTSというshopでExhiVision CDの
通信販売が開始されました。
http://www.audiophileimports.com/
2)日本では東京 目白にあるWORLD DISQUEという
shopで取り扱っております。通信 販売も可能です。
http://www.marquee.co.jp/world_disque/about_shop.htm
<エッセイ>
三井ホーム倶楽部会員の方のための季刊情報誌「三井ホーム・アイ」に、
エッセイ「家具としての音楽」を書きました。”家具としての音楽”に
ふさわしいCD4枚を選んで解説したものですが、最初もっと沢山書いて
しまったので、HPには特別に全文掲載致します。
<服部克久先生と宇宙飛行士とドッキング~!! グー!!>
服部先生のお誘いで、JAXA STS-123ミッション報告会と
レセプション・パーティに参加しました。
初めて本物の宇宙飛行士と会いました!!
今回のミッションに参加したシャトルの搭乗員全員からの報告や、
貴重な宇宙の映像の数々に、先生も僕も興奮!!
ここからは、内緒(笑)の感想です。
やっぱりキューブリックは凄かった!!
だって、本物の映像を見て、2001年そっくり(笑)と思いましたもん!
■2008年5月
山下達郎アコースティック・ライブの東京が終了しました。
浜離宮朝日ホールは、完全にクラシック向きの小屋なので、残響時間
が長く、ドラムレスで、ピアノ/アコギ/ベースのトリオでやるのは大
変でした。リハーサル・スタジオとは音場がまるで違いますからね。
でも、ピアノ・トリオA.P.J.や、渕野繁雄とやったみなとみら
いやオペラシティ、三枝成彰作品を演奏したサントリー・ホールなどで
の演奏経験が役立ちました。
今回、ようやくこの編成で”楽しめる”ところまで、どうにかこぎつ
けたような気がします。
お客さんの反応も大変良く、気持ちよく出来ました。特に、いつもは
常連さんばかりになりがちな達郎ライブですが、今回はハガキ応募だっ
たせいか一見さんが多く、そういう意味では、大変意義のある企画だっ
たと思います。
大阪も張り切ってやりたいと思います。
さらに、冬からはバンドでのツアーも始まるようですので、今から楽
しみです。
そのリハの合間を縫って、ExhiVisionのライブ盤の選曲や、
「難波Works」の選曲、野獣王国のライブなどがあり、全く休み
がない連休でした。でも、しっかりルノワール+ルノワール展だけは、
空いている平日の昼、じっくり見に行きました。
事務所で、小室和幸と’87SOWリハも始めました。昨年のライブ
とは、少しだけ曲を変えてみようと思っています。
さらに、超絶ヴァイオリンとギターのデュオ E-raのライブへ
のゲスト出演もあります。
今月もどうぞよろしくお願いします!
<達郎の大阪終了しました!>
いやあ、恐かったですう!
何がって、音場が東京の朝日ホールと全然違ったんです。
朝日ホールは小屋の鳴りもピアノもクラシックな感じでしたが、同じ
スタインウェイのピアノなのに、こちらはニューヨークっぽい粒立ちの
はっきりしたポップな音で、会場も朝日ホールの倍のキャパ1100
なのに、意外とデッドで、自分の音ばかり、やけにはっきり聴こえるん
です。ドラムレスだと、リズムがわからなくなってしまいそう。
冷や汗が出ました。
PAがデジタルになったせいもあり、今ひとつ全員の音が混じら
ない。
珍しく本番中にモニターのバランスに色々注文を付けてしまいました。
結果、二回目のステージでは、表の音(会場のPA)の跳ね返り
が聴こえない分、モニターのスピーカーを一台増やしてピアノの後ろ左
右に置いて、ピアノの音量を下げ、ベースやヴォーカルを上げてもらっ
てクリアしました。
山下君は逆に、会場PAの跳ね返りがすごかったみたい。
僕ら二人は彼のちょっと後ろにいるだけなのに、音響は全く違うんで
す。
これだから難しいんですよ、ライブは。
終了後は、スタッフたちと、おされなイタ飯屋で打ち上げ。
メンバーはたった三人なのに、スタッフが30人もいたのでびっ
くりしました(笑)。
夏からバンドでのリハが始まります。
暮からのライブ・ツアーに、乞うご期待!
■2008年GW
一雨ごとに暖かくなりますね。しかし、北海道や新潟はまだ4月だ
というのに夏日を記録したとか。大丈夫でしょうか?
久しぶりのヴァイオリンの落合君とのTOSHIMIセッション、楽し
かったです。
彼、トランペットも吹くんですね。びっくり。
曲は例によってとてもセッションとは思えないほど難曲だらけでした
が、是非また一緒にやりたいです。
ZZでのトークイヴェントは、遠藤ミチロウを迎えて、パンク談義。
今回は冒頭にアコースティック・ミニ・ライブもあり、盛り上がりま
した。
トークも短くなるかと思いきや、何と終了時刻は最も深くなってしま
いました。
来月は何とい石間秀機をゲストに、ディープな話が聞けそうです。シ
タールの演奏もあるかも!
玲里ライブは、バックが親子ほども歳が離れているメンバーばかり
(どうやら、”愉快な仲間達”というバンド名が付いたようです。)
でしたが、盛況のうちに、何とか無事終了しました。
6月16日(月)には、吉祥寺スターパインズ・カフェで、また
同じ面子でライブ致します。是非お越し下さい。
さて、お次はExhiVisionのライブ録音の準備、’87SOWの
小室との予習(笑)、山下達郎アコースティック・ライブのリハなどに
突入します。
そうそう、ExhiVisionが遂に、NHKセッションに初登場です。
収録日は6月12日(木)です。観覧ご希望の方は、
ハガキで申し込みだそうです。詳しくは、NHKFMセッションの
HPをご覧下さい。
www.nhk.or.jp/session
■2008年4月冒頭
葉桜になりつつある市ヶ谷の土手の近くのスタジオで、遂にネルソ
ン・スーパー・プロジェクトのレコーディングが始まりました!
先ずは、モータウンのカヴァー10曲と、オリジナル2曲
のリズム・トラックを3日間で仕上げます。一日4曲ずつ録って
行く計算になりますね。
で、初日からいきなり快調なペースで、ノルマをクリアしました。先
日のNHK「SONGS」一周年記念の竹内まりや武道館ライブを
見て、つくづく思ったことではありますが、さすが、皆さんお上手(自
画自賛)!
キーボードが4人もいて、アレンジャーも4人いるようなバンドなの
で、一人が煮詰まっても、必ず誰かがアイデアを出してくれるし、助けて
くれるんです。その有機的な作用が、再びネルソン・マジックを生み
出しそうです!
はっきり言って、滅茶カッコ良いでっせ(何故、関西弁に?)。仕上
がりがとても楽しみです。
てなことで、ネルソンの録音の合間を縫って、今月はまず、プログレ
の巣窟(笑)吉祥寺シルエレで、永井敏巳セッションがありますね。
久々にヴァイオリンを入れてのライブなので、U.K.なんかをやっ
ちゃおうか、という話になっております。
そして、新人シンガー・ソング・ライター玲里のライブを、何と
ZABADAK+SOWのメンバーでサポートします。最近のJ-Pop
では珍しいサウンドで、面白いライブになりそうですよ。
吉祥寺MANDA-LA2 で、21日(月)です。出番は夜9時前後です。
お後は、ExhiVisionのライブ・レコーディングを兼ねたギグ
(死語の世界)が、同じくシルエレであります。良いテイクが取れたら
ライブCDを出そうか、という話もちらほら出ておりますので、皆
様の暖かい拍手と黄色いご声援(ン?)を、よろしくです。
そして、新橋ZZでのトーク、今回は70年代後半から始
まった日本のパンクについて、遠藤ミチロウをゲストに呼んでの開催で
す。驚異的な歌唱とアコギのミニ・ライブもありますよ!
■2008年3月末
桜便りがあちこちから聞かれる季節になりました。春だあ!!
先日のA.P.J.の桜木町ドルフィー公演は、その日に限って雨、
それも春の嵐(笑)! 雷が鳴ったりする雨脚の激しい中、それでも多
数の皆様方においで頂きまして、メンバー一同、気も狂わんばかりに喜
び、感謝しております。誠にありがとうございまする。
次は、「たまには70年代サブカルの香りの残る中央線沿線に出
てみようじゃないか」という話になり、6月9日(月)に、
荻窪のRoosterというお店に出して頂くことになりました。どん
な所なのか、楽しみです。
桜木町ドルフィーにも、8月6日(水)の出演が決まって
います。どうぞよろしく!
さて、目下、漫画家の浦沢直樹さんのソロ・アルバムのレコーディン
グに参加しております。
プロデュースは、昨年ソニー・ミュージックからボブ・ディラン公認
カヴァー・アルバムと、バンドのオリジナル・アルバムを同時にリリー
スした、音楽ライターとしても活躍している和久井光司さんです。
全て浦沢さんのオリジナルで、南部アメリカのようなざっくりとした
感じのロックで、かっこ良いです。歌も詞も、とても味があります。
で、何と、ピアノのダビングを浦沢さんのご自宅で行うことになり、
お邪魔しました。
まあ、何て居心地の良いお宅でしょう(笑)!
家は三階まで吹き抜けになっており、何と家の中に、中庭を眺められ
るカフェまでありました。
ご自慢のレコード・コレクションを整然と収納した音楽室なども見せ
て頂きましたが、特に収納でピンチを迎えている私としましては、大変
羨ましゅうございました(笑)。
浦沢さんはオタクなのに、雑然としていないんです。
とてもスタイリッシュなお宅でした。
で、浦沢さん編集のオン・デマンド手塚治虫作品集や「プルートウ」
の最新刊を頂いたばかりか、何と中にウランちゃんまで描いて下さいま
した。手塚家贈呈用には、アトムをお描きになったそうですが、アトム
とウランの絵を描いた本は、この二冊しか存在しないそうです。
感激!!
で、今度ライブもご一緒することになりました。詳細はまもなくアッ
プ致します。
ネルソンも、ユニバーサルにメンバーが集まってミーティングをし、
来月の録音に向け、いよいよ選曲やアレンジに入っております。色々な
事がさくさくっと決まって行くので、気持ち良いです。
7月に同じユニバーサルからリリース予定の「難波
Works」も、ようやく選曲に入りました。
色々なプロジェクトを並行してやっているので、なかなか大変です
が、楽しいものばかりです。どれも、成果が楽しみです。
■2008年3月
春ですねえ!
野獣王国、ブルースアレイのライブに多数おいで頂き、ありがとうご
ざいました。
次はゴールデンウィーク(最近は死語らしいですね)のまっただなか、
5月2日(金)です。連休中とはいえ、平日が三日続いた四連休の前日です
から、来やすいでしょ(笑)?
ますます脂の乗った演奏をお聴かせしますよ!
まだ未定ですが、7月には、久々の仙台などでのライブも企画しております。
さて、その7月には、久々の、そして初の名古屋ワンマンを含む
ヌーヴォ・イミグラートのライブがあります。
7月11日(金)名古屋大須ELL FITS ALL、12日(土)大阪心斎橋SOMA、
18日(金)恵比寿ライブゲート(元ギルティ)です。
バーニー日下部を迎えて初の小ツアーなので、張り切って準備を進め
ています。ひょっとしたら新曲も演奏出来るかも、です。
そして、’87SENSE OF WONDERですが、こちらも日程が決まりました。
5月28日(水)名古屋今池ボトムライン、29日(木)大阪Knave、
31日(土)横浜7th AVENUREです。
バンドになった’87~88年頃のSOWのポップな歌もの中心のライブです。
「プログレは苦手だ」という方にも安心しておすすめできる(ほんまかいな?)内容です。
さらに、さらに、4月にはTOSHIMIセッションやExhiVisionのライブ
(ともに吉祥寺シルバーエレファント)もあります。
セッションの方は、Vlnの落合徹也が参加するので、久々にUKの曲なんかも
ぶちかまして(これも死語だあ!)みようか、と思っております。
でもでもでもでも、その前に、今月のA.P.J.のギグ(死語)も
お見逃しお聴き逃しなく!
横浜桜木町の老舗ジャズクラブ、ドルフィーで、3月14日(金)ですよ。
良い日を頂いたので、皆さん飲みに来て下さいね。
あとは様々なレコーディングに参加しております。
「モンスター」などでおなじみの漫画家、浦沢直樹さんのアルバム
(プロデュースは和久井光司)に参加しているのですが、何とピアノの
ダビングをするため、浦沢さんのご自宅にお邪魔することになりました。
既にロックや手塚先生の話で盛り上がっていますので(笑)、
今から楽しみです。ひょっとしたら、6月のライブにも参加するかもしれません。
ネルソン・スーパー・プロジェクトの2ndアルバムの準備も着々と
進んでおります。
モータウンのカヴァーの選曲が大変で、久々にまとめてモータウン・ヒッツ
を何十曲も聴いたのですが、まあ、濃いのなんのって(笑)!
予想通り、メンバーが選んだ曲が二十曲にものぼってしまい、
これから絞り込みをかけるところです。
もろもろ、期待して待ってて下さい!
■2008年2月
いやあ、寒いっすね(笑)。皆様、インフルエンザや麻疹や花粉に
ご注意下さい。
KANKAWA仕切りの、オルガン大好きイベント、生憎の雪→雨の
天候でしたが、お陰様で盛況のうちに終了しました。昨年に引き続き、
二度目の参加でしたが、昨年同様、諸先輩方(前田憲男、酒井潮、
田代ユリ)とご一緒で緊張しました。でも、とても楽しかったです。
楽屋では例によって、四方山話に花が咲きましたが、前田先生と、
羽田健太郎(通称ハネケン)先生の思い出話になりました。亡くなる直前
までオヤジギャグをかましていたそうで、何だかとても嬉しくなりました。
昨年の音大入試の時にお会いしたのが最後になってしまいましたが、
きっと今頃、天国で、宮川先生とオヤジギャグ合戦をなさっていることでしょう。
前田先生が、KANKAWAのことを「あいつ、本当に優しい奴なんだよなあ」と、
ぼそっとおっしゃったのが印象的でした。
さて、’87SOWのスケジュールがやっと出ました。
5月28日(水)名古屋ボトムライン、29日(木)大阪knave、
31日(土)横浜7thアヴェニューです。メンバーのスケジュール
のやりくりがつかず、大阪と名古屋が平日になってしまったのが残念ですが
、ひとつご容赦下さい。
お待たせしているEDENですが、どうやら5月21日
発売で決まりそうです。発売記念イヴェントをやるかもしれません(まだ未定)。
てなことで、今、必死で、ベスト盤とネルソンの選曲に取りかかっています。
■2008年1月
今年初めてのライブとなったA.P.J.初ライブ、何とか雪も降ら
ず(笑)、「日曜だし、寒いし、地味かな?」と諦めていたら、予想に
反して大勢の方々においで頂き、ありがたく終了しました。ピットイン
は実に久々でしたが、ピアノもリニューアルされ、音の響きもご機嫌
(byジャズメン)でした。次は3月に、また桜木町のドル
フィーがあります。今回寒くて家を出るのが億劫だった方は、次回の横
浜に、是非おいで下さいね!
さて、ユニバーサルから頂いている、いくつかのリリース企画から、
決まりそうなものからご報告致します。
まずは、ネルソン・スーパー・プロジェクトですが、メンバーの新年
会を兼ねた(そっちの方がメインだろうって? その通りです!)ミー
ティングの結果、全員大乗り気で、お受けすることになりました。モー
タウンのカヴァーを中心に、オリジナルも数曲収録の予定です。
さらに、同時に1stも、何らかのオマケ(まだ、秘密です)を
付けて再発される見通しです。秋頃のリリースとなりそうです。
さらに、レーベルを越えた僕の作品集「ゴールデン☆ベスト」を出し
て下さるそうです。一昨年、BMGからリリースした30周年
記念盤は、僕のソロやSense Of Wonderの曲が中心でしたが、こちらは
野獣王国やExhiVision、A.P.J.、それ以外の音源も
収録されるかもしれません。こちらの方が早くて、夏のリリースを予定
しています。今月中に、収録作品の選定などの作業を始めるつもりです。
5月末に、何と再び’87Sense Of Wonderのライブをやる
事になりました。
昨年夏にみなとみらいで開かれた、おたくイベントの元祖、日本初の
世界SF大会にSOWの出演を依頼されたのですが、現行メン
バーのそうる透のスケジュールが取れず、それならということで、
87年当時のメンバーでやりました。そのライブを、老舗ライブハウ
ス”7thアヴェニュー”のマスターが(横浜市民割引で? 笑)
見にいらしたらしいのです。
その後、横浜ジャズ・プロムナードに出演した時に、楽屋まで来られ
て「SFおたくの外人の前での演奏が良かったので(笑)、是非あ
のメンバーでうちに出て欲しい」と言われ、どうせやるなら一本では
もったいないので、大阪、久々の名古屋、横浜とやることにしました。
代官山のライブのときに、小室が風邪気味で不調だったので、今回は
そのリベンジということで張り切って望みますので、特に20年振
りの名古屋の皆さん、是非おいで下さいね!
KANKAWA主宰のオルガン・イヴェント(2月6日、
六本木スイートベイジル)に、今年も出ることになりました!
僕はバス・ぺダルが弾けないので、ベースにグレッグ・リー(厚見玲衣が
ムーンダンサーの後に組んだタキオンのベーシスト)をお願いしました。
こちらも楽しみです。
■2008年冒頭
皆さん、明けましておめでとうございます。
2008年は、平成20年なんですね。去年が19年です
から、当たり前の事なのに(笑)、何故か愕然としました。小渕さんが
「新しい年号は”平成”です」と書かれた紙を示しながら記者会見した
のが、つい昨日の事のように思えるのです。
という事は、来年は手塚治虫先生が亡くなって20年! (すみ
ません、普通の方なら、美空ひばりが亡くなってから、と書くのでしょ
うが、笑)
若い子たちが「なんか昭和っぽい」「昭和の臭いしない?」なんて言
い出してますから、そろそろ僕の世代も”昭和生まれ”と言われる日が
来るのかもしれません。
しかし、まさに「そんなの関係ねえ!」
今年も色々動きがありそうです。
まずは久々のソロ作品「EDEN」ですが、リリースに向け、再構築中です。
アルバムの世界観を表現するため、久々にSFの小品を書いてみ
ました。もちろん、「Party Tonight」の頃はLPでしたか
ら、あの豪華ブックレットが可能だったわけで、そんな昔のようには行
かないかもしれませんが、パッケージ文化の衰退が叫ばれる今日ただい
ま、ちょっとそれに逆らって、「EDEN」は、ビジュアル面にも
凝ってみようと思います。
スタッフとミーティングを重ねて、少しずつリリースに近づけて行き
ますので、もうしばらくお待ち下さい。
次はネルソン・スーパー・プロジェクト。
年末に目黒ブルースアレイで行った”プチネル”ライブに見えた某大
手レコード会社の方から、「セカンド・アルバムを是非うちからリリー
スしたい」というありがたいお話を頂きました。
これからメンバーの新年会を兼ねたミーティングをして、詳細を決め
て行きたいと思います。
その同じ方からさらに、「キーボードのアルバムを」というお話も出
ており、今年は色々ありそうです。
今年初のライブは、ピアノ・トリオA.P.J.です。
泣く子も黙る老舗のジャズ・クラブ/新宿ピットインに、久々に出演
しますと言っても決して敷居の高い店ではありませんので、お気軽にお
いで下さい。20日の日曜日です。
ちょっとクラシカルで可愛い新曲を書きました。すみません、やっぱ
り変拍子になっちゃいました(笑)。
という事で、今年も張り切って参りますので、どうぞよろしくお願い
します。
えいしゃら~!!
■2007年年末
怒濤のライブ年、終了!
師走の慌ただしいなか、SOWのライブを強行(笑)しました
が、これでいよいよ今年のライブ納めとなりました。この一年、色々な
ライブにお付き合い頂きましてありがとうございました。
今年は、昨年出来なかった30周年記念ライブを一年遅れで開催
したり、ExhiVisionのセカンド、及び久々の野獣王国の新譜を出
したり、盛り沢山な一年でした。
特に後半の様々なバンドやセッションの怒濤のライブの連続に、さす
がにちょっと弱りそうになりましたが、お陰様で知力はともかく
(笑)、体力は何とか持ちこたえられました。
来年はまた何かと色々な動きがありそうです。まだまだ頑張ります。
久々のソロ作品であるEDENのリリースも決まりそうですし、他
にも秘密のプロジェクトが進行中です。
新年は、A.P.J. 久々の新宿ピットインでライブ始めです。
「まだ聴いた事がない」という方、是非おいで下さいね。ちょっと変
わったピアノ・トリオです。
それでは皆様、良いお年をお迎え下さい!
■2007年12月下旬
いよいよ今年も終わろうとしていますが、毎年の事ながら、本当に
あっという間に時が経ってしまいますね。いつまで体力が持つかわかり
ませんが(笑)、この年末も老骨に鞭打って頑張っております!
ライブは残すところ、クリスマスイブの京都RAGの野獣王国と、
SOWの東阪名だけとなりました。楽しいライブをお届けしたいと思って
います。何かと忙しい師走でしょうが、是非お運び下さい。
<ExhiVision>
レコ発ライブ終了しました!
今回はメンバーのスケジュールが合わずに、単発のライブをぽつりぽ
つりとやって行くという変則的な形になりましたが、何とか赤字も出さ
ずに終える事ができました。
お越しいただいた皆様のお陰と、メンバー一同感謝しております。
ありがとうございました。
早くも来年4月のライブが決まりました。来年も
ExhiVisionを宜しくお願い致します!
<プチネル>
大変混み合ってしまい申し訳ありませんでした。しかし、実に
5年振りだったので、楽屋は同窓会のような大騒ぎになりました。楽し
かった~!
アンコールで特別ゲストの竹内まりやさん登場に、会場の興奮は頂点
に達しました。しかも、曲はカヴァーではなく、オリジナルの「家に帰
ろう」だったので、みんな大喜び。武道館のライブ以来の演奏となりま
した。
それにしてもこのメンバー、やはりタダモノではないですねえ
(笑)。まあ、僕が参加しているバンドはどれも濃いですが…….
<というわけで>
SOWは、6月にやって好評をいただいたバロックと映画音
楽の夕べ(笑)や、久々にステージにかける「Earth Side」から
の曲、初めてこのメンバーで演奏する曲などを満載してお送りする予定
です。
是非おいで下さいね!
■2007年12月初旬
<ExhiVision>
宇都宮エスプリのライブも、お陰様で盛況でした。演奏する新曲も、
さらに一曲増やしました。
そうそう、それから、何とか間に合って、CD増産しました。相
模原でお求めになれなかった皆さん、すみませんでした。次の京都か吉
祥寺でゲットして下さいね!
<ヌーヴォ・イミグラート>
初台ドアーズにて、斉藤光浩バンドとの共演。
下田武男復帰、新しいギタリストにバーニー日下部を迎えての初ライ
ブでしたが、緊張の中にも、楽しいステージとなりました。
当日は、山本恭司・厚見玲衣・田中一郎・松本慎二など、ミュージ
シャンが多数来場して、まるで同窓会のような騒ぎ(笑)でした。
「来年夏に、東京・大阪・名古屋で、フル・ライブをやりたいね」と
いう話で盛り上がっています。実現するといいな。
<SENSE OF WONDER>
松本慎二と、事務所リハを開始しました。いつも、そうる透と合わせ
る前に、予習するんですよ。持ち曲が多いので、数年に一回しかやらな
い曲や、ステージで初めてやる曲がいまだにあるんです(笑)。
そろそろ新作を作らねば、と真剣に考え始めました。どうも、
SOWの曲を書こうとすると、身構えてしまって、最近はめっきり書けな
くなっているので、ちょっと肩の力を抜いて頑張ってみます。
<隅田川馬石師匠>
落語通の人見元基と、上野の鈴本演芸場に行きました。お目当ては、
今年の春に真打ちとなり、今回トリをつとめる五街道佐助改め隅田川馬
石師匠です。じっくりたっぷり「二番煎じ」を演じてくれましたが、個
性溢れる素晴らしい噺でした。初めて見る元基も大いに気に入ったよう
です。終演後は馬石師匠を表敬訪問した後、もちろん広小路で飲みまし
た。
<EDEN>
来年2月のリリース予定でしたが、プロモーション計画を練り
直すため、すこし延びそうです。ここまで待たされたら、もう大丈夫で
しょ(笑)? すみません、もう少しお待ち下さい。
<TOSHIMI セッション>
吉祥寺シルバーエレファントでのライブ、今回は再び米川英之と共演
です。この間やらなかった、かつてのコラボ曲もやります。お楽しみに!
という訳で、来月はもちろん野獣王国恒例のクリスマスイブの京都
RAGや、SOWの東名阪ライブもありますよ~!! 是非お越し下さい。
<和久井光司>
彼が同時に出した2枚のアルバムに参加しています。
1枚は、ボブ・ディラン公認のカヴァー、もう1枚はオリ
ジナルです。
■和久井光司『ディランを唄う』
ソニー・ミュージックダイレクト/MHCL-1234 Å9
01. 風に吹かれて(小室等、あがた森魚、PANTA、中山ラビ、
サエキけんぞうとのリレー・ヴォーカル)
02. メンフィス・ブルース・アゲイン
03. ぼくの中の男
04. ハリケーン
05. ジョーカーマン
06. レイ・レディ・レイ
07. ミスター・タンブリン・マン
08. 冷たい鋼鉄の境界線
09. 約束を交わすとき
10. ブラインド・ウィリー・マクテル
11. 赤い空の下
12. 運命のひとひねり
ジャケット画=浦沢直樹
ライナーノーツ=中村とうよう 坪内祐三
ゲスト・ミュージシャン=ジョン・オウア(ザ・ポウジーズ)、
ジョン・ウェズリー・ハーディング、モーガン・フィッシャー、
難波弘之、森山公一&稲葉健二(The Ma’am)、THE DUET、
Daimyo!、日戸修平、木瀬りえ子 etc.
■和久井光司&セルロイド・ヒーローズ『愛と性のクーデター』
ソニー・ミュージックダイレクト/MHCL-1235 Å9
01. 時にはこんなプロテスト・ソング
02. 十月の旅人
03. 宇宙のリズム 遠い声
04. 夕暮れなんて
05. 愛と性のクーデター
06. SHINAGAWA STOMP
07. EARTH GIRL / WAR BOYS(2007 Version)
08. 東京の空
09. 吉祥寺アーバン・カウボーイ~GOODNIGHT IRENE
10. すべての若き野郎ども
11. 風に吹かれて(セルロイド・ヒーローズ Version)
ジャケット写真=黒田 彰
ライナーノーツ=藤沢 周(芥川賞作家)、
寺田正典(レコード・コレクターズ編集長)
ゲスト・ミュージシャン=ジョン・オウア(ザ・ポウジーズ)、
ジョン・ウェズリー・ハーディング、モーガン・フィッシャー、
難波弘之、THE DUET etc.
↓↓ソニーのサイトはこちら↓↓
www.sonymusic.co.jp/wakui/
■2007年11月中旬
<野獣王国小ツアー、珍道中でしたが、無事終わりました>
経費節減のため、是方の運転するワゴン車での移動(笑)という、
over50歳のバンドとしてはいささかきつい旅でしたが、各地の皆様の暖
かい声援により、ライブは連日の疲れも吹き飛ばす勢いで、楽しく元気
に出来ました。
お陰様で今回は騒音(一応、音楽なんですけどねえ)に対する苦情も
なく(爆)平和に運びました。
初日のSTB139には、高嶋”スターレス”政宏さんが、チケット
を買って(「招待する」と言ったのですが「券を買って聴くのがプログ
レの基本姿勢ですから」と辞退されました。うう、チッタのプログレ公
演にいつも招待されている私としては、いささか耳の痛い恥ずかしい話
です)聴きにきてくれました。
何とチャリに乗って登場(笑)。終了後、二人共家が近いので帰りが
てら飲みに行ったのですが、チャリを押して歩く間もずっと熱く野獣の
演奏やプログレについて語ってくれました。もちろん、彼の行きつけ
の”おされな”バーに着いてからも(笑)。
<ExhiVisionのセカンドCD>
売り切れでご迷惑をおかけしましたが、今度の宇都宮エスプリでのラ
イブまでには増産出来そうです。京都RAGや吉祥寺シルバーエレ
ファントではお買い求め頂けると思います。すみませんでした。
<新生ヌーヴォもライブです!>
さあ、いよいよ来週22日(木)は初台Doorsで、久々
の、さらに元スナイパー/現吉井ロビンソン・バンドのバーニー日下部
を迎えた新生ヌーヴォ・イミグラートのお初ライブです!
来てね!
■2007年11月初旬
だいぶ秋らしくなりましたね。それでも、昔は文化祭のシーズンは
もっと肌寒かった記憶があります。やはりこれも温暖化のせいでしょう
か?
ライブの合間を縫って、色んなレコーディングに参加しています。
まず、元カルメン・マキ&OZのベーシスト川上シゲに頼まれ
て、関西出身のブラック系二人組アイボリー・ブラザースの録音に行っ
て来ました。ファンキーな曲や、しっとり系のバラードなど、良い味出
してます。オルガンと、ストリングスのアレンジをしました。
桑名正博とアン・ルイスの息子である美勇士君のプロディースによる
アン・ルイスのトリビュート・アルバムには、人見元基バンド(大谷令
文、ロジャー高橋、水野雅章)で2曲参加しました。曲は「DA SILVA STAR」
と「FEED BACK」です。
そして、何とLUNA SEAのトリビュート・アルバムにも、土屋昌巳プロデュース曲
「MOON」で参加しました。
ベースがTOKIE、ドラムが湊君です。アレンジはさすが土屋昌巳!
Zep+キング・クリムゾンmeetsエリック・サティですよ(笑)。
ピアノとメロトロン、Prophet5で妖しい世界を作ってみました。
しかし、アン・ルイスもLUNA SEAも、まだ生きているのに、トリビュートなのは、
な~ぜ(笑)?
<ExhiVisionライブ好調!>
東京、名古屋、大阪、相模原と終了しましたが、いい感じに盛り上がってます!
今後、少しずつセカンドの曲を増やして、最終的には京都と吉祥寺で
全曲演奏予定です。
乞う、ご期待!
<野獣王国CD 売れ行き好調!>
だそうですよ、嬉しいねえ。増産が決まったそうです。
新曲を演奏するために、5年ぶりにリハーサルしました(笑)。
ライブでのアレンジの変化にも、是非ご期待下さい!
<ヌーヴォ・イミグラートのライブ!>
斉藤光浩バンドとの対バンです!
下田武男復帰、元スナイパー/吉井ロビンソンバンドのBurny
日下部を新ギタリストに迎えて、気合いのライブだあ!!
<ZABADAK>
久々にヴァイオリンの太田さんを迎えて、プログレっぽい大作も演奏
する予定です!
<Sense Of Wonder>
今年の年末は、本家(笑)SOWで締めます!
6月に見損なった方は、要チェックですよ!
<A.P.J.>
そして、2008年年明けは、ピアノ・トリオで迎えます!
久々の新宿ピットインは、1月20日(日)です。
良いお年を! って、まだちょっと早すぎたか?
<Nelson>
実に久々のライブが決まりました! 12月17日(月)目黒ブルースアレイです。
残念な事に、スケジュールの関係で土岐英史が不参加なので、ライブ名は
”プチネル”にしました(笑)!
メンバーは、Dr.青山純、B.伊藤広規、Key.重実徹、G.佐橋佳幸、
Vo.佐々木久美&国分友里惠&三谷泰弘で~す!
■2007年10月下旬
ExhiVisionのツアー、快調に行っております。メンバーと小屋
のスケジュールがなかなか合わなくて断続的に行うという変則的なツ
アーですが、最終日のシルバーエレファントまでの間に少しずつ新曲を
増やしていこうか、なんていう構想もあります。
やってみたらやはり大変で(笑)筋が凝りますね。
野獣王国は耳が痛くなり、Sense Of Wonderは頭が痛くなり、
A.P.J.は指が痛くなり、ExhiVisionは筋が痛くなる、と。
見たお客さんから「やはり難波さんはフュージョンじゃなくて、ロッ
クですね」との感想を頂きました。褒め言葉だと、勝手に解釈致しまし
た(笑)。
そうなんですよ。やはりExhiVisionはロックですね!
久々の大阪ミューズホールも、爆発すると思います。
是非お運び下さい!
でもって、野獣王国の実に5年振りの新譜「PEACE」が
25日、給料日を狙って(笑)出ます。
あなたの財布を鷲掴み!
て事で、ジャケット写真を公開しちゃいま~す!
どうです? いい感じでしょ?
アンディー・ウォーホールとビートルズ丸出しで(笑)。
野獣王国も11・12月にツアーで~す!
宜しくお願いしま~す!
■2007年10月初旬
10月1日の’87SOWリユニオン・ライブ、及び
4日のExhiVisionのセカンド発売記念ライブ、無事終了しました。
”晴れたら空に豆まいて”は、独特のアジアン・テイストのライブハ
ウスですが、天井が低く、いつもは割とおしゃれ系というか、アコース
ティックなものを多くやっている印象があったので、ギターがいないと
はいえ、大音響のバンド・サウンドを鳴らして大丈夫かどうか心配だっ
たのですが、結構良い音で出来たような気がしますが、如何だったで
しょうか?
小森君は譜面も歌詞のカンペーもなし、という気合いの入り方で、迫
力のドラミングは非常に好評でした。小室君は風邪を引いてしまい、
「声の調子が今ひとつだった」と残念がっていました。いつかまたやり
たいと思います!
で現行のSOWのライブ、何とか年末に出来そうです。今のとこ
ろ、12月21日(金)初台ドアーズ、25日(火)実に
久々の大阪knave、26日(水)名古屋ELL FITSALLの
予定です。正式に決まりましたら、すぐにスケジュールにアップします!
ExhiVisionのセカンド・アルバム「Overexposure」に関
しては、大変ご心配をお掛けしまして、すみませんでした。レコード会
社とのコミュニケーションが今ひとつ取れていなかったのが原因です。
で、どうやら、注文を頂かないと店頭には届かないようです。ライブ会
場で買って頂くか、RLCG-0003( COSMIC BALANCE)でお店
にご注文下さい。流通元は原楽器だそうです。
今後の会場では、既に買って頂いた盤でもサインしますので、気軽に
声を掛けて下さいね!
数年間お蔵入りとなっていた、EDENという一人打ち込みアルバ
ムを覚えていらっしゃいますか? 来春ようやくソニーミュージック・
ダイレクトよりリリースされる見込みとなりました。間もなくマスタリ
ングです。
数年経ってしまったので、新たに土屋昌巳のギターを入れたり、元ソ
ウル・ボッサ・トリオの松本浩一によるリミックスを入れたり、豪華リ
ニューアル版です。ご期待下さい!
■2007年9月下旬
<良い(笑)お知らせ>
☆書き下ろしメタ・フィクション「幻の盤」
「幻の名盤叢書~プログレッシヴ・ロック」シンコー・ミュージック
レコード・コレクター向けの本ですが、小説を頼まれて、久々に書い
てみました。
お騒がせしたExhiVisionのCDの件ですが、レコード会社
より、間に合えば4日のドアーズまでに出荷するとのお返事を頂
きました。バンドと会社との契約が、まだ正式に締結されていなかった
事などが遅延の理由です。待っていて下さった皆さん、どうもすみませ
んでした。
さてさて、ご報告が遅れましたが、高中正義のライブ、旧友たちとの
楽しいひとときでした。
まず名古屋は真夏というより、リゾートのようなピーカンのお天気で
びっくり。それというのも、高中正義は有名な雨男なんです。斉藤ノブ
が晴れ男なので、そっちに引っ張られたかな?
大阪は熱帯夜。ホテルの窓を開けても、入って来るのは熱風でした。
もはや日本は亜熱帯化したとの認識を新たにしました。
そして最終日は数々の思い出のある日比谷野音。数日前まで晴れ予報
だったのに、前日の天気予報では雨に変わり、がっくりしました。
しかし、相当重そうな雲がたれ込める中、何とか最後まで持ちこたえ
ました。これもひとえに斉藤ノブが天に向かって「降らないよな?」と
脅したからだ、というのが、もっぱらの評判です(笑)。
そう言えば打ち上げも、休日で開いていない会員制中華料理屋を「開
けるよな?」と脅して、貸し切り状態でした。ボスはやっぱり凄いっす!
■2007年9月中旬
怒濤の夏は去ったのでしょうか? しかしまだ熱気が残っていますね。
17日は高中正義の名古屋でのライブに参加しましたが、真夏の
ようなピーカンの天気でした。彼のライブは、クロスオーバージャパン
の1時間ほどのステージには二回ほど参加しましたが、フルにや
るのは初めてです。斉藤ノブ、伊藤広規、宮崎まさひろといった旧知の
仲のミュージシャンなので、大変楽しくやっています。
実はその昔、金子マリやナルチョとバックスバニーを組んだ頃、マ
ネージャーが加藤和彦のサディスティック・ミカ・バンドと兼任だった
ので、よく対バンしました。もちろん、向こうの方がメジャーでしたが
(笑)。
高中正義は、今、軽井沢に住んでいるので、リハーサルのために、わ
ざわざ軽井沢から毎日通勤して来る(笑)のです。名古屋のライブは休
日で開演が早かったので日帰りでしたが、もちろん彼は軽井沢から東京
に出て乗り換え、名古屋でライブ後、新幹線で僕らと酒盛りしながら東
京に戻り、そこから最終の長野行き新幹線で帰って行きました。凄い時
代になったものです。
そうそう、偶然、行きの新幹線で加藤和彦と同じ車両だったのです。
この間の木村カエラを迎えたミカバンドの日比谷野音ライブが終了後、
彼がいないのでどうしたのかと思ったら、スタッフが「軽井沢にお帰り
になりました」と言うので大爆笑した、というエピソードを話してくれ
ました。おもろい。
で、今週末、大阪と日比谷野音があります。雨男なのに名古屋は晴れ
ました。野音も晴れるといいな。
7日の高円寺ショーボートでの、キース・ムーン追悼
TOMMY完全版ライブ、昨年倒れた大名のリハビリも兼ねていたのです
が、無事に終わってほっとしました。大名もこれで完全復活の自信がつ
いたのではないでしょうか?
小室和幸と事務所で’87SOWに向けた自主トレに入りました。
2年前の京都(小森啓資の20周年)でやらなかった曲や、
20年振りにやる曲もやります。どうぞご期待下さい。
本家SOWも、年内にライブを組むつもりで調整中です。もうし
ばらくお待ち下さい。
■2007年9月初旬
久しぶりの、”夏休みだよ、全員集合”。お陰様で、各地でソールド
アウトの大盛況の裡に終了しました。
やっぱり、人見元基は凄い! そして、このメンバーは最強です。再
認識しました。音を出した瞬間にわかりました。滅茶楽しかったです。
見られなかった方々、ごめんなさい。
新橋ZZでの、日本ロック史のトークも、土屋昌巳をゲストに迎
え、熱い第二回目を終えました。いや~、知らなかった面白い話満載で
した。本になるのが楽しみです。
さらに、日本で初めての世界SF大会で演奏しました!
凡ミスは色々ありましたが、バンドで演奏するのは、かつてヒカ
シューと対バンした81年のSFショー以来だと思います。わ
ははは、四半世紀以上経っているやんけ!
10月1日のライブでお待ちしております!
世界SF大会では、色んな事がありました。
まず、久しぶりの旧友との再会。覚えていないので不安だった(笑)
SFファンダム史のパネル。
昨夜の”どんぶらこん”のクルージングも楽しかったです。何と、船
は、昨年の情熱大陸ライブの時に楽屋として使わせて頂いたものでし
た。ああ、一年経つのが速すぎる。
という事で、TOMMY完全版ライブと、高中ライブ、頑張ります!
■2007年8月下旬
いやあ、猛残暑ですねえ。皆様、溶けていませんか? 僕はゲル状に
なっています。
暑いのに、忙しさは例年よりひどくて、ぐったりしている暇もありま
せん。
先日の野獣王国及びExhiVisionのライブには、猛暑の中多数の
方にお運び頂きましてありがとうございました。やはり夏バテ防止には
辛いもの(笑)なんですかねえ?
9月26日発売予定のExhiVisionのセカンド
「OVEREXPOSURE 」というタイトルに決まりました。ライブ・ス
ケジュールをアップしましたので、ご覧下さい。
また、10月25日(大安吉日)発売の野獣王国の5年振りの新作の
タイトルは「Peace」です。
こちらも詳細未定ですが、ライブのスケジュールをアップしておきます。
「またか!」と思われるかもしれませんが(笑)、シンコー・ミュー
ジックから9月に出されるプログレ本(今度は「幻のレコード」
特集だそうです)に、何と久々に小説を書きます。もちろん、お題は
「幻のレコード」です。編集長は、元「キーボード・マガジン」の笹川
さんです。
僕とNOVELAのアンジーとのユニットNuovo Immigratoで
すが、セカンドを出してから大谷令文がマリノ復活やソロに忙しくな
り、昨年はチェロを入れたり、色々模索していましたが、遂に「このメ
ンバーでやって行こう!」という事になり、猛暑の中、初のリハーサル
を挙行し、なかなか良い感じで終了後、固めの杯も交わしました。
五十嵐久勝(Vo)、難波弘之(Key、Vo)、下田武男(Dr)、
高橋竜(B、Vo)、Burny日下部(G、Vo)
早速、斉藤光浩バンドとジョイントが決まりました。
11月22日(木)初台Doors 詳細未定
’87Sense Of Wonderのリハも、ええ感じで進んでいます。
SFファン向けの曲中心のワールドコンと、一般の方向けの10月
1日の代官山”晴れたら空に豆まいて”では、メニューがかなり異なる
ので大変です。
9月は高中正義のライブにも参加します。バテている暇はありません!
■2007年8月初旬
残暑お見舞い申し上げます。
野獣王国の5年振りの新作「PEACE」
ミックスとマスタリングも終わり、遂に完成しました! これまでのアルバムは、何だかんだと言って、必ずカヴァー曲が入っていた事にお気付きでした か?
ジャ~ン!!
今回のアルバムは、野獣王国初の、”全曲がメンバーのオリジナルのみで構成されたアルバム”という事になりました。
是方4曲、鳴瀬・難波・小森が2曲ずつ書き下ろしました。
いつもの野獣らしいアグレッシヴな面はそのままに、時には繊細に、時には不思議に展開する曲は、いつになくポップでメロディアスかもしれません。
とにかく、聴き飽きないアルバムになったと思います。
縁起良く10月25日の大安吉日に(笑)VMEより、リリース決定!!
給料日のあなたの財布を鷲掴み!!!
買ってね!
お待たせしました! ’87年Sense Of Wonder一般公演決定しました。
日本で初めて開催される世界SF大会(ワールドコン)に出演が決まっている’87SOW(メンバーはドラム小森啓資、ヴォーカル&ベース小室和幸)の一般向けライブが決まりました。
仏滅(爆)の10月1日(月)、代官山の”晴れたら空に豆まいて”です。
急だった事もあり、メンバーとライブハウスの空き状況との兼ね合いもあり、不本意ながら平日の開催になってしまいました。地方の方々にはご不便をおかけします。どうかお許し下さい。2年前の小森の20周年の京都RAG公演とは少し曲目も変えようと話し合っているところです。お楽しみに!
こんな本が出ます。僕はROLLYと高嶋政宏と対談しています。
『プログレッシブ・ロック入門』/ロック・クラシック研究会編
8月21日発売 河出書房新社 本体1,700円 税込1,785円
■プログレッシブ・ロックという奥深い音楽を照らす入門書です。
■難波弘之さん、大槻ケンヂさん、佐久間正英さん(四人囃子)、スターレス嶋さん、
ROLLYさんなどが、プログレをこれから聴いてみようという初心者のために、その魅力と楽しみ方をわかりやすく解き明かします。
■基礎知識を得るためのプログレQ&A掲載。
■プログレッシブ・ロック誕生から現在までの歴史をまとめたプログレ盛衰記を年表とともに掲載。
■5大バンド(ピンク・フロイド、エマーソン・レイク&パーマー、イエス、キング・クリムゾン、ジェネシス)の名盤および映像作品を徹底ガイド。また 各バンドの足跡、サウンド解説を、メンバー変遷図とともに掲載。
■さらにプログレ・ワールドを広げるために、シーンを代表する重要バンド40組45枚&
プログレ的名盤36枚もあわせて紹介。
河出書房新社のホームページ「もうすぐ出る本」に掲載されています。
www.kawade.co.jp
■2007年7月下旬
しかし、暑いですね! 暑中お見舞い申し上げます。
『文学』2007年7・8月号(岩波書店)特集= SF に、僕の「”SF音楽”は存在しない」が掲載されました。8月末から9月初めにかけて、横浜の”みなとみらい”で、日本初の世界SF大会(ワールドコン)が開催されるのを 受けての特集です。
冒頭に巽孝之「文学にとってSFとは何か」と、4月に行 われたシンポジウム「人類にとって文学とは何か」(小松左京、瀬名秀明、スーザン・J・ネイピア、巽孝之)を置き、様々な方々の論考が並ぶなか、いささか場違いな感じがありますが(笑)、ミュージシャン生活30年の総括も兼ねて、今のところの僕なりの考えを述べたつもりです。じっくり読んで頂ければ幸いです。
世界SF大会に参加される方は、9月1日の午後 3時ぐらいから、’87Sense Of Wonder(小室和幸、小森啓資)のライブ開催が決定しました。
なお、一般の方向けのライブは、ライブハウスとメンバーのスケジュール調整中ですが、ほぼ10月頭になりそうです。もう少しお 待ち下さい。
A.P.J.ツアーから帰って参りました!
江ノ島から始まった夏の陣ですが、最終日の”晴れ豆”まで、なかなか良い感じで演奏できました。
特に金沢では、濃いプログレ・マニアの方々が大勢聴きに来て下さり、ライブ後は、噂のプログレ居酒屋(というよりは、はっきり言って屋台)”哲”で、PFMや、何故かリクエストしたらあったスライ&ファミリー・ストーンのDVDを見ながら、盛り上がりました。 ちょうどライブで来ていたPANTAや、旧友である元T-バードのヘッケルとも合流し、楽しくも濃い一夜となりました。
各地でお運び頂いた皆様、どうもありがとうございました!
そして、「まだ聴た事がない」という方は、次の機会に、是非どうぞ。なかなか面白いピアノ・トリオになって来たと思いますよ。
そして、野獣王国のミックスが始まります。旅の途中にも、エンジニアの大迫君からデータが送られて来るので、それを聴きながらのツアーでした。
いつものように元気で、今回はメロディアス且つなかなかキャッチーで、どこか懐かしくもあり、それぞれのルーツへの原点回帰の感じもあるアルバムになりました。
リリースは、ExhiVisionが9月、野獣王国が10月の予定です。
お楽しみに!
では8月も野獣、人見元基、ExhiVisionのライブでお会いしましょう!
■2007年7月初頭
空梅雨の予想が一転して、梅雨前線は復活するわ、台風は来るわの湿気の多い中、野獣王国の5年振り(そんなに経ってましたか、 笑!)の新作のレコーディングは、順調に進んでいます。
今回はシンプルかつメロディアスな曲が多いです。でも、やっぱり録音が始まったら、一筋縄では行かない、いつもの野獣の感じになりました!
ただいまダビング中で、APJツアーから帰ってからミックスで す。
お楽しみに!
7月は、ピアノ・トリオA.P.J.恒例の、熱い熱い夏のツアーです。ツアー名を<A.P.J.真夏の陣>にしてみました。各ライブハウスのアドレスは、このHPのライブ・スケジュールをご覧下さい。
真夏の陣は江ノ島からスタートします。
初日20日(金)は、海辺のスポット虎丸座です。開場時間を18時半に変更して いただいたので、晴れれば海の夕焼けが眺められるかも。
翌日から旅に出ます。。
21日(土)は、金沢もっきりやです。ここも良いお店なんです よねえ。マスターが面白い人なんです。
翌日の22日(日)は、35周年を迎えた地元の有名楽器店 VAN VANで、クリニックです。昨年もやりましたが、今年は作曲やアレンジの秘密を大公開しちゃいますよ!
あ、そうそう、もっきりやもVAN VAN 35周年記念ライブとして行います。
23日(月)は、大阪堂島のミスター・ケリーズです。ホテルの一階にあり、ステージの後ろはガラス張りで、表が見える(逆に言う と、表からライブが見える)んです。ここのビフカツサンド、美味しいんです。
24日(火)は、倉敷のクッキー・ジャーです。ファンキーな女性マスターのいるアットホームなお店です。
25日(水)は、良く知らない京都RAGっていうお店です(笑)。もう住み込みで働こうかな。終了後も飲めますよ!
26日(木)は、名古屋ボトムラインです。広いので音響が最高。ピアノも最高です。照明もホール並みです!
27日(金)は、浜松メリー・ユー。すみませ~ん。ここでいつもSOWや野獣王国を無理矢理やってま~す! でも本当は今回のようなピアノ・トリオにこそ向いているお店です。
そして最終日の28日(土)は、この間の30周年プラスワン記念ライブで皆さんに来て頂いた、まめまめしいライブハウス。代官山の”晴れたら空に豆まいて”です。
お待ちしてま~す!
日本で初めて世界SF大会がみなとみらいで開催される事にな り、小室和幸と小森啓資の、’87Sense Of Wonderでライブをやる事になりました。ただし、参加者でないと見る事が出来ませんので、 「それじゃ勿体ないから、9月下旬以降に普通のライブもやろうよ」という話をしています。小森の20周年の時は京都でしかやっていないので、ちょうどいいかなあ、と思っています。
それでは皆様、早い夏バテにご用心下さい!
■30+1年記念ライブ
30+1年記念ライブ、6日間終了しました。準備が大変だった割に、あっという間に終わってしまい、今は少し虚脱してます (笑)。ちょっと寂しいような気分です。
SOWのエッグマンのあと、12日の古巣/新宿ロフトでのライブ、今度は無事(笑)終了しました!
この日は、まさに共演者の皆さんに助けられてのライブでした。暖かくも恐るべき歌の底力を見せつけた金子マリ。
一緒にやっているメンバーもほれぼれと見とれてしまう、まさにギター殺人者の土屋昌巳。黙々と、素晴らしいグルーヴで支えてくれた根岸孝旨と松永俊哉。
どうもありがとう!
思えば僕のライブ人生は、75年頃から、荻窪ロフトや吉祥寺曼荼羅、高円寺次郎吉や渋谷屋根裏などで始まったのでした。
あの頃は、 今のように沢山のライブハウスはなく、どの店にも個性の強いマスターがいました。
荻窪ロフトで金子マリがビール代を払おうとしたら、平野のオヤジ(ロフト席亭)に「今までに金を払おうとしたミュージシャンはマリだけだ」と言ったとか、そんな時代でした。
まさに、暗黒の70年代!
そんな時に新たにオープンしたのが新宿ロフトでした。今の歌舞伎町ではなく、大久保通り沿いのビルの地下でした。オープン記念のライブ はバックスバニーとソー・バッド・レビューの対バン。
ぎっしりと一体何人の若者(当時の、笑)が詰めかけて、まさに身動き出来ない状態の中、熱く長いライブだったのを覚えています。
場所は変わっても雰囲気は昔の汚いまま(平野さん、ごめんね)、いい感じですよ。これからも、年寄りのロッカーも出してね!
それにしてもミュージシャンのギャラリーの多い日でした。立花ハジメ、元LUNA SEAのSUGIZOU、北京一、サエキけんぞう、窪田晴男、石井為人、中山ラビ…….
さて、そのあとは休む間もなく、京都RAG3Daysが行って来ました。RAGは日替わりライブなので、大変でした!
初日はマリ+土屋+ねぎ坊+松永のセット。何しろバックスバニー時代の曲は、難しい凝りすぎたアレンジの上に、歌の音域が広くて、メロディも変態なので、マリの要望を聞いて、曲順を一部変えてみました。
これが凄く良かったみたいです。ロフトで 既にやっていて感じが掴めていた感もあり、皆さんさらに白熱の演奏になりました。
中日は、京都が初日の上野洋子+鬼怒無月+田辺モット+仙波清彦のセット。
それぞれ曲を持ち寄ったのですが、僕の30 周年だからプログレじゃなきゃいけないんじゃないか、と気を遣って下さったようで(笑)、涙目になるほど大変な曲ばかり集まり、
それなのにリハは皆さんお忙しくてたったの二日間しか取れなかったので、この 日は昼から全曲通しました。
緊張しましたが、金沢からお越しになったマニアックな集団を始め、演奏内容の割にはお客さんの声援があり、それに助けられて何とか乗り切りました。
やはり、楽しんで乗って頂けると、ミュージシャン冥利に尽きます。
中日の打ち上げをRAGでやっている間に、最終日のSOWのセッティングが始まり、そうる透のラックが組まれて行くに従い、仙波師匠が「なんかいたずらして帰りたいなあ」を連発。色々考えたみたいですが、何もしないでお帰りになりました。
楽日はSOW。やはり二日目の方が演奏がこなれて来るのは仕方ありません。でもやっぱり間違えてしまいましたが。
北島君のギターも、よりいっそう吼えてましたねえ。
休憩を入れてやったので、肉体的にも渋谷より楽でした。
心配された松ちゃんのベースもトラブルもなく、 良かった良かった。
そして、20日、すべてのラストは、 初めて出演する代官山のおしゃれなライブハウス晴れたら空に豆まいてでの、上野+鬼怒+モット+仙波ライブ。 お香の炊 かれた店内は、京都に負けず劣らずマニアックな方々がお集りで、大盛況。
この日は何と鈴木慶一+土屋昌巳+大谷令文+板倉ジュンペイがギャラリーに! 音楽評論家の山田道成+野田誠司 +吉留大貴の軍団も!
京都でもそうでしたが、二部の鬼怒さんの「ゲルコロイド」あたりからお客さんがぐっと盛り上がって来るのがよくわかるんですね。
この日はアンコールに上野さんの「ルートA」をやったあとも拍手が鳴り止まず、出て行ってE一発で即興演奏して終わりました。
終了後、鈴木 慶一+土屋昌巳+上野洋子+仙波清彦と五人で記念撮影。珍しいメンツでしょ。でも、30年前、バックスバニーとムーンライダースで、京都のライブハウスで対バンした事もあるんですよ、 実は。
一緒に熱い演奏をしてくれたメンバーの皆様、そのスタッフやローディーの皆さん、各ライブハウスの皆さん、お世話になったクール・ コーポレーションの安藤社長、スタッフの林君、PAの高山君、素晴らしいデザインでフライヤーやパンフを飾ってくれた海老名さん、手伝ってくれた森藤君、板倉君、東京音大の学生諸君、家族に感謝します。
どうもありがとうございました!
■「30周年プラスワン記念ライブその後
古巣の新宿ロフトでのライブ、今度は無事(笑)終了しました!
昨夜は、まさに共演者の皆さんに助けられてのライブでした。暖かくも恐るべき歌の底力を見せつけた金子マリ。一緒にやっているメンバー もほれぼれと見てしまう、まさにギター殺人者の土屋昌巳。黙々と、素 晴らしいグルーヴで支えてくれた根岸孝旨と松永俊哉。
どうもありがとう!
思えば僕のライブ人生は、75年頃から、荻窪ロフトや吉祥寺曼 荼羅、高円寺次郎吉や渋谷屋根裏などで始まったのでした。あの頃は、 今のように沢山のライブハウスはなく、どの店にも個性の強いマスターがいました。
荻窪ロフトで金子マリがビール代を払おうとしたら、平野のオヤジ(ロフト席亭)に「今までに金を払おうとしたミュージシャンはマリだ けだ」と言ったとか、そんな時代でした。
まさに、暗黒の70年代!
そんな時に新たにオープンしたのが新宿ロフトでした。今の歌舞伎町ではなく、大久保通り沿いのビルの地下でした。オープン記念のライブ はバックスバニーとソー・バッド・レビューの対バン。ぎっしりと一体何人の若者(当時の、笑)が詰めかけて、まさに身動き出来ない状態の中、熱く長いライブだったのを覚えています。
場所は変わっても雰囲気は昔の汚いまま(平野さん、ごめんね)、いい感じですよ。これからも、年寄りのロッカーも出してね!
さて、休む間もなく、京都RAG3Daysが待っています。今度は日替わりライブなので、大変だあ!
気合いだ~っ!!!!
■「30周年プラスワン記念ライブ初日、有事(笑)終了!」
久々のゲストを迎えてのSense Of Wonderの東京ライブでしたが、まあ、色々ありましたね。無事終了! と書きたかったのですが、 少し悔いの残るものとなってしまいました。
まず、日曜だったので、17時半開場/18時半開演と聞いていたのですが、やけにお客さんの入りが早かったんですよ。僕らは知らなかったのですが、後でチケットに”18時開演”とミスプリントされていた事を知りました。これは完全に、ライブハウス側のミスです。
もちろん僕らは全く知らなかったのですが、お客さんの立場になってみれば、「30分も押して始まるなんて、何かのトラブルで遅れた の?」と思われても仕方がありませんよね。立ち見が多かっただけに、申し訳なかったです。
そして1曲目からベースの音が出なくなるという、いきなりのトラブル。それも、ベースを替えたり、疑惑のエフェクターを外したりしたのに、3回も連続するとは、さすがにちょっとシャレにならない感じで、少しめげてしまいました。
まあ、それでもMCで何とかカヴァーして、動揺が伝わらないように頑張ったせいか、お客さんも暖かく見守って下さいました。
しかし、事前に「今回は難しいバロックの曲などがあり、譜面を見るので、暗くしたり、逆光にしたりしないで」と、照明さんにわざわざ頼んでいたにもかかわらず、演奏中に度々逆光にされたり、チカチカ点滅されたりして見づらく、再び動揺、せっかく沢山練習したのに間違えてしまいました。リハがうまく行っていただけに、悔しいなあ。
まあ、でも、皆さん本当に楽しそうな顔で見守って下さり、ありがとうございました。30年以上やっているのに、このくらいの事で動揺するとはまだまだ修行が足りないなあ、と反省しています。
素晴らしいギターを演奏してくれた北島健二君、京都もよろしくね!
見に来て下さった織田哲郎さん、ドラマの撮影でおいでになれなくなり、代わりに素晴らしいお花をお送り下さった高嶋政宏さん、ありがとうございました。
あとの5日間の為にも、気持ちを切り替えて、明日以降のリハーサルに臨みます。
追記
あ、そうそう、30周年プラスワン記念にパンフレットを作りました。もう既にエッグマンでゲットされた方もいらっしゃると思いますが、海老名敦のデザイン&レイアウトで、とても良いものが出来ました。
注意して直したつもりだったのですが、やはり誤植がありました。学 生の時組んでいたバンドの白黒写真の説明にあるバンド名が、”愛の三角すみれ”になっていますが、正しくは ”愛の三色すみれ” です。また、90年代のねぎ坊の写真に”根岸 考旨”とあるのは、もちろん”孝旨”の間違いです。お詫びして訂正致します。
■2007年5月末の末
30周年プラスワン記念ライブのリハに突入しております。
で、今回のライブ・シリーズは、どれもとても凄い事になりそうです!
三日間連続で、上野洋子+仙波清彦+鬼怒無月+田辺モットの、1曲を除いて全てきっつい変拍子(笑)という恐怖 のプログレ・セッションから始まり、金子マリと土屋昌巳+ねぎ坊 +元パール兄弟のドラマー松永俊哉の渋~い大人ロック、そして北島健二ゲストのSense Of Wonderのリハでした。
そして休み間もなく、竹内まりやのCD発売日に、何故か彼女のドラマ主題歌のレコーディング、その後夫妻と伊藤広規と食事に行って、翌日はExhiVisionのマスタリング。そうそう、野獣新曲の譜面書きや予習の日もありました。もう、何が何だかよくわからなくなっ てきました。でも、頑張ります!
「こんなの50越してやる音楽じゃないよ~!楽し~い!」と叫びながら叩きまくる仙波清彦。インストの曲でも、ヴォイスや笛やアコーディオンや鉄琴などで乱入して来る上野洋子。それこそ鬼のようなギターの鬼怒無月。泣きながら弾くモット。上野洋子の吹奏楽プログレを、如何にしてコンボ編成に変えるか? みんな悩みまくりながら泣きながらゲラゲラ笑いながらの濃いリハでした。
54・53・52歳という”花の50代トリオ”を支えてくれる、グルーヴィーな根岸孝旨と松永俊哉。金子マリと土屋昌巳があんなに話が合うとは思いませんでした。リハのあとの飲み会は、GSから日本のロックの夜明けの頃の話で大盛り上がり。やっぱりマリの歌は凄い!土屋昌巳のギターは渋い!
そう、何と言っても久々の新宿ロフト!
やはり、僕にとっては出発点ですから、とても意味深く重要なライブ です。
そして、いつもやらないバロックの曲や、久しぶりの曲、初めてライブでやる曲などが満載のSOW。北島健二は相変わらず永遠のロック少年でした。
こりゃあ凄い事になりそうです。今からわくわくドキドキ。
■2007年5月末
何だか暑い春ですねえ。昨年もそうだったような。去年は梅雨明けがはっきりしなくて、いつの間にか、だらだら夏になっていたんですよねえ。
何と言うか、最近めっきり季節のメリハリが薄れてきているような気がするのは、やはり温暖化の影響なんでしょうか? 昔は東京でも冬はもっと寒くて、霜柱が立ったり、家の軒先から氷柱(つらら)が下がっていたりしたものですが。小学校の校庭の池には氷が張って、その下で魚が泳いでいたんですけれどねえ(今、”さかな”を変換しようとしたら、”肴”と出たので笑ってしまいました)。
いよいよ30周年記念ライブのリハが始まります。緊張感の中にも期待感があって、なかなかいい気分です。
三つの全く内容の異なるライブをほぼ同時に開催するので、支度が大変です。金子マリとは事務所でキー決めなどをしましたが、植木等の話で盛り上がって結局飲みに行ってしまいました。飲み屋でもマリは、物真似やアクションを交え、いかに植木さんが偉大なシンガーで役者だったかを力説。最後には「スイスイスーダララッタ」と踊りまくってました。
友人の3度目の結婚式(笑)で、初めて松岡秀明に会い、情熱大陸イベント以来、久々に織田哲郎に会いました。僕は例によって EL&Pやルネッサンス(奥様がピアニストなので共演)をやらされ、おしゃれな六本木の夜にプログレが響きわたりました。
織田君と言えば、「Dのゲキジョー」に出ていましたね。普段の彼のままで、凄く良かったです。
ようやっと岩波書店「文学」SF特集の「SF音楽」の原稿を書き上げました。半年悩み抜いた結果、かなり面白いものが書けたよ うな気がします。
そのご報告も兼ねて、金曜の夜に開かれている小松左京先生を囲む会に、ベースの松本慎二と行って来ました。小松先生の親戚の小松加代子さんがここ十年、元ARBの田中一郎のマネージャーをしている関係で、松ちゃんまで繋がってしまった、という訳です。世の中狭い!
小松先生は最近、会うと必ず星新一先生の思い出を話されます。仲が良かったというような生易しい関係ではなく、星先生の型破りの言動すべてに惚れ込んでいたんでしょうねえ。
そういえば、忙しくてまだ最相葉月「星新一 1001話を作った人」を読んでいません。早く読みたいなあ。
和久井光司さんのライブに、VOXのオルガンを持参して乱入。久々に遠藤ミチロウさんと、スターリンの曲、やっちゃいました。凄い なあ。56歳なのにあのパワー。相変わらず過激でしたが、今回初めて聴いた弾き語りパンクも、すごい迫力でした。昔と違ってMC するようになっていましたけど、またそれが良いんだなあ。
野獣王国のライブやレコーディングも近づいてきましたが、是方がかっこええ新曲を送ってきたので、こちらも負けずと曲書き中です。 29日のブルースアレイで、是方の新曲を披露する予定です!
という事で、今日(21日)は、SOW のリハです。
6月のライブでは、久々にやる曲や、初めてライブでやる曲、カヴァーもありますよ。楽しみにお待ち下さい。
■2007年5月
いよいよ、6月の30周年プラスワン記念ライブの準備に 取りかかりました。3つの内容の異なるライブをやるため、なかなか大変です。
Sense Of Wonderのライブが、メンバーのスケジュールとライブハウスの都合などの兼ね合いで、東京も京都も日曜になってしまったため、遠くからお見えの方のお帰りの時間を考慮して、東京のみ開場開演時刻を早めました。ご注意下さい。京都は、お店の営業スタイルが毎日同じなので定刻です。
「平日だと行けない」など、色々ご不満もあるかと思いますが、皆さんそれぞれご都合が違いますし、何とかやりくりして出した結果ですので、何卒ご了解下さい。
久々の新宿ロフトの金子マリとのライブは、ベースにねぎ坊を迎える事になりました。
気がついたら、Motto/根岸孝旨/松本慎二と、歴代の SOWのベーシストが出演者として並びました。
その金子マリと、2年振りにDuoのライブをやりました。場所は神楽坂の赤城神社の中にある赤城カフェでしたが、昭和30年代に建てられた建物の老朽化による取り壊しのため、あと1年という期間限定なのが惜しまれるほど、雰囲気の良いレトロなカフェでした。
ピアノは古いアップライトでしたが、よく鳴りました。思わず新宿や西荻窪のロフトを思い出してしまいました。
「なくなる前に是非またやりたいね」とマリと話しているところです。
マリも、エイベックスから、忌野清志郎やさだまさしの曲を含む意欲的な新譜を出し、歌にますます深みが増しています。
6月12日の新宿ロフトが楽しみです。
ExhiVisionの2nd、無事にTDも終わりました。今回もArp2600、Arpプロソロイスト、Mini Moog、ローズなど往年の名器が大活躍しています。
あとは、シアトルでのマスタリングを待つばかりです。
8月5日(日)吉祥寺シルバーエレファントでのライブも決まりました。
ピアノ・トリオA.P.J.も、7月にツアーをやります。
7月1日(日)、お気に入りの老舗ジャズ・クラブ桜木町ドルフィーを皮切りに、20日の江ノ島虎丸座から、金沢・大阪・ 倉敷・京都・名古屋・浜松・東京と回りますよ。詳細は来月にもアップしますので、もうしばらくお待ち下さい。
江ノ島は、サンセット・ライブだそうです。どんな感じになるんでしょう?
夏休みには、久々の人見元基のライブも、東京・大阪・名古屋で行う予定です。楽しみです!
■2007年4月
3月29日に成毛滋さんが亡くなっていた事がわかりました。享年何と60歳。若すぎます。
手塚治虫さんも亡くなったのが同じ歳でした。僕の尊敬する大好きな人はどうして早く亡くなってしまうんでしょう? 林家三平や古今亭志ん朝も若かったです。
あまりにも悲しすぎます。
成毛さんには、金子マリ&バックスバニーのセカンド・アルバム 「シュート・ザ・ムーン」のレコーディングで、大変お世話になりまし た。何と、成毛さんのご自宅のスタジオで録音させて頂いたのです。
ちょうどシンコーミュージックをやめて、当時のマネージャーと独立し、お金がなくて高いスタジオが使えないので、成毛さんのご好意に甘えさせて頂いたのです。
麻布台(飯倉)のご自宅は、プールのある広い芝生の庭付きの豪邸で、スタジオはその一角に建てられていましたが、スタジオ専門の業者が設計建築した本格的なものでした。
モジュラー・モーグ、ハモンドやメロトロンがあり、夢のような環境でした。でも、ピアノだけはスタジオ内にはなく、ご自宅の客間にあるグランド・ピアノを使わせていただいたのですが、ちゃんと客間にもレコーディングのラインが敷かれていて、離れた場所でひとりだけ演奏したりしました。
僕は、ユーライア・ヒープやPFMがお好きだった成毛さんに すっかり気に入られ、「シンセのこぶしがプレモーリそっくり」なんて言われてびっくりしました。
その後、島健と二人でシンセを習いに通いました。3人で冨田 勳さんの真似などをして、ライブをやる予定もあったのですが、残念な がら実現しませんでした。
ピットインなどに出ていると、たまに中国飯店や蕎麦屋でお見かけし ました。いつも奥様とご一緒で、PCの話などをされていました。 スキンヘッドなので、ちょっと見た目は恐かったですが(笑)。
数年前に、「ストレンジデイズ」がインタビューしたいというので、繋ぎのお電話したのが最後になってしまいました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
—–
桜が満開の中これを書いていますが、ここ数年、”入学式の頃はもう桜が散っている”という前倒し状態が続いていますねえ。
大変お待たせ致しました! やっと30周年プラスワン記念ライブの日程が決まりました。メンバーや会場のスケジュール合わせが難航し、すっかり遅くなってしまいましたが、6月にばらばらと開催 いたします(笑)。
内容/メンバーはこんな感じです。
難波弘之30周年プラスワン記念ライブ
6/3(日)shibuya eggman(SENSE OF WONDER 、ゲスト 北島健二)
6/12(火)新宿ロフト(金子マリ+土屋昌巳)リズム隊未定 です。
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6/15(金)京都 RAG(金子マリ+土屋昌巳)リズム隊 未定です。
6/16(土) 〃 (上野洋子+仙波清彦+鬼怒無月 +Motto)
6/17(日) 〃 (SENSE OF WONDER 、ゲスト北島健二)
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6/20(水)代官山 晴れたら空に豆まいて(上野洋子 +仙波清彦+鬼怒無月+Motto)
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どうでしょうか? 「曜日や場所が都合悪くて行かない」という方も いらっしゃるとは思いますが、やっとの思いでブッキングしましたので、ひとつご容赦下さい。
楽しみなのは、実に25年振りの北島健二ゲストのSOW。上野・鬼怒・仙波・Mottoとの顔合わせによる初フル・ライブ。 金子マリと土屋昌巳という取り合わせです。
果たしてどんな事になりますやら? 今からドキドキしています!
4月はライブの予定がなかったのですが、急遽次の2本が入りました。
まず、20日(金)神楽坂赤城カフェでの金子マリとのDUO。神社の中にある不思議なカフェだそうです。
そして30日(月)京都RAGでの岡本博文セッション。初顔合わせなのでこれも楽しみです。
3月のZABADAKのライブは、新曲だらけで滅茶大変でしたが、無事終了しました。「もう少し沢山リハやろうよ」と吉良君に提案しました(笑)。
ZABADAKライブ直後から、ExhiVisionの2ndアルバ ムのレコーディングが始まり、30日までに録音終了しました。
全10曲、1時間を越えてしまいました! 今度のは前作 にも増して力作ですよ! 気合い入ってますよ! 1曲が長いで すよ(笑)!
秋にリリースの予定ですが、その前にもライブを予定しています。数 曲は披露出来るかも。ご期待下さい!
■2007年3月
何だか2月という感じのしない異様に暖かい2月があっという間に過ぎ、梅が咲いたかと思ったら、もう桜の話がちらほら聞こえてきます。今年は冬に夕立があったり、雷が鳴ったり、何だか異変の前兆のような変な陽気でした。地球温暖化の影響なのか、単なる1年限りのものなのか、もう少し様子を見てみないとわかりませんが、 「アクアプラネット」で前向きのメッセージを発していた当人としては、いささか気になります。
2月17日に、クラブチッタでコロシアムのライブを見ま した。
いやあ、凄く良かったです。あまり期待していなかったので、メンバーの現役バリバリ振りにびっくりするやら励まされるやら(笑)。特 に、ブルース・バンドとしてのコロシアムの良さを再認識させられました。
ちょっとギター・アンプの生音がでか過ぎたけど、クレム・クレムソンのギターは渋いのにアグレッシヴで、最高でした。デイヴ・グリーンスレイドが少し元気ないように見えたのは気のせいかな? 自分のバンドじゃないからかな(笑)。
実は、グリーンスレイドにインタビューする予定だったのですが、スケジュールが合わず、通訳の方に質問だけ渡して代行して頂きました。 次号の「ユーロロックプレス」に載る予定です。
翌18日の日曜日は、吉祥寺のシルバーエレファントでTOSIMIセッション。実に久々(12年振り)に米川英之(Gtr、Vo)とライブをやりました。
ギターも良いし、歌もまた一段と爆音の中でも通るようになっていましたね。懐かしい「Ring A Bell」などを含む難曲の数々を演奏しました。
途中、倒れそうなほど後ろにのけぞってギターを弾くので、思わずメンバーから「ヨネバウアー!」と声が掛かり、大爆笑!
またやりたいですね。出来ればもう少し彼のオリジナルの歌ものを増やしたいな、と思いました。
いよいよExhiVision(長谷川浩二Drs、和田アキラGtr、永井敏巳Baとのインストゥルメンタル・バンド)の新曲リハが始まりました。
相変わらず難曲ばかりで泣いております。
そんな最中に、3月7日に、初台ドアーズでライブを敢行いたしました。ライブのリハはやっていなかったので、”当日の音合わ せのみ”という強行スケジュールでしたが、かえって緊張感溢れたライブで、良かったかもしれません。
いよいよ新作のレコーディングが始まります。ご期待下さい!
ただ忙しく過ごしていただけではなく、3月3日には知り合いの落語家・五街道佐助さんの真打昇進襲名披露パーティ(上野精養 軒)に出席しました。
佐助さんは五街道雲助(何とも洒落っ気のある芸名で、僕は大好きです)師匠の弟子で、石坂浩二さんの所で芝居の修行をしていたという変 わり種で、演技の参考にと始めた落語に魅せられて噺家になってしまったそうです。長い人情噺を得意とする本格派です。
そして、襲名したのは隅田川馬石という耳慣れない名前で、これは古今亭志ん生が昭和4年頃、たった半月間だけ名乗った(笑)由緒 ある名跡(爆)だそうです。
落語家のパーティというのは初めて参加しましたが、いやあ、来賓の挨拶も獅子舞や踊りも、全て落語家さんですから、堪能させて頂きまし た。
そして、ZABADAKのリハも始まります。うう、大変だよう! 頑張ります!
■2007年2月
野獣王国が久々に東海地方に上陸しました。
太平洋から浜松に上陸、「古畑任三郎」の舞台にもなったアクトシ ティオークラホテルをなぎ倒した後、カニ料理屋の建物にある「メリー ユー」で爆音攻撃。迎え撃つ自衛隊をナルチョッパーの火焔で焼きつくし、浜名湖に潜伏後、名古屋港から再上陸。駅前のJR高島屋や大名古屋ビルヂングを倒壊させ、栄を破壊。尾っぽで大須観音をぺしゃんこにし、今池のボトムラインで地元のバンドを従えて再び咆哮!
いや~、たった二日間の超ミニ・ツアーでしたが、久々に自分の楽器 をフル・セットで持って行けたので、やりやすかったです。お世話になった浜松ヤマハの岡林さん、名古屋のスタッフの方々、ありがとうございました。そして、何よりも、来て下さったお客樣方、ありがとうございました。
5月には、また目黒ブルースアレイでのライブも決定しております。そして、夏頃に予定されている新譜のレコーディングに向けて、良い曲を書くように努力します。ご期待下さい!
でもその前にExhiVisionのライブとレコーディングがありますね。今、3曲目を書いているところですが、ドラムのパターンに一ヶ月以上悩んで、ついさっき、やっと「これかな?」と思えるパターンを思いつきました。曲って、すらすら書ける時と、迷いに迷ってなかなか先に進めない時があります。
古くは「DUNE」なども、構成に悩んで半年程かかりました。今回は、まあ何とかなりそうです。
2月7日のスイートベイジルでのオルガン大好きライブ、大盛況でした。
プロデュースのKANKAWAも大張り切りで、珍しく酔っ払わずに (笑)司会にプレイに大活躍でした。
何しろ参加したオルガニスト5名のうち、僕とKANKAWAが最年少(爆)という大御所ばかりの会でしたから、少なからず緊張もした訳ですが、ハモンドB-3オルガンの前に座った途端にス イッチが入り、楽しくファンキーにプレイ出来たと思います。
それにしても前田憲男先生と酒井潮さんが76歳(!)、田代ユリさんが67歳(公表してしまい、ど~もすいません)なんて、誰が信じるでしょうか? ばりばり現役の超絶演奏にただただ唖然とするのみでした。ああいうジジイになりたい!
9日の桜木町ドルフィーに於けるピアノ・トリオA.P.J. のライブも、生憎のぐずついた天気にもかかわらず、お陰様で盛況のう ちに終了しました。初めてのお客さんも、ドルフィーのアットホームな雰囲気に馴染んで、寛いで聴いて下さったようです。
途中、オルガン・イベントの事をネタにKANKAWAの噂話をして いたら、いつの間にか本当に本人が登場し、客席で吼えていたのにはびっくり。当然MCはKANKAWAと水野の掛け合い漫才となり、大爆笑でした。
昨年秋のツアーが新譜「e」の楽曲中心だったので、今回は 久々に1stの曲なども演奏してみました。
レコード会社VMEやレディオ湘南(FM藤沢)の企画で、 江ノ島の水族館や、レストランで夕日をバックにしたライブなども計画中です。お楽しみに。
今月はこの後、吉祥寺シルバーエレファントでTOSIMIセッションですね。
そして来月はいよいよ、初台ドアーズでExhiVision のライブとレコーディングが並行してあり、ZABADAKのライブもあるので、また、頭がこんぐらからないように頑張ります。
■2007年お正月
’06年の最後を飾るライブは、京都RAGでクリスマス・イヴに行われた野獣王国の”吠え納め”でした。まあ、相変わらず”竿の お二人”は、凄い怨霊、もとい音量でしたね。
是方は、いつもはマーシャルのでかいスピーカーを使っていて、あれは後ろが塞がっているんで、音が直進するんです。ですから後ろにセットしている僕の所は意外と静かで、かえってモニターからギターの音を返してもらう程なんですよ。
ところが京都では3Daysで、毎日メンバーが違うため、楽器は現地調達だったんですね。それで、小さいスピーカーが2台キーボードの前に置かれたのですが、裏が空いているタイプだったんですよお。という事は、つまり、小粒でも後ろにも凄く音が響いてくるんです。
ナルチョは、いつもの前田歯科医院から完全コピー・セット(前田先生は鳴瀬のファンで、ベースもアンプもスピーカーも、ナルチョと同じものを持っている)を借りて、万全の体制。
この二人の音が同時に鳴ると、どんな恐ろしい事態が生じるか!
本番では、狭いRAG(ご免!ホントの事書いて)のステージで、すぐ隣にいる小森のドラムが聴こえず(笑)、3回に渡ってモニターの音量を上げてもらいました。
あ~、ありがたや恐ろしや。
’07年の念頭を飾るライブは、京都RAGで1月7日に行われたバカボン鈴木セッションでした。僕はイヴに是方がセットしていたステージ上手前方にセット、後ろは実に久々にご一緒した パーカッションのヤヒロトモヒロ。真ん中にバカボンのベースとサックスの本田雅人。そしてやや下手寄りの奥に小森のドラム。前にギターの増やんという布陣でした。
いや~、天国でした。小森が遠くにいるのに、生音が聴こえる(笑)。
バカボンの曲を中心に楽しいひとときでしたが、特に昨年亡くなった ベースの青木智仁の事を思い出してしまうライブでした。増やんと本田君は、増青本セッションでよくご一緒した面子だったので。きっと、青木君が、このメンバーと再会させてくれたのだと思いました。
そして、東京の音初めは、ブルースアレイでの野獣王国! やはり爆音でした!
今年は7月あたりに久々のニュー・アルバムのレコーディングも決まり、張り切っております。どうぞ皆さん応援して下さいね。
そうそう、久々に野獣王国が浜松と名古屋に行きます。キーボードはちゃんと6台持って行きますよ(笑)!
2月3日(土)が浜松メリーユーで単独ライブ。4日(日)は名古屋ボトムラインで、こちらは地元の方々のオープニング・アクトがふたつあるそうです。さらに強力になった野獣を是非聴きにいらっしゃいませ!
トッド・ラングレンとユートピア関連のCDが、紙ジャケ化される事になり、関連作品としてリリースされるユートピアのキーボード・プレイヤー、ロジャー・パウエルの「エアー・ポケット」のライナー・ノートを書きました。
13年前に日本で初CD化された時も書いたのですが、今回は彼の近況を加え、大幅に書き直しました。
3月7日にビクターから発売されますので、興味のある方は是非ゲットして下さい。ボーナス・トラックもあります。
岩波書店「文学」が夏にSF特集を組むそうで、巽孝之先生のご推挙によりSFと音楽に関する論考を書く事になり、もう苦しんでいます(笑)。どうしようかなあ。
3月にはExhiVision のライブ、そしてレコーディングがあります。ZABADAKのライブにも参加します。今年もまた、忙しくなりそうです。諸々の課題・宿題を抱えてはおりますが、今年も頑張ります!
■2007年年頭
皆さん、明けましておめでとうございます。
昨年は、プロ・デビュー30周年だったのに、色々とアクシデントに見舞われたり、なかなか外れなかった長期仮押さえのスケジュールに翻弄されたりして、映像&トーク・イベントの他には記念ライブが思ったように出来なくて残念でした。今年は遅ればせながら、5月あたりに”30周年プラスワン企画”として、記念ライブを何本か行いたいと思っています。
さて、昨年は京都RAGの野獣王国で〆となりました。また一段 とアンプの生音がでかくなった”竿の方々”でしたね(笑)。
今年の始めは、やはり京都RAGのバカボン鈴木セッション(7日)からです。バカボンは、僕の「ディメンジョン・トラベラー」をニコニコ顔で躍りながら弾いてくれた唯一のベーシスト(笑)ですが、実に久々の顔合わせです。パーカッションのヤヒロ君も、吉田美奈子さんのセッションでご一緒して以来です。とても楽しみです。
そして東京の始めは、19日のブルースアレイの野獣王国ですねえ。皆さん、耳を鍛えておいて下さい。
来月には、ピアノ・トリオA.P.J.初出演となる桜木町ドルフィー(2月9日、金)、六本木スイートベイジルに於ける KANKAWA仕切りの「オルガン大好き!~ニューオリンズ復興支援ライブ」(2月7日、水)などの他、これも久々の米川英之とのセッションがあります。こちらはベースの永井敏巳TOSHIMI SESSIONで、2月18日(日)に、
吉祥寺シルバーエレファントで行われます。米川君の「アズール」というアルバムのプロデュース をしたのは、
もう12年前の事になります。実はその頃、僕らはふたりとも同じ事務所(ケイ・ミュージック)の所属だったんです。いやあ、あっという間の12年でしたねえ。再びご一緒するまで、こんなに時間がかかってしまいました。
野獣王国の曲を一曲書きました。全然フュージョンじゃない、ヴァニラ・ファッジとキャプテン・ビヨンドのインストのようなサイケデリック・ロックになってしまいました。でも、あのふたりの生音を聴いていると、どうしてもそういう曲が浮かんじゃうんですよね。わはははは。
それでは、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます!
■2006年11月下旬
ネイキッドロフトで開いた30周年記念映像&トークイベント、 生憎の雨でしたが、お陰様で盛会となりました。
企画を立て、進行や台本作りまで一人でやって下さった吉見洋さん。映像の選択、ゲストや司会の人選をして下さった吉留大貴さん。忙しい中司会を引き受けて下さった鈴木謙介さん。そしてロフトの席亭平野悠さん。写真を撮って下さった金丸さん。店長の奥野さん。そして何よりも、冷たい雨の中お運び頂きました皆さん。ありがとうございました。
大変楽しい会でした。
ほぼ10年ごとに区切って3部構成とし、色々な映像を見 ながら、炸裂する皆さんのトークを楽しんで頂けたようです。「このイベントで初めて聞いた」というお話も多かったのではないでしょうか?
また、休憩を2回挟みましたが、その間も秘蔵映像を流し続けたので、うかうかトイレにも行けなくてすみませんでした(笑)。
時間の関係でカットせざるを得なかった映像もまだまだありますので、来年、第2弾をぶちかまそうか、という話も出ております。
そして、来年は、今年実現出来なかった新宿ロフトへの久々の出演も計画しております。
その時はまた是非お越し下さい!
さて、野獣王国です。ジロキチと、NHKセッション2006 の収録も、盛況と爆笑の中、無事終了しました。NHKは50分と決められていたのに、演奏は長くなるわ、喋るわで、やっぱりそれを守れませんでした(笑)。まあ、あきれた局の方でカットしてくれるでしょう。
このあとも、クリスマス・イブの京都RAG、新年のブルースアレイと、春のレコーディング目指して、テンションを上げて行きたいと思います。
ExhiVisionは、相模原メイプル・ホールでの今年最後(笑)のライブで、僕の新曲「Nevermore」を演奏しました。ギターのアルペジオで始まるイントロは、レガートだとすごく弾きにくいらしく、和田アキラを困らせてしまいました。やはりギターを弾けない奴が書いちゃいけないイントロだったようです(笑)。
でもさすがはアキラ先生、弾いてくれました。これで「な~んだ、弾けるじゃん!」と思って、きっとまた同じ過ちを犯すでしょう(笑)。
ExhiVisionも、2枚目の制作の計画が進行中です。ご期待下さい。
12月9日(土)に、ジョン・レノン・ミュージアムで王様と久しぶりに共演します。実は僕、王様の録音には結構つきあっているんですよ。
王様のライブのアンコールで「高速道路の星」完全版を演奏して以来ですから、10年振りでしょうか?
今から楽しみです。
■2006年11月
いよいよ30周年記念のトークイベントが近づいてまいりまし た。
当日は事務所や自宅で保管していた、あるいは人からお借りした膨大な映像記録の中から、「当日来られる方にだけならお見せしても良いだろう」と勝手に判断したり、許可を頂いたりした秘蔵映像を上映致します。あまりに沢山あるので、早くも「来年、パート2をやろう」
なんていう話も出ています。
きっと驚かれることと思います。お楽しみに!
さて、その他の30周年記念ライブですが、SOWの松本慎二に続いて事務所の社長が手術入院してしまいまして、やむなく来年に延期する事となりました。期待して待って頂いていた皆様には申し訳ありません。
なお、二人とも無事退院しました。あとは、リハビリを頑張ってもらいます。
来年必ず30周年プラスワンとして行いますので、もう少しお待ち下さい。
今年最後となったA.P.J.のライブは、目黒ブルースアレイにて、11月1日に行いました。最後を飾る楽しいライブは、2部の最後の「ディメトラ」で、珍しく変拍子のリズムを見失うという アクシデントに見舞われました。思わず途中で止めて、頭からやり直しました(笑)。
SOWではよくあることですが(すみません!)、水野さんはびっくりしていました。”ごまかさずに止める”という行為が珍しかったようです(笑)。
A.P.J.のライブ、来年2月9日(金)に桜木町ドルフィーへの出演が決まっています。老舗の「これぞジャズクラブ!」という感じの渋い雰囲気の店です。また是非お越し下さい。
今度はNHKの「セッション2006」に、野獣王国で出演です。「勝手にやって、あとでカットしてもらおう(笑)」なんて相談しています。スタッフの皆さんにはご迷惑かもしれませんが。放送日をお 楽しみに!
「トム・ソーヤー・ワールド」の座談会&フォトセッションは、盛り上がって無事終了しました。12月6日発売の新年号の「男の宝物談義」のテーマはRock。濃いメンバーが、自分のこだわりのレコード自慢をしているだけですが(爆)、皆さん熱くロックを語っていて、きっと面白い読み物になっていると思います。
■2006年10月の終わり
ツアー後、絶好調のA.P.J.ですが、8日の日曜日、横浜 ヤマハでジャズ・プロムナードの一環としてのライブを行いました。当日は、リヒテルが弾いたというヤマハのフルコンを弾かせて頂き、ピアノだけでなく、部屋の鳴りも良く、メンバー全員大変気持ち良く演奏出 来ました。また是非やりたいものです。
16日の月曜日には、珍しくA.P.J.で、ご招待の方のみというライブに出演しました。銀座ワシントンホテルのオープニング・セレモニーのパーティです。所謂”営業”というやつです。実に、A.P.J.としては、初の営業仕事でした(笑)。
でも、出演者はすごく豪華で、R&Rの元キャロルの内海利勝、 ジャズの市川秀男、ポップスの小比類巻かおる、そして何と小錦まで出たんですよ。
スタンダードやハワイアンなど、親しみやすい曲をやる他の出演者の方々に比べ、ウチは変なオリジナルばかり(笑)やって大丈夫かなあ? と、ちょっと心配だったのですが、割と皆さんちゃんと聴いて下さいました。
お客さんは、財界や業界のセレブな方々ばかりでした。
久々に小錦にも会えました。美人の奥様も紹介してくれました。奥様も歌手デビューなさったそうです。
そうそう、前日にあった地震で、ベースの人がハワイから来られなくなって、急遽キーボードの人がベースを弾いていました。彼のハワイアンは、レゲエなども入った新しいハワイ音楽です。なかなか気持ち良いですよ。
という事で、化学変化を起こして今や絶好調のピアノ・トリオ A.P.J.です。是非11月1日には、目黒ブルースアレイに聴きに来て下さいね!
織田哲郎から、13日に行われた彼のライブに「参加してくれないか?」という連絡が来たのが先月末! 結局、リハのスケジュールが一日も合わず、断念しました。何でそんなにぎりぎりになって言ってくるんじゃあ! もうちょっと早く言ってくれい!
トークイベントがふたつあります。
ひとつは、10月29日(日)に、渋谷パルコのクアトロ4階の、ミュージシャンのグッズなどのお店「ミュージック・カル チャー」で、14時~16時に、音楽評論家の野田誠司さんと、曲をかけながら音楽談義。入場無料です。
もうひとつは、もちろん僕の30周年記念企画、新宿ネイキッドロフトで11月19日に行われる映像を中心としたトークイベ ント「30年目の天体観測」です。
この企画のために、今、過去の膨大な映像を見て選ぶ作業をしていま す。これがまた大変で、スタッフ一同思わず見入ってしまって、なかなか進まなかったりして(笑)。
で、何とかまとまってきました。自分でも忘れていたものもあり、 「えっ!? こんな記録残ってたの!?」という驚きの秘蔵映像も公開 します。
何が飛び出すかは、当日のお楽しみ!
僕のCD評の連載が始まった「トム・ソーヤー・ワールド」で、 音楽評論家の大鷹俊一さんと、対談もする事になりました。12月の頭に発売される号に掲載されると思います。
朝晩めっきり冷え込むようになってきました。みなさん、お風邪など召しませぬように!
現在も館内には博物館からホームに登る階段が残されていて、ガラス越しに見る事が出来ます。閉館記念の人数限定見学を申し込もうと思ったのですが、時既に遅し。最終日まで、すべて予約で満杯でした。
土曜日だったので、滅茶混んでました! 驚いたのは、若い女の子が結構いた事。う~む、テツの女子が増えているのかも。でも、「ここっ て”まんよばし”っていう駅の跡なんだって!」と行ってましたが。やれやれ。
人波に押されながらも、粘りに粘り、じっくりと味わって来ました。
子供の頃見た展示物もあってとても懐かしく、気分は少年時代にタイム・スリップ! まさに「三丁目の夕日」の世界でした。
見学こそ出来ませんでしたが、万世橋駅の歴史の展示に夢中になってしまいました。
初代の万世橋駅は、明治45年に建てられました。のちに中央停 車場(今の東京駅)も手掛けた辰野金吾・葛西万司の設計で、美しい赤レンガの駅舎は東京駅によく似ていました。
当時の万世橋駅前、すなわち須田町交差点は、車や人、東京市電が行き交う賑やかな場所で、駅前には広瀬中佐の銅像がそびえていました。
駅の2階のレストランは、文士の社交場としても有名でした。
しかし、大正12年の関東大震災で焼失。残った1階を利用して再建されましたが、かつての華やかさは失われました。
中央線が神田、東京へと延び、東京駅が大きなターミナルになると、万世橋駅そのものの存在価値が薄くなりました。
昭和11年には東京駅から鉄道博物館が移転して来る事になり、再建された2台目駅舎の基礎を流用して現在の交通博物館の建物が、駅と併設という形で建てられました。
しかし利用者の激減などにより、遂に昭和18年10月31日をもって営業を休止しました。
当時の貴重な資料の展示は、とても興味深いものでした。
また、実物の保存車両や、模型、ジオラマ、映画など、もう1日いたい気分でしたが、残念ながら閉館時間が….